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Magento ECサイト構築サービス
これまでの比較内容から注文・顧客管理機能の比較をまとめました。
顧客・注文管理機能比較-概要版
比較した各ECシステムのバージョンは以下の通りです。
- Magento: 1.6.2
- EC-CUBE: 2.11.3
- Zen Cart: 1.3.0.2
比較項目 | Magento | EC-CUBE | Zen Cart |
---|---|---|---|
顧客データ操作 | ◎ | ○ | ○ |
顧客データの作成・編集・削除ができ、エクスポートも一括操作(メルマガ購読の可否設定、削除)ができるので、Magentoが最も機能を有しています。EC-CUBEとZen Cartでは作成や一括操作ができません。 | |||
顧客情報検索 | ○ | ◎ | △ |
検索対象の項目が豊富なEC-CUBEが優れています。特に購入実績での検索ができる点が良いです。Magentoは氏名カナでの検索ができるようになるともっと良いです。 | |||
顧客情報閲覧 | ◎ | △ | ○ |
顧客が入力した情報以外にも、欲しい物リストの中身や、現在のログイン状態など多彩な情報が見られるのでMagentoが最も優れています。EC-CUBEはほぼ顧客が入力した情報しか見られないので、ちょっと弱いです。 | |||
オンラインユーザのチェック | ○ | × | ○ |
MagentoとZen Cartでは現在アクセスしているユーザの情報が一覧で見られます。最後にアクセスしたURLや最後のアクセスからの経過時間などが見られます。EC-CUBEにはオンラインユーザの情報を見る機能はありません。 | |||
注文データ操作 | ○ | ○ | × |
作成、編集、エクスポート、一括ステータス変更がMagentoとEC-CUBEではできます。Zen Cartはいずれもできないので、例えば電話注文やFAX注文のデータを取り込むということができません。ただ、Magentoの編集は一度対象の注文を削除して、新しい注文を作成する形になります(注文番号に枝番が付きます)。また、Magentoでは注文データの削除ができないのが特徴です。 | |||
注文情報検索 | △ | ◎ | △ |
Magentoは検索項目として氏名カナやメールアドレスなど電話対応で必要な内容で検索できないので弱いです。また支払い方法でも検索できなので、銀行振込など入金管理を手動で行う運用にはちょっと不便です。(決済モジュールによっては特有のステータスで入金待ちとか追加されるものがあります。その場合はステータスで検索できるので問題ないです) | |||
注文ステータスと他のデータ連携 | ◎ | △ | △ |
Magentoはステータス変更をした際に変更したステータスに応じて、在庫を戻したり、クレジットカードの売上計上・返金処理(決済エクステンション・決済サービス次第です。)をしたりすることができます。EC-CUBEも決済エクステンションによってはクレジットカードの売上計上・返金処理ができるものがありますが、ステータス変更とは区別されていることがほとんどです。 | |||
注文情報閲覧 | ◎ | ○ | ○ |
どのシステムも発送や入金管理に必要な情報は確認できるのですが、Magentoは一歩踏み込んでいて一部入金や一部返金に対しての情報も確認・設定ができます(返金額や明細単位での入金済みステータスなど)。 | |||
帳票 | ◎ | ○ | △ |
MagentoはHTML形式でもPDF形式でも帳票が出力できます。しかも標準で3種類用意されていて、それぞれ入金時、配送時、返金時に出力ができます。またPDF形式ではそれらをまとめて、複数注文の帳票を一括で出力することも可能です。EC-CUBEはPDF形式のみで1種類だけ、Zen Cartは2種類あり、HTML形式のみです。 | |||
注文コメント機能 | ◎ | × | ○ |
どのシステムも注文データに管理者がコメントを記載することができます。MagentoとZen Cartではそのコメントの履歴を見たり、コメントを記載するときにメールで通知したり、マイページで表示させたりできます。Magentoはメールでの通知もマイページでの表示も指定できますが、Zen Cartはマイページには表示されてしまう点が異なります。(メールで通知するか否かは指定できます。)EC-CUBEは顧客への通知はできないので、別途メール送信するなどでカバーする必要があります。 | |||
注文データの誤操作防止措置 | ○ | △ | × |
Magentoは請求や配送ができないように「保留」という状態にできます。また、受注メール送信やキャンセルなど画面遷移なしで完了する操作は確認ダイアログが表示されます。画面遷移する操作はでは確認メッセージは出ません。また、一覧画面からの一括操作では確認メッセージは出ませんので、操作するときは要注意。EC-CUBEは注文編集時には必ず確認のダイアログが表示されます。Zen Cartは注文削除のときのみ確認メッセージが出ます。 | |||
複数配送先管理 | △ | △ | × |
MagentoとEC-CUBEとで管理の仕方が異なりますが、どちらも一長一短あり、運用上問題になりそうなものがいくつかあります。管理方法としては、Magentoは配送先毎に注文データが作成され、EC-CUBEは1つの注文データの中に複数の配送先が表示される形です。Magentoの方は複数注文データが作成されるので配送管理は他の注文と同じようにできますし、一部を出荷(例えば本州だけとか)するときも管理できて良いのですが、どの注文が複数配送先指定したものかわからないため、入金管理が面倒です。一方、EC-CUBE形式の場合、入金管理も配送管理もまとめてでしかできないため、一部入金や一部出荷というケースを管理できません。 |
総評
MagentoはEC-CUBE、Zen Cartと比較すると確認できる顧客情報が多く、顧客ごとに細かい解析が可能です。注文管理ではキャンセル(返金)したときに在庫情報を戻したり、一括操作できることも多いので運用面は楽なのではないかと思います。また、注文データが変更できないようにロックする機能があるなど、複数人で管理しても安心できる設計になっています。ただ、顧客も注文も検索はEC-CUBEに軍配が上がります。注文検索でもそうですがEC-CUBEは国産ということもあり、氏名カナでの検索もできるなど日本での運用に適した項目で検索できるようになっています。複数配送先指定注文の管理はMagentoもEC-CUBEも一長一短でどちらも実際に利用する際は運用面でカバーする必要がありそうです。一度Magentoでの注文管理の仕方を覚えれば、たいていのことは外部ツールを使わずMagentoの管理画面だけで注文の管理ができ、間違いも起きにくいため良いと思います。
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