今回の踊る！さんま御殿はイマドキ女子ＶＳちゃんとした大人ＳＰであった。そこにラサール石井が「ちゃんとした大人」として出演していた。

ラサールが「その言葉づかいは何だ！」とムカついた瞬間は、素人が芸人用語や業界用語を使う時であった。

ラサールは、「若い人はすぐ芸人用語とか業界用語を遣うでしょ？「お前絡みづらいわ」とか。でも「絡みづらい」ってのは相当腕のあるツッコミが、「絡みづらいわ」って言うことによって、上手くウケないヤツを引き上げてやるための、ウケさせてやるための言葉だから。だから呑み屋とかで「お前絡みづらいわっ」って聞くと、「お前、そんな腕あんのか！？」って思う。」と怒っていた。

「ツッコめ」や「ボケる」も、もう一般でも普通に使われている言葉であるが、実は「絡みづらい」が、そんな深いお笑い用語だったとは知らなかった。このようにして、元々の使われ方とは使われ方を変えながら、一般化していくのだろう。業界用語は、実は業界ではその言葉を見ただけでは分からない意味を持っているが、一般化されるとその言葉通りの使われ方をしているようだ。