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【芸能・社会】44年ぶり5人でザ・タイガース 思い出の武道館で28曲2013年12月4日 紙面から
1960年代後半にグループ・サウンズ(GS)の象徴として一世を風靡(ふうび)した「ザ・タイガース」が3日、44年ぶりにオリジナルメンバー5人で再結成を果たし、東京・日本武道館で全国ツアー初日となるライブを行った。 ザ・タイガースは67年にデビューし、GSブームの立役者として社会現象になったが、69年にギターの“トッポ”加橋かつみ(65)が脱退するなど、71年には解散した。愛らしいルックスで人気だったドラムの“ピー”瞳みのる(67)は芸能界を引退して学問の道を選び、慶応義塾高の中国語教師に。81年に「同窓会」として再集結したときも一人だけ参加しなかったが、今回はボーカルの“ジュリー”沢田研二(65)らの熱い呼びかけに応え、44年ぶりのカムバックとなった。今年1月に再結成が発表された。 武道館は、71年の解散コンサートが日本人初の単独公演ともなった思い出深い場所。沢田はライブの序盤で「5人でザ・タイガースです」とかみ締めるように語り、「タイガースに光を当ててくれてありがとう。力を、愛をくれてありがとう」と、客席を埋めた約1万3000人のファンに感謝した。 さらに沢田は「ピーがこちらの世界に戻ってきてくれてうれしい」としんみり。「昨晩は興奮してほとんど寝てない」という瞳は、年齢を感じさせない疾走感のある演奏を披露し、激しい連打のたびに、年を重ねた女性ファンから「キャー」と歓声が飛んだ。 加橋は「5人のエネルギーを精いっぱい受け取ってください」、ギターの“タロー”森本太郎(67)は「少年時代、少女時代に戻ろう」と呼びかけた。俳優として大成したベースの“サリー”岸部一徳(66)も「44年ぶりに音楽少年に戻りたい」と笑顔が絶えなかった。 ライブは2部構成で、アンコールを含めると計28曲。当時カバーしていた洋楽を取り上げた第1部では、ビートルズの「ノーウェアマン」でフロントの4人が美しいコーラスを聴かせた。オリジナルヒット中心の第2部では「花の首飾り」「シーサイド・バウンド」など名曲を連発し、ファンを熱狂させた。 ◆吉永小百合、内田裕也ら来た5人が44年ぶりにそろったとあって、客席には多くの芸能人の姿が。吉永小百合(68)、内田裕也(74)、水谷豊(61)と伊藤蘭(58)夫妻、矢沢透(64)、岸本加世子(52)、石川さゆり(55)、ベンガル(62)、朝加真由美(58)、段田安則(56)、岡本健一(44)、観月ありさ(36)らがメモリアルなステージを見守った。 ◆7都市で8公演を予定ツアーは8日に長崎ブリックホール、10日に福岡サンパレスホール、13日に名古屋国際会議場センチュリーホール、17日に京セラドーム大阪、20日に仙台サンプラザホール、22日に札幌・ニトリ文化ホール、27日に東京ドームという7都市8公演で、10万人を動員する。 PR情報
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