■ニューヨーク・タイムズ東京支局長 マーティン・ファクラーさん

 特定秘密保護法案は、世界の言論とは反対の方向に進んでいると懸念しています。

 米中央情報局(CIA)のスノーデン元職員による暴露は、秘密主義が米国家安全保障局(NSA)に電話やメールの傍受を許してきたことを示しました。秘密は大きな権力を与えます。米国では国内の反発から、秘密を少なくし、監督を強めるよう見直しています。日本は他国の間違いを繰り返すのではなく、そこから学ぶべきです。「米国の要求」というのも、官僚の言い訳のように聞こえます。