2013-11-09
■[弁護士業務][介護日誌]11月9日 特養194日目 虎の門病院への再々入院5日目(爪切り、3時間の面会の間一度も目を開けず、夕方からの法律相談と打合せ)
午前8時15分に事務所へ。
溜まっていたペットボトル半分を区の回収箱へ。
夕方遠方からの来客の予定があるので、打合室のテーブルの上を綺麗に。
10時から11時半まで原稿書きの続き。
11時半に事務所を出て、病院へ。
11時50分に病院到着。12時から面会。
夫は、また酸素マスクを装着、ブドウ糖の点滴と栄養の滴下中。
右手と両足にまだ軽い痙攣。昨日は下あごにも痙攣があったが、今日はなくなっていた。
足の爪が伸びていたので、爪切りで切ったが、左右両方とも、爪の生え際1.5mm位の部分にピンク色の新しい爪。その先は、厚ぼったい石灰状の前から気になっていた変な爪。
新しい爪が伸びてくれば、古い爪は、だんだん切られて、そのうち無くなってしまうでしょう。
看護師さんにその話をしたら、「本当ですね。奥様爪を切っていただいてありがとうございました。私たち看護師は、爪を切ってはいけないことになっているのです」と言われた。
1時過ぎにレストランに行って、ホットケーキセット(ソフトクリームとレモンティー付き、680円)をいただいた。
今日は、3時から洗髪をしてくださるそう。
「4時から来客の予定があるので」と言って、病室から出た。
夫は、面会の間、声を掛けても、一度も目を開かず。
病院を出てから、お煎餅屋さんのショールームに寄って、おかきなど3袋(1000円)を来客のお茶請け用に購入。
お客様は、5時頃到着。
法律相談と打合わせが今日中に済まず、明日にずれ込むことも考えて、明日の午前中も空けておいたが、パーキングの時間を気にされていて、2時間でお帰りに。今晩は、近くのホテルに泊まって、明朝お帰りになるそう。
明日は、また夕方の4時から初対面の方の法律相談。
原稿書きは、今晩のうちに済ませてしまいたい。
2013-11-08
■[弁護士業務][事務所移転][介護日誌]11月8日 特養193日目 虎の門病院再々入院5日目(デジカメの画像を印刷して持参、採血、脳波の検査、東京タワー、記録の整理開始)
午前5時起床。
原稿書きの続き。
6時半のバスで事務所に行って、11時半までに仕上げるのは難しそう。 病院から戻れる時刻もはっきりせず、迷惑をかけてもいけないと考えて、原稿のお渡し日は、月曜日の朝ということにさせていただいた。
事務所に出てから、医師への説明用のデジカメ画像50枚余りの印刷。最初の入院の少し前から今回の入院までの夫の状態が良く分かるようにA4の用紙に画像を8枚ずつ並べて、カラー印刷して、年月日と説明も記入。
昨日の回診の際、主治医から「呼び掛ければ目を開けるようになったけれど、前もこの程度だったの?」と聞かれたので、「いいえ」と言って、説明したが、よく分かっていただけないようだったので、写真を見ていただくのが適当と考えたもの。
11時50分に事務所を出て、病院へ。
酸素マスク、1000ccの生理的食塩水そして栄養。量が増えていた。
栄養、白湯、薬の後、体温と血圧の測定。37度7分、108と66と
のこと(1時間後にもう一度検温、その結果は37度9分、体温の上昇は、日当りが良すぎて、病室の中、特に夫が寝ている辺りが高温になっている関係で、体温調節が上手く行かず、発熱した状態になってしまったのではないかと推測)。私も暑くなってしまい、売店で冷たいポカリスエットを買ってきて、デイルームで、何回にも分けて、飲んだ。
その後、「自力呼吸で大丈夫」とのことで、酸素の管が鼻から外された。
検査用の血液の採取。
最初に見えた看護師さんは、夫の右足に2回針を刺したが、失敗。
別の看護師さんと交代。こちらは、1度で成功。
写真は、若い担当医が見えた時、お渡ししようとしたら、「後で3人で来たとき見るので、台の上に置いておいてください」と言われたので、その通りに。「見た後お返しします」とも。
余計なものは、受け取らない方針のよう。
