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【ベテラン記者のデイリーコラム・江戸っ子記者のなにわ放浪記】南京大虐殺、数十万人、斬首…小学生や外国人ばかり見学「ピースおおさか」 23年目なお自虐史観
自虐史観的な「偏向展示」が指摘されてきた「大阪国際平和センター(ピースおおさか)」(大阪府と大阪市が出資の財団法人、大阪市中央区)が11月27日に正式に発表した展示リニューアルの「基本設計」について話を聞こうと思い、同センターを初めて訪れた。9月の中間報告で自虐的な展示の縮小方針が示されているが、「南京大虐殺」「強制連行 強制労働」などの現状の展示物を今も日々来館者たちが見続けている。来館者の約7割を占めるという社会科見学の小学生たちや、外国人たちはどう感じているのか。暗澹(あんたん)たる気分に包まれた。
目立つ中国人の姿
大阪城公園に隣接している同センターは3階建て。平成3(1991)年9月に設置された。2階の展示室Aは、主に先の大戦の米軍による大阪大空襲と当時の人々の生活ぶりを伝えている。
問題なのは、1階の展示室Bだ。「15年戦争」というコーナーでは、さまざまな自虐的な展示がなされている。あえて展示の説明書きを抜粋でそのまま記す。
「南京大虐殺 日本軍は1937年12月13日、南京に入城すると、おびただしい数の中国人を殺害した。射殺、生き埋め、拷問、斬首…。数週間にわたって殺された市民・捕虜の数は、数万人とも数十万人ともいわれている。この事件は『南京アトロシティー』の名で、世界中に大々的に報じられたが、日本国民には戦後まで知らされなかった」
そのそばには、「鉄条網の上に置かれた中国人の首」、「生き埋めにされる市民」「揚子江に投げ込まれた死体」など正視に耐えないような写真が掲示されている。
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