水産庁九州漁業調整事務所(福岡市)は2日、鹿児島県十島村沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で操業していた韓国のはえ縄漁船「2009テリュク」(8人乗り組み、48トン)を11月30日に拿捕し、船長の金台奉容疑者(56)を漁業主権法違反(操業日誌不実記載)容疑で現行犯逮捕した、と発表した。
同事務所の外国漁船拿捕は今年13件目で、韓国漁船は7件目。
発表によると、10月29日~11月30日のタチウオなどの漁獲量を実際の半分ほどの1880キロと操業日誌に記載した疑い。韓国側が担保金の支払いを保証する書類を提出したため、1日、釈放した。