日本の航空会社、ビジネスクラスに居座る外国人乗客に降機命令―中国メディア

中国紙・環球時報（電子版）は２日、日本メディアの報道を引用し、全日空が１日、エコノミークラスを予約した外国人乗客が客室乗務員の指示を聞かず、ビジネスクラスに居座り続けたため、離陸を急きょ取りやめたと発表したと報じた。

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全日空によると、騒ぎがあったのは１１月３０日の晩。成田からニューヨークに向かうボーイング７７７機が離陸準備に入り、客室乗務員がビジネスクラスの座席の照合をしていた際、１人の外国人乗客がエコノミークラスから勝手に移動していたことが判明した。何度もエコノミーに戻るよう促したが聞き入れなかったため、機長が「突発的な事故を防ぐため」、急きょ同機の離陸を取りやめ、この乗客に降機命令を出した。

この乗客が降機した後、同機は約１時間４０分遅れで出発したという。

（編集翻訳　小豆沢紀子）