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民主 法案付託で委員長の解任決議案
12月2日 22時59分

参議院議院運営委員会で、衆議院から送られ、まだ審議されていない9つの法案を、各委員会に付託することが与党側の賛成多数で決まり、民主党は、「一方的な議事運営だ」などと反発して、岩城委員長の解任決議案を提出しました。

参議院議院運営委員会は2日、理事会を開き、耕作されなくなった農地などを集約して生産者に貸し出す、いわゆる「農地バンク」を新たに設けるための法案や、市販薬のインターネット販売で、一定のルールを設けるなどとした薬事法の改正案など、衆議院から送られ、まだ審議されていない9つの法案の取り扱いを協議しました。
この中で、与党側は「今週6日に会期末が迫り、法案の審議をこれ以上遅らせることはできない」として、法案を速やかに各委員会に付託するよう提案しましたが、野党側は、「委員会への強引な付託には応じられない」と主張し、折り合いがつきませんでした。
このため、続いて開かれた参議院議院運営委員会で採決が行われ、9つの法案を各委員会に付託することが、自民・公明両党の賛成多数で決まりました。
これに対し、民主党は「野党の意見を封殺する一方的な議事運営が繰り返されており、容認できない」などと反発して、2日夕方、岩城委員長の解任決議案を提出しました。

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