秋田県のニュース
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弁護士会「秘密保護法案反対」
特に秘匿が必要な安全保障に関する情報を保護するとして、政府が成立を目指している特定秘密保護法案について、秋田弁護士会が、「知る権利など基本的人権を侵害する」と反対を訴える街頭宣伝を行いました。
秋田弁護士会は2日、秋田駅前で、特定秘密保護法案への反対を訴える街頭宣伝を行い、弁護士11人が参加しました。
特定秘密保護法案は、政府が、特に秘匿が必要な安全保障に関する情報を保護するために必要だとして、漏えいした公務員らに、最高で10年の懲役刑を科す法案です。秋田弁護士会は「国民に本来公開されるべき情報が隠蔽されるおそれが大きく、知る権利など基本的人権を侵害する」と反対しています。
弁護士らは「秘密保護法から、私たちの知る権利を守りましょう」と訴えながら、通行人にチラシを配りました。
秋田弁護士会の江野栄会長は「何が秘密なのかも秘密という危険な法案だ」と話していました。
特定秘密保護法案をめぐって国会では、与党側が、今週6日までの会期を延長せず成立させる方針なのに対し、野党側は、審議を尽くさないままの採決は認められないと主張し、今後、与野党の攻防は激しさを増す見通しです。
12月02日 20時38分