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事件
コンゴ大使館放火容疑で書記官逮捕 着服を隠すため?
2013.12.2 15:30
[火災・放火・爆発]
アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)の首都キンシャサで6月、日本大使館が半焼した火災で、警視庁は2日、現住建造物等放火の疑いで、当時大使館に勤務していた3等書記官、山田真也容疑者(30)を逮捕した。
国内の捜査当局が在外公館で起きた事件の捜査に当たるのは異例。警視庁は、山田容疑者が大使館の資金を着服し、証拠隠滅を図るため放火したとみて調べている。
捜査関係者によると、山田容疑者は現地時間の6月20日午後7時半ごろ、キンシャサの4階建てビル3、4階に入っていた日本大使館で、大使や参事官の公室がある4階にガソリンをまいて放火した疑いが持たれている。4階はほぼ全焼したが、けが人はなかった。
大使館員らの出入りの記録から、火災の当日、大使館を最後に出たのが山田容疑者だったことが判明。山田容疑者は火災後に帰国し、書記官の肩書のまま外務省で勤務している。
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