2013.12.2 16:07(2/3ページ)

虎D1・岩貞は背番号「17」2・26オープン戦デビューも決定

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2013ドラフト会議
背番号17をつけることが決まった岩貞。開幕ローテ入りへ、周囲の期待は膨らむ

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 ローテの一角として、フル回転が期待される左腕に、エース級のナンバーが用意された。虎ドラ1の岩貞が背番号「17」をつけることが、球団幹部の話から判明した。

 即戦力左腕に込める思いが凝縮された番号といえる。今季は、ローテの5&6番手不在に泣いた。先発陣の整備は3年目を迎える和田虎のマスト事項であったが、フリーエージェント(FA)市場で狙った中田賢(中日→ソフトバンク)を獲り逃し、国内FA権を行使した久保も先行きが不透明。スタンリッジも退団となった。

 能見、メッセンジャー、藤浪に続く確固たる先発投手が、現状では見当たらない。苦しいチーム事情も反映して、岩貞に期待のベクトルが傾斜するのも、当然。その象徴が、この背番号「17」なのだ。

 来季、伊藤和が育成契約となったことにより空き番となっていた同番号。左腕が付けるのは2003年のトレイ・ムーア以来、11年ぶりのこと。02年、03年ともに10勝を挙げ、阪神在籍2年で通算20勝17敗、防御率3・72。18年ぶりのリーグ制覇に貢献した。球団が示した「道標」とも言える。

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