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富士山滑落 死亡の2人身元確認12月2日 21時22分
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1日、富士山の山頂付近で起きた滑落事故で、亡くなった2人は京都の山岳連盟に所属する京都市の61歳と55歳の男性と確認されました。
1日、静岡県の富士山の御殿場ルートの山頂付近で、京都の山岳連盟に所属する男女4人が滑落し、男性2人が死亡したほか、女性1人と男性1人がけがをしました。
警察のその後の調べで、亡くなったのはグループのメンバーで、いずれも京都市に住む矢野利明さん(61)と高橋美明さん(55)と確認されました。
静岡市消防局は1日夕方、高橋さんをヘリコプターで救助しようとした際、発見した場所から西へおよそ650メートル移動した地点で、地上3メートルの高さから誤って落下させ、救助できなかったことを明らかにしました。
消防によりますと、高橋さんはこの時点で意識はあったということですが、消防は天候の影響などでヘリコプターでの救助を断念し、位置情報を把握する装置を近くに置いて現場を離れ、警察が2日朝、高橋さんを見つけたということです。
消防は救助のために使っていた器具が何らかの原因で外れたとみて調べるとともに、死亡との関連についても確認を進めることにしています。
静岡市消防局は「器具が外れたことはあってはならないことで誠に申し訳ない。原因についてはこれから確認する」と話しています。
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