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【プロ野球】

大谷は倍増の3000万円 二刀流を評価

2013年12月4日 紙面から

倍増の年俸3千万円でサインし、報道陣のリクエストに応えポーズを取る日本ハムの大谷=札幌市内の球団事務所で

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 投手と野手の両面での働きぶりが認められた。通常の選手より倍働いた二刀流ルーキーは、金額も1500万円から倍増の3000万円でサインした。「すごくありがたいです。ますます来年、しっかり頑張らないといけない」。あどけなさの残る19歳は笑みを浮かべ、来季へのやる気をみなぎらせた。

 今季は投手として、13試合登板で61イニング2/3を投げて3勝0敗、防御率4・23。野手としては77試合出場で204打席に立ち、打率2割3分8厘、3本塁打、20打点。

 「今年は勝てなかったし、打撃も後半あまりよくなく迷惑かけた」と成績には納得していないが、それでも球団側は二刀流の大変さ、難しさを十二分に考慮してくれた。

 「投手」と「野手」の働きが単純に合算されたわけではなく、二刀流をこなしたことで生じた出場機会の増減などの要因も考慮されたという。「ポイントに出ないプラス点はある。トータルすると十分よくやった」と島田球団代表。査定法を説明された大谷は「詳しくはよく分からなかった」と振り返ったが、成績に表れない部分も評価されてのものだ。

 1年目を「まだまだ力が足りなかった。でも楽しかった」と振り返った大谷は、「1試合でも多く勝って、1試合でも多く打てるように」と来季の目標を立てた。年末年始も地元の岩手・花巻で練習に励む。来季は投打ともに成績アップさせ、さらに飛躍する。(水足丈夫)

(金額は推定)

 

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