潮﨑（手前）と宮原（後方）の合体ドロップキックを浴びる諏訪魔

【全日本プロレス・後楽園大会（２日）】新ユニット「Ｘｃｅｅｄ」の潮﨑豪（３１）、宮原健斗（２４）組と対戦したＶ候補の筆頭・諏訪魔組が３連勝を逃した。

　圧倒的なパワー殺法と連係に勝る王者組はリング外でも大暴れ。何度も鉄柵に激突させ、胸板が張り裂けんばかりのチョップを乱れ打つ。豪快な合体ドロップキックも決めたが、肝心の３カウントが奪えない…。諏訪魔のラストライドとドーリングのレボリューションボムの競演も切り返され、３０分時間切れのゴングを聞いた。諏訪魔は「見て分かったろ。エボリューションの方が数段上だ。アイツらは若さと粘りだけだ」と強気だったが、失点した事実に変わりはない。

　鼓太郎＆青木の殊勲星と潮﨑組の驚異的な粘りで、Ｘｃｅｅｄが早くも強烈な存在感を示す結果となった。