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高山 故郷に錦の大差V1「大阪に帰ってまいりました」

IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦  高山勝成 3―0判定 ビルヒリオ・シルバノ (12月3日  大阪・ボディメーカーコロシアム)

<IBF世界ミニマム級タイトルマッチ>
大差の判定で王座を防衛した高山勝成は日の丸を振って喜ぶ
Photo By スポニチ

 ジャッジ一人はフルマーク、残り2人も8点差の完勝。赤のIBF、緑のWBC、黒のWBA暫定のベルトをまとった高山は「大阪に帰ってまいりました」と生まれ故郷のファンに呼び掛けた。

 初回に振り回した右でグラつかせた。その後は時計回りのフットワークでサウスポーの挑戦者の死角へ回り込み、スピードと手数で圧倒。「完璧なアウトボクシング」で、自身初めて世界王座の防衛に成功した。

 09年11月にJBCに引退届を出し、IBFなどのタイトルに挑戦するため海外を主戦場とした。試合では足を踏まれての被弾でダウンを取られることもあるため「やられたら、やり返す!」と相手の足を踏む練習にも時間を割いた。海外武者修行で身につけたたくましさを4年5カ月ぶりの国内復帰戦で見せつけた。次の目標はWBO王座を獲得しての世界主要4団体完全制覇。「もっと上を目指して狙っていきます」。高山の挑戦はまだまだ続く。

 ◆高山 勝成(たかやま・かつなり)1983年(昭58)5月12日、大阪市出身の30歳。エディタウンゼントジムで競技を始め、00年10月デビュー。05年4月にWBC世界ミニマム級王者を奪取も、初防衛戦で陥落、06年11月にはWBA世界ミニマム級暫定王座決定戦を制し2団体制覇も、07年4月に陥落した。その後、真正ジムへ移籍。09年11月にJBCへ引退届を提出。海外を拠点に活動する。今年3月に敵地でIBFミニマム級王者のロドリゲス(メキシコ)に判定勝ちし同7月にJBCに復帰して仲里ジムに所属。1メートル58、右ボクサー。

[ 2013年12月4日 05:30 ]

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