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カネボウ白斑問題、集団提訴へ 広島の被害対策弁護団

朝日新聞デジタル 11月20日(水)7時18分配信

 【清宮涼】カネボウ化粧品の美白化粧品で肌がまだらに白くなる「白斑」の症状が相次いだ問題で、広島弁護士会の有志でつくる被害対策弁護団が広島地裁に集団提訴する方針を固めた。弁護団によると、これまでこの問題でカネボウに対する集団訴訟は起こされていない。

 顔や首などの白斑が今も消えないと訴える広島県内の女性数人が原告となる予定という。カネボウは慰謝料や医療費、通院交通費、休業補償に応じる方針を示しているが「症状は回復する」という立場で、「白斑が消えない」といった後遺症への補償は認めていない。弁護団は後遺症についても慰謝料を求める方針。

 弁護団は24日午後1時から、被害者を対象に広島市内で説明会を開き、訴訟への参加者を募るという。

朝日新聞社

最終更新:11月20日(水)7時18分

朝日新聞デジタル

 

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