2011年03月24日

福島第一原発の見通し(電源復旧以外は・・)

 東電、原子力部門内で、
福島第一原子力発電所 1F
福島第二原子力発電所 2F
柏崎刈羽原子力発電所 K(ちょっとあやしい)

と言われておりました。私は、2F出身です。

 1F-1,2,3,4

と予断を許さない状況が続いており、ときどき個人的な見通しを聞かれることがあります。
燃料、放射線量、内部被曝のことなどはもともと専門外でしたし、勉強する気にもならなかったので、ほとんど知識はありません。しっているのは、使用済燃料が一本水中から出てしまうと、そこら辺にいる人が即死するレベルの放射能を持っている(すなわち、そんなこと絶対に起こしてはいけない)ことくらいです。

 さて、1F-1から4号機までやく1週間以上、海水の注水が行われています。昨日くらいまでに、中央操作室(略して、中操(ちゅうそう)・・NHKのテロップは間違えていました)には、電源が入ったようです。
 ただ、格納容器内は、パイプが縦横無尽に走り、またポンプ、電動モーター、電動弁などが所狭しと配置され、またその容積たるや想像をこえています。そんなところに、海水を注入して、腐食など起きていないのでしょうか?

 車のラジエーターに海水を入れ、煙が出たからと言って、海水で消火をしたとしましょう。1週間、その状況を続けたあとに、とりあえずバッテリーだけ新品にして、エンジンがかかるのでしょうか?また、その状況で、公道を走ることができるでしょうか?
 真水でも結構厳しいはずですが、相手は電気を通す食塩水です。

 β線熱傷の話が出てきました。β線は、ちょっとしたアルミ板などで遮ることができるくらい弱い放射線であるにもかかわらず、熱傷が起こるとは・・・ちょっと、想像することすらできない高放射線を浴びているのでしょう。

 一体何が起きているのでしょう。
タグ:1F
posted by いんちょう at 22:38 | Comment(2) | TrackBack(0) | 原子力
この記事へのコメント
8月1日より貴ブログを読み始めました。 国外在住、柏崎刈羽原発の10km圏内に実家があります。 年齢は主宰より15歳ほど下と推察致します。

柏崎・刈羽は「KK」です。ただ、「KK1」とかの番号付きを見たことはありません。

今後共よろしく。
Posted by isaac at 2011年08月02日 13:51
そうですね。KKでした。
1号機から、
KK-1, KK-2, KK-3・・
と表すと思います。

中越地震では、大被害があったはずなのに隠蔽したまま。ブログに書こうと思いながら、そのままです。本日は、10Sv/hrがありましたし・・・

柏崎も廃炉にしないといけません。
Posted by いんちょう at 2011年08月02日 14:32
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