〔外為マーケットアイ〕ドル102円前半、甘利再生相入院で2匹目のドジョウ逃す
[東京 2日 ロイター] -
〔外為マーケットアイ〕
<15:52> ドル102円前半、甘利再生相入院で2匹目のドジョウ逃す
ドルは102.41円付近。欧州勢もドル買い/円売りから参入したもようだが、全般に薄商いのなかドル/円の上昇モメンタムは強まっていない。ユーロ/円は139.34円付近で小動き。
内閣府は午前10時過ぎに、甘利明経済再生相が2日から3―4日程度、検査を受けるために入院すると発表したが、ドル/円はこのタイミングで軟化を始めた。
甘利再生相は3日に、野村証券主催の投資フォーラムで基調講演を行う予定だった。市場では、「昨年のこの時期に大手米証券が開催した投資フォーラムで、安倍氏がスピーチした後にドル/円の上昇が鮮明になったため、一部の海外勢の間では、今回も同じような展開を予想する向きがいた」(外銀)という。
しかし、甘利氏の入院に伴い同スピーチはキャンセルされる公算が大きく「柳の下に2匹目のドジョウはいなかった」(同)として、失望感が広がったという。
政府は5日に消費増税に伴う経済への悪影響を回避するための経済対策を決定する予定。甘利氏の不在が取りまとめに影響することが懸念されるが、内閣府では、業務全般について「入院先から指示することは可能」と説明しており、対策策定作業に大きな影響はないとの見解を示している。
<14:34> ドル102円前半、黒田日銀総裁「異次元緩和、14年末など期限切られていない」
ドルは102.37円付近。黒田日銀総裁の発言を挟んでわずかに強含んだあと、小幅に反落し、発言前の水準に戻っている。ユーロは139.30円付近で強含み。
黒田日銀総裁は2日、日銀の異次元緩和について、2014年末など期限が切られていないとしたうえで、外国人に異次元緩和の期限が2年との誤解がみられるが、2%で安定するまで続けるとの考えを示した。しかし、安定的に2%が持続するまでに要する期間は数字では言いにくいとした。
また、日銀政策委員の間で2%の達成が難しいとの意見が増えたとは思っていないとした。
<13:47> ドル102円前半、米10年国債利回りは2.76%台に上昇
ドルは102.35円付近。商い低調のなかドル/円の値幅も極めて小さいが、米長期金利が小幅に上昇していることも手伝って、下値はサポートされている。
米10年国債利回りは2.7626/2.7607%の気配で、前週末のニューヨーク市場終盤の2.741%から上昇している。
ロイターが日本、英国、欧州大陸、米国の機関投資家を対象に行った11月の国際分散投資調査では、米量的緩和縮小観測を背景に、北米中心に債券への投資を縮小し、株式への投資を拡大する動きが鮮明となった。
調査は11月18─27日に日、英、欧州、米国の機関投資家52社を対象に実施された。
株式の投資比率は51.1%。前月の50.5%から上昇し、2月以来の高水準となった。先進国株は今年、約20%上昇しているが、株投資意欲が減退する兆しはまだない。一方、債券の投資比率は36.7%から36.3%に低下。2012年6月以来の低水準となった。
地域別では、米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和縮小の影響を最も受けやすい北米(米・カナダ)債券が2010年5月以来の低水準となる34.7%に低下した。 日本の機関投資家については、株式の比率を1年半ぶり高水準に維持。債券では、ユーロ圏債券の比率を2011年3月以来の高水準にする一方、北米債券の比率を過去最低とした。
<12:50> 英ポンド/円、ユーロ/円が共に5年2カ月ぶり高値から反落
英ポンド/円 は167.95円付近で、午前につけた約5年2カ月ぶり高値168.50円から反落。ユーロ/円 は139.15円付近で、同じく5年2カ月ぶり高値139.50円から反落した。
市場は商いが薄く、本邦勢の参加も乏しいという。早朝の取引では、ドル/円でも仕掛け的な買いが流入したとされるが、日経平均がさえない値動きとなったことで、投機筋のドル/円での動きは後退した。他方、ユーロ/円、英ポンド/円などのクロス円では円売りの流れが活発化したが、仲値公示の手前で利益確定売りが広がり、上昇分の大半を返上した。
<11:57> ドル102.36円付近、実需の押し目買い意欲強い
ドル/円は下げ渋り、102.36円付近で推移している。邦銀関係者によれば、実需筋の押し目買い意欲は強く「押せば買いがぐっと集まる」状況だという。きょうはドル/円の上昇が一服しているが「1回休みという程度。トレンドは全然崩れていない。ドル買い/円売りから入った方が心地良いだろう」と話している。
黒田東彦日銀総裁の講演での発言内容が伝わっているが、マーケットの反応はいまのところ限定的。黒田総裁は「具体的水準避けるが、為替安定は重要」「消費増税の影響、予期したより大きなマイナスなら下方リスク」「上下双方向のリスク、顕在化ならちゅうちょなく調整」「なんとしても2%目標安定的に実現するまで異次元緩和持続」などと述べた。
<10:51> 豪ドル上昇、中国製造業PMIの上方改定を好感
