イタリアの名門ACミランの“お家騒動”が急転、収束した。ミランの強化責任者で退団を表明したアドリアーノ・ガリアーニ副会長(69)の留任が30日に決定。同副会長は強化方針を見直し、積極的にクラブ改革に取り組むという。ところが、これで日本代表MF本田圭佑(27=CSKA)のミラン入りがスムーズに…とはならないからややこしい。ミランは来年1月の移籍市場で主力選手の放出を検討しており、本田獲得も依然として宙に浮いたままなのだ。
ミランの最高経営責任者(CEO)のガリアーニ副会長は、シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長(77=元イタリア首相)の次女でACミラン取締役のバルバラ氏と、強化方針などを巡って対立が表面化。29日には「私は数日後に辞める」と表明した。
だが、事態は翌日になって急転。ガリアーニ副会長がクラブオーナーの説得に応じ、退任発言を撤回した。ベルルスコーニ名誉会長は「ミランは落ち着きを取り戻した。ガリアーニは残る」との声明を出し、今後はバルバラ氏とガリアーニ副会長の2人がCEOとなり、クラブを運営すると発表した。今後は低迷が続くミランを二人三脚で再建させるつもり。ただ、これにより本田のミラン入りが加速する…というわけでもない。
ガリアーニ副会長はバルバラ氏との電話会談で「クラブ発展のために協力する用意がある」と申し出たという。そもそも対立の原因は、ガリアーニ副会長の選手補強が有益な“投資”ではないというバルバラ氏の反発が発端。
在京Jクラブの強化担当者は欧州の代理人から聞いた話として「ミランは相当ガタガタになっていて、今のままではどうなるか分からないといわれている。(イタリア代表FW)バロテッリもモチベーションをなくし移籍かもしれないし、(同代表FW)エルシャーラウィもケガばかりで放出もありそう」
つまり、ガリアーニ副会長は今冬の移籍市場で主力2人を放出し、手にした移籍金でバルバラ氏が求める新たな選手に“投資”する…そんな可能性があるという。
これまでの強化方針を見直し、“名誉会長の娘”に対し、大きく譲歩する姿勢を示したわけだ。
もちろん、主力FW2人が放出となれば、後半戦に向けチームの編成を見直さなければならない。ミランの“お家騒動”は2人の和解で落ち着きを取り戻しつつあるが、新展開を迎えたことで本田の去就は不透明なものになってきた。
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