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おおらか南米人 寒さ対策不十分で体重落とせず
WBA前王者・リボリオ・ソリス 体重超過で失格
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2度目の計量も体重オーバーに終わりガックリのソリス
Photo By スポニチ |
日本選手がタイトルマッチの計量で失格することはほとんどないが、海外の選手は多い。
一つは気質の問題がある。11キロ減量がある大毅は「今回は寒いし落ちにくいかもしれない。怖いから早めに減量に入った」と1カ月前から食事に気を使い、綿密な計画を立てた。計量前日はリミット近くまで落として体を休めたのに対し、ソリスはジムで慌てて汗を出した。まじめで繊細な日本人とおおらかで楽天的な中南米人の差が出たと言える。
もう一つはリバウンドの考え方と減量方法の違いの問題がある。試合当日、軽量級の日本人は計量から4〜5キロ増が一般的だが、中南米選手は7〜8キロリバウンドする選手もいる。スピードや体の切れよりもパワーを重視し、体重で優位に立とうとする傾向にある。リバウンドを大きくするには短期間で一気に減量した方がいい。当然、体への負担は大きくなる。IBFが当日計量でリバウンドを4・5キロ以内に制限しているのは選手の健康面を考えてのこと。ソリスは普段は急激な減量に成功していたが、今回は異国の地の気候に対応しきれなかった。
[ 2013年12月3日 05:30 ]
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