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【プロ野球】藤浪4500万円 一気に3000万円増2013年12月4日 紙面から
2人のビッグルーキーが3日、そろって契約更改交渉に臨み、大幅アップでサインをした。セ・リーグの高卒出新人では46年ぶりの2桁勝利となる10勝6敗の成績を残した阪神の藤浪晋太郎投手(19)は、甲子園球場の球団事務所で1500万円から3000万円増の4500万円の提示を受けた。初の交渉を終え「自分の力以上の評価をしていただいた」と謙遜しながらも満足感を口にした。プロ1年目から投手と野手の「二刀流」に挑んだ日本ハムの大谷翔平投手(19)は倍増となる3000万円で更改を終えた。 上気したような表情で会見場に表れた。更改を終えた感想は「契約更改自体が初めてで、どんなものかと思っていたけど、イメージ通りでした。1年目なので、もちろんサインしました」というものだった。 金額については「自分の力以上の評価をしていただいた」と、球団が提示したものをすんなり受け入れた。交渉は主に査定に関するもので、藤浪自身から質問もした。球団からは「来年は今年以上の成績を残して子どもたちに夢を与えるような活躍をしてほしいと言われた」という。 プロでの1年を振り返ると「終わってみれば早かった」と話した。一方で「あっという間だったけど、その中でいい経験をさせてもらった。この経験を来年につなげたい」と成長の糧にするつもりだ。 1年目からローテに入り、24試合に登板。10勝6敗、防御率2・75。高卒新人としては球団では67年の江夏以来、球界では07年の楽天・田中以来の2桁勝利を挙げ、広島とのクライマックス・シリーズのファーストステージでは初戦のマウンドを任された。1500万円から6000万円に跳ね上がった楽天の田中などには及ばなかったが「もともと、ローテに入れてもらえると思ってもいなかったので、そういう意味では満足したけど、ローテ投手としては納得できる成績ではなかった」と話した。 来季の抱負は当然、今季以上の数字を残すことで、それ以上に「リリーフや野手の方に助けてもらった数字なので、来年は自分の力でしっかりした成績を残したい」と、浮かれることなく、1試合でも多くの完投を目指すべく気を引き締めていた。 (中山隆志) (金額は推定) PR情報
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