疑似個人情報とは、主にアプリケーションの開発/試験の際のテストデータとしての使用を目的とした架空の個人情報データです。
個人情報保護法の施行により、本物の個人情報を目的外であるテストデータとして使用することはできなくなっています。
また個人情報の漏洩が社会問題となっている今、「本物の個人情報」をテストデータのように別目的で使用することは、
情報漏洩の危険性が高まるだけでなく、企業としてのモラルも問われます。
このページは無料で、この擬似個人情報を生成することができる実験的サービスです。
生成したデータの商用利用も可能です。
下の「生成を開始する」ボタンを押して、条件を入力していくだけで簡単に個人情報データの生成を行うことができます。
作成したデータはMicrosoft Excel、CSVなどの形式でダウンロードすることができます。
【疑似個人情報生成例】(念のため画像をぼかしてあります)
生成項目の説明
連番
生成したデータに1から順に番号を振ります。
開始番号は1以外の値に変更することができます。
氏名
氏名は、漢字・カナ・ローマ字の任意の形式で出力します。
名字は1123件、名前は男性1317件、女性1048件のデータベースから選んでランダムに出力します。
このデータベースとは別に読み仮名用に、同一漢字の名前・名字でも読み方の違うデータを持っています。
例:幸子(サチコ、ユキコ)
性別
男女比率が10%単位で設定が可能です。
電話番号(一般)
市外局番は03固定です。
市内局番・加入者番号(電話番号の下4桁)はランダムに出力します。
電話番号(FAX)
FAXの所有率は30%で、その他70%はブランクが出力されます。
またFAX所有者のうち70%が電話との兼用(一般電話と同じ番号)で、残りの30%は同一市内番号の他の新たな番号が出力されます。
電話番号(携帯)
080または090から始まる電話番号をランダムに出力します
携帯電話の所有率は、以下の表を使用して年齢に応じて算出しています。
年齢 | 所有率 |
0歳~5歳歳 | 0% |
6歳~9歳歳 | 5% |
10歳~14歳 | 10% |
15歳~17歳 | 60 |
18歳~24歳 | 80 |
25歳~39歳 | 95% |
40歳~59歳 | 80% |
60歳~69歳 | 50% |
70歳~79歳 | 30% |
80歳~89歳 | 5% |
90歳~ | 1% |
メールアドレス
氏名の一部またはランダムな文字を使用したメールアカウントを出力します。
ドメイン名は完全なランダムです。
住所
実在する住所(町名まで)をデータベースからランダムに選んで出力します。
さらに40%が集合住宅に住んでいるとして、建物名を名字のデータベースを使用して出力します。
郵便番号は町名と一致するものを出力しています。
生年月日
年齢層が設定可能で、その年齢層から生年月日をランダムに出力します。
年齢
生年月日を元に、今日の日付で年齢を算出して出力します。
出身地
43都道府県からランダムに出力します。
血液型
日本人の血液型の割合に準じて、38%がA型、22%がB型、31%がO型、9%がAB型として出力します。
乱数
指定した範囲内の数値を出力します。