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特定秘密保護法案反対を訴え
政府が今の国会で成立を目指す特定秘密保護法案について、大阪弁護士会などは、先月に続き、大阪市の中心部で、法案への反対を訴えました。
特定秘密保護法案は、先月、衆議院本会議で可決され、現在、参議院で審議が行われています。
与党側は、今月6日までの会期を延長せずに可決・成立させる方針です。
これを受け、大阪弁護士会や市民グループなどが、先月に続き、大阪市の中心部で法案に反対する抗議活動を行い、前回を上回るおよそ900人が参加しました。
大阪弁護士会の福原哲晃会長は、多くの国民が、慎重な審議を求めているにも関わらず、政府与党と一部の野党は衆議院で強行採決した。
民意を無視していて言語道断だ」と訴えました。
参加者は、「秘密保護法案に反対」と書かれた横断幕を掲げて通りを歩き、「知る権利を守るぞ」などとシュプレヒコールをあげました。参加した69歳の男性は「先の戦争の最中に生まれましたが、拡大解釈が一人歩きしていく戦前の治安維持法と同じ内容を持っていると思います」と話していました。また、21歳の大学生の女性は「どう国を守るのかはっきりしていない時点で怖い法案だと思います」と話していました。
12月02日 15時15分