日本シリーズ:楽天が初の日本一 田中が胴上げ投手に

毎日新聞 2013年11月03日 21時50分(最終更新 11月03日 22時04分)

【楽天・巨人】日本一を決め、抱き合って喜ぶ田中ら楽天の選手たち=クリネックススタジアム宮城で2013年11月3日、小川昌宏撮影
【楽天・巨人】日本一を決め、抱き合って喜ぶ田中ら楽天の選手たち=クリネックススタジアム宮城で2013年11月3日、小川昌宏撮影

 プロ野球の日本一を決める「コナミ日本シリーズ2013」(7試合制、4戦先勝方式)は3日、仙台市の日本製紙クリネックススタジアム宮城で第7戦を行い、パ・リーグ優勝の東北楽天ゴールデンイーグルスがセ・リーグを制した巨人に3−0で勝ち、対戦成績を4勝3敗として、球団創設9年目でのシリーズ初制覇を成し遂げた。

 楽天は一回に先制すると、二回、四回にも加点。九回には、前日160球を投げ完投した田中将大投手が登板し、締めた。最高殊勲選手(MVP)にはシリーズ2勝の美馬学投手が選ばれた。

 楽天の星野仙一監督は、阪神監督時代の2003年以来4度目のシリーズ挑戦で初の日本一。巨人の2年連続23回目の優勝はならなかった。【鈴木篤志】

最新写真特集