【ロンドン=欧州総局】2日午前のロンドン株式相場は続落。FTSE100種総合株価指数は午前10時現在、前週末終値に比べ29.90ポイント安の6620.67で推移している。
欧州景気の先行き不安などが重荷になり、構成銘柄の8割近くが下落している。
スーパー株が全面安。アナリストが投資判断を引き下げたテスコが売られ、セインズベリーなどにも下げが波及している。
投資顧問のアバディーン・アセット・マネジメントも、アナリストによる投資判断の下方修正を受けて下落している。
フレスニージョやランドゴールド・リソーシズなど鉱業株も軟調。
ロイヤル・ダッチ・シェルやBPなど石油株も安い。石油サービスのペトロファクも売られている。
一方、銀行のロイズ・バンキングとバークレイズは上昇。
信用調査のエクスペリアン・グループと、旅行のTUIトラベルも高い。