2013年12月3日14時10分
関西電力大飯原発(福井県おおい町)は想定を超える地震や津波には耐えられないとして、京都府を中心とした住民らが運転差し止めと原発停止までに受ける精神的苦痛への損害賠償(1人あたり月1万円)を関電と国に求めた訴訟で、新たに856人が3日、京都地裁に追加提訴した。
原告弁護団によると、これで原告は24都府県の計1963人になり、各地で係争中の差し止め訴訟で、九州電力玄海原発(佐賀地裁)、同川内原発(鹿児島地裁)の原告団に続く3番目の規模になった。
3日午後には第2回口頭弁論が開かれる。関電は第1回口頭弁論で「地震と津波には適切に想定・対応している」とし、国とともに請求の棄却を求めている。
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