豪ドルが上昇。対円 では93.50円付近から93.68円まで上昇した。HSBCの11月中国製造業PMI改定値が50.8となり、速報値の50.4から上方改定されたことが好感されている。
<10:30> ドル102.30円付近、仲値通過で利食いが流入
ドル/円が下落。102.30円付近で推移している。邦銀関係者は「特段大きな材料もなく102円半ばまで買われていたので、仲値が終わったあと、上に向かえなかったということでいったん利食いが入った」と話す。
甘利明経済再生担当相が検査のため2日から3─4日程度入院すると伝わり、ドル/円はこのタイミングで下落しはじめた。前出の邦銀関係者は、甘利大臣の検査入院報道とドル/円下落の因果関係には否定的だが、「政権の安定という意味でポジティブとは言えない」と指摘した。
<10:07> ドル102.40円付近、円売り圧力強く米雇用統計前に一段高か
ドル/円は102.40円付近。日経平均株価 が底堅く推移してサポートされているが、国内勢は週明け、米国勢は感謝祭に伴う4連休明けのところが多く、売買自体は落ち着いているという。
大手信託銀の関係者は、プラス圏推移を続ける日本のコアCPI、堅調な株価、JGB利回りの低位安定を挙げて「潜在的に円売り圧力は強そうだ」と指摘。6日発表の11月米雇用統計を前に、同統計が良かった場合のドル高に備えてドル買いを急ぐ動きが顕在化すれば、ドル/円は一段高になる可能性があるとみている。
<09:01> ユーロ139.28円付近、140円目前で目立つ上値の重さ
ユーロ/円は139.28円付近。主要通貨に対する円安で2008年10月以来の140円が視野に入っているが、足元では上値が重くなっているとの声が出ている。
前週末11月29日に発表された11月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値は前年比0.9%上昇し、10月の0.7%上昇から伸びが加速。予想の0.8%上昇も上回った。同CPIで、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測は後退したが、発表直後のユーロ買い/円売りの動きは限られた。
市場では「28日に発表されたドイツのCPIが予想を上回ったことで織り込んでいたとも考えられるが、上値が重い印象だ。ユーロ/円のここからの上げ余地は限られるのではないか」(国内金融機関)との声が出ている。
<08:32> ドル102.65円まで上昇して半年ぶり高値、豪州市場の株高で円売り
ドル/円は102.55円付近。序盤のオーストラリア株式市場でS&P/ASX200指数 が上昇すると円売りに振れ、102.65円まで上昇。前週末につけた高値102.61円を上回り、5月23日以来の高値をつけた。ただ、同指数の上値は重く、ドル/円の上昇は続いていない。
きょうの東京時間は、日経平均株価 の推移をにらみながら短期筋が相場を主導すると予想されている。1日に発表された中国の11月製造業購買担当者景気指数(PMI)は市場予想を上回り、日経平均への影響が注目されている。
中国国家統計局が1日に発表した11月の製造業PMIは、前月と同水準の51.4だった。内外の堅調な需要を背景に、1年6カ月ぶりの高水準を維持。ロイターがまとめた市場予想の51.1を上回った。
<07:53> きょうの予想レンジはドル102.00―103.00円、月初で実需の買いは鈍いか
ドル/円は102.48円付近、ユーロ/ドルは1.3590ドル付近、ユーロ/円は139.21円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が102.00―103.00円、ユーロ/ドルが1.3530―1.3630ドル、ユーロ/円が138.70―140.00円。
きょうの東京時間も日経平均株価 にらみの展開が続きそうだ。前週末11月29日の東京株式市場では、後場に日経平均が下げ幅を拡大してドル/円が圧迫された。
前週は、実需筋のドル買いに短期筋が追随してドル/円が上値を試す場面が目立った。ただ、市場からは「きょうは月初に当たり、実需の買いはそれほど出ないのではないか。ドル/円のレベル的にも新味に乏しい」(国内金融機関)との声が出ている。
全スポットレート(ロイターデータ)
アジアスポットレート(同)
欧州スポットレート(同)
クロス円レート(同)
クロス円の時系列レート(同)
通貨オプション
スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)
スポットレート(RTFX)
スポットレート(日銀公表)
為替関連ニュース
外為市場リポート[JPY/J]
外為マーケットアイ[JPY/JU]
焦点・アングル・特集
クロスマーケットアイ[.JPCM]
主要国の経済指標発表予定と予想一覧
主要国の政策金利一覧・中銀ニュース[BOX-CEN]
きょうの予定[MI/DIARY][JPY/DIARY]
速報ニュース[AA][AA-RS]
財政・金融政策の当局者発言ニュース
規制・監督関連ニュース
ファンド関連ニュース
欧州市場サマリー
NY市場サマリー
世界の主要株価指数
外国為替・マネー総合メニュー
© Thomson Reuters 2013 All rights reserved.