大阪の弁護士が特定秘密保護法案反対のデモ
衆議院を通過した特定秘密保護法案に反対するデモが、大阪弁護士会の呼び掛けで行われました。
特定秘密保護法案は、外交や防衛など国の安全保障に関わる情報を閣僚らが特定秘密に指定することができ、漏らした場合最高で懲役10年の罰則が科せられます。
2日、大阪市内で行われたデモで弁護士たちは法案が成立すると「政府が自由に秘密を作ることができる」などと訴えました。
また自民党の石破幹事長がこの法案に反対するデモ活動について「テロ行為と変わらない」とブログに書いたことにも批判が相次ぎました。
【大阪弁護士会は】
「驚きというか呆れるというか怒りというか、憲法21条で認められている権利ですから、それをテロ行為と同じというのは全く許せない発言です」
根強い反対意見があるものの、政府は今月6日の会期末までの成立を目指しています。
2013年 12月 2日 15時 15分 更新