【ロンドン=欧州総局】2日のロンドン株式相場は続落。FTSE100種総合株価指数は前週末終値に比べ55.24ポイント安の6595.33で引けた。構成銘柄の約8割が下落した。
薄商いのなか、欧州景気の先行きなどが警戒され、鉱業株や石油株を中心に幅広い銘柄が売られた。
鉱業のフレスニージョが8%強下落したのをはじめ、ランドゴールド・リソーシズやアングロ・アメリカンも大幅安で引けた。
石油サービスのペトロファクなど石油関連株は全面安となった。
アナリストが投資判断を引き下げたテスコやセインズベリーなどスーパー株、衣料小売りのネクストなど小売り株も売られた。
一方、旅行関連株が上昇。TUIトラベルの上げが目立ったほか、航空のインターナショナル・エアラインズ・グループやインターコンチネンタル・ホテルズ・グループも堅調。
銀行株では来年4月からの取締役会長を発表したロイズ・バンキングとロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)が上げた。