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セブン&アイ 通販のニッセン買収へ12月2日 19時8分
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流通大手の「セブン&アイ・ホールディングス」は、今後、力を入れるとしているネット通販事業の強化のため、通販会社大手の「ニッセンホールディングス」を買収することになりました。
発表によりますと、「セブン&アイ」グループのネット事業を行っている会社が、株式の公開買い付けと第三者割り当て増資によって「ニッセンホールディングス」の株式の過半数を取得し、連結子会社にするとしています。
インターネットを使ったネット通販についてセブン&アイは、コンビニの店舗を使った配送サービスなどによって、3年後には、売り上げを今の3倍以上にするなど、事業強化を目指してきました。
一方、ニッセンは、デパートやスーパーなどの参入で激しい競争にさらされるなか、流通最大手のグループに入ることで、売り上げを拡大したい考えで、今回の買収に賛同する意思を表明しています。
記者会見でセブン&アイの村田紀敏社長は、「これからはネットや実際の店舗などあらゆる手段を駆使する必要があるが、われわれはネット分野ではまだ、技術的に弱い点がある。ニッセンの持つカタログ販売やネット通販の技術を高く評価しており、高い相乗効果が発揮できる」と話しています。
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