サポートライン、レジスタンスライン、トレンドラインを自動で引いてくれるインジケーターとして、有名なゴールデンスパイダー(ゴルスパ)というMT4用インジケーターがあります。
このインジは、自動的にラインを引いてくれますが、ラインタッチでアラートやメール送信する機能はありません。
しかし、ラインにアラート機能、メール送信機能を追加できる 「MTP_LineAlerterUnify」を使用すれば、そんな願いを簡単にかなえてくれます。
※ゴールデンスパイダーに MTP_LineAlerterUnify を組み合わせてしばらく使ってみたところ、自動で引かれる斜めのラインでは、アラートが鳴らない事が多々あることが判明いたしました。ゴルスパでは頻繁にラインの消去、描画を行っているらしく、 MTP_LineAlerterUnify で認識不能となるタイミングが多々発生してしまうためのようです。水平ラインでは問題なくアラートが鳴っています。(ゴルスパのラインタッチでのアラートを保証するものではありません)ゴルスパでのご利用を検討中の方はご注意下さい。
では、具体的にゴールデンスパイダーで MTP_LineAlerterUnify を使用する際の設定方法について見て行きましょう。
ここでは MTP_LineAlerterUnify の初期値の状態からどこをどう変更すれば使い勝手が良くなるかを解説していきます。
まずはそのまま使用してみる
MTP_LineAlerterUnify を、ゴルスパのチャートにセットすると、ラインタッチでアラートが鳴るようになります(斜めのトレンドラインでは鳴らないことが多々あることが分かりました)。ゴルスパのテンプレートでは、グリッド線も水平線や垂直線で描かれますが、これらにタッチでももちろんアラートが鳴ります。これではちょっと使い勝手が悪いですね。
では調整していきたいと思います。これから、アラート対象のラインを限定していきますが、この場合まずパラメーターを初期値の状態から以下のように変更して下さい。
| パラメータ | 設定値 |
|---|---|
| DetectALLHorizontalLine | false |
| DetectALLTrendLine | false |
| DetectALLVerticalLine | false |
グリッドのラインでアラートが鳴らないようにする
さて、グリッドのラインでアラートが鳴らないよう設定していきますが、今回のようにアラートを鳴らす対象を消去法で指定していきたい場合は “ObjectNameMode” パラメーターが便利です。このパラメーターに “1″ を指定すると、”ObjectNamePrefix” と “ObjectNameSuffix” パラメーターで、アラートを鳴らさない対象を指定できるようになります。
ですので、以下のように設定します。
| パラメータ | 設定値 |
|---|---|
| ObjectNameMode | 1 |
そうしたら、グリッドのラインでアラートが鳴らないように、ObjectNamePrefixパラメーターを以下のように設定します。
| パラメータ | 設定値 |
|---|---|
| ObjectNamePrefix | JPNTZ,grid |
点線でアラートが鳴らないようにする
さて、だいぶ使い勝手が良くなりましたが、よく見るとたくさんの点線で描かれた水平ラインがありますね。現状の設定では、この全てでアラートが鳴ってしまいます。
ですので、点線ではアラートが鳴らないように設定しましょう。
以下のように設定すると、実線でしかアラートが鳴らなくなります。
| パラメータ | 設定値 |
|---|---|
| DetectLineStyle | 0 |
ゴルスパでの MTP_LineAlerterUnify の基本設定の解説は以上となります。
全てのラインにアラート、メール通知、WAV再生機能を付加する事ができ、様々なパラメーターで対象を限定することも可能な便利インジケーター MTP_LineAlerterUnify をぜひお試し下さい。
以下のボタンからゴルスパをお買い上げの方には、特典としてこのインジケーター MTP_LineAlerterUnify を差し上げます。MTP_LineAlerterUnify はゴルスパだけでなく、ご自身の引いたラインに限定してアラートやメール送信することも可能ですので、裁量トレーダーには自信を持ってお勧めできるインジケーターです。
※ゴルスパご購入の際は決済画面に「だいごの特典」が表示される事をご確認下さい。表示されない状態でお買い上げいただいても、特典はお渡しできませんのでご注意下さい。