オムツ交換とのことで、デイルームで待っていたら、40分くらいして、夫がストレッチャーに載せられて、病室から出てきた。
「これから脳波の検査に行きます」と看護師さん。
担当の若い先生が付き添って行かれた。
1時間余りして、夫が病室へ。
15分ほどしてから、「奥様お待たせしました」と声を掛けられて、病室へ。
病室の窓から見えるオレンジ色の東京タワーがとても綺麗。
大分時間がかかったので、心配していたが、夫は、穏やかな表情で、額を触ってみたら、熱も引いたよう。
左足の痙攣は続いていたが、左手のそれは少し収まってきたよう。
前はなかった右手にも痙攣。
担当医から何か説明があるかもしれないと考えて、30分程病室にいたが、特にお声もかからないので、ステーションの前で、「遠藤ですが、これで失礼します。」と断って、5時半頃、病院を出た。
明日、検査結果の説明があるかも知れない。
(追記)
今日は、金曜日なので、ゴミ出し。
ついでにシュレッダーの中のものもと、中のものを出したついでに、古い事件の記録の廃棄も。書証の写しや雑書類はすべてシュレッダーに掛けて、廃棄することに。奮戦の結果、厚くなった記録が、随分薄くなった。これから毎日少しずつこの作業を進めて行く予定。
2013-11-07
■[弁護士業務][介護日誌]11月7日 特養192日目 虎の門病院への再々入院4日目(湯上りのような桜色の温かい手に,主治医の先生との再会、待ちに待った郵便が届いた)
午前8時前に出勤。
依頼者の○○さんへのメールの後、明日お渡しする約束の原稿書き。
11時15分に事務所を出て、病院へ。
面会開始時刻にはまだ間があったので、病院の前のスターバックスで、昼食(お奨めの鶏肉などのホットドックとコーヒー、850円)。
12時10分に病院の中へ。
夫は、声をかけたら、目を開けた。
1000ccの生理的食塩水の点滴と昼食の栄養の滴下中。
両手も両足も指の先まで湯上りのような桜色で、とても温かい。青白かった爪も、ピンク色。
予備のパジャマが1着になっていたので、売店に行って、2着購入。ついでに肌着も半袖を2着。
会計のおばさんに「ここのパジャマは随分しっかりした木綿を使っていますね。ちょっと高い(4880円)けど、それだけの価値がありますね。」と言ったら、「そういうことを分かって下さるお客さんがおられるのは、とても嬉しいです。」と言われた。
栄養の後は、白湯の滴下。
そして塩化ナトリウムを含む薬の注入。
体温、血圧測定の際、看護師さんが「37度2分、102と68」と言ったように聞こえた。
2時半頃からオムツの交換などとのことで、私はデイルームへ。
3時半ころ、ステーションから医師3人が出て来られた。先頭の方は、主治医の女医さん。
立ち上がった私を見て、にこにこされながら「お久しぶり」。
「またお世話になっております。お蔭様で、随分良くなってきたようで、ありがとうございます」とご挨拶。
夫の病室に入られたので、その後から私も。
夫の腕がピクピク動いている様子を見て、「奥さんが手のけいれんと説明されたというのはこれなの?」と尋ねられたので、「そうです」と答え、先々週の末からなどと説明。
「脳波をとって調べてみましょう」と若いお二人に。
4時に夫に「また明日来るわね。今日はこれから事務所に戻って原稿書き」と話して、病室を出た。
事務所に戻ったら、待ちに待っていた郵便が遠方の市役所から届いていた。
心配しておられるはずの依頼者の携帯に電話。出られないよう。
メールを送信してから、届いた書類を郵送。
2013-11-06
■[弁護士業務][介護日誌]11月6日 特養191日目 虎の門病院への再々入院3日目(担当医からの順調に回復という説明)
午前8時15分頃出勤。
11時半に事務所を出て、病院へ。
12時に到着。
病室では、採血中とのことで、デイルームで待っていたが、なかなか済みそうにないので、先にレストランで昼食。カツ丼定食(1000円).
1時半頃、食事を済ませて戻ったら、病室で諸々の処置は済んでいたので、病室へ。
ベッドの上の担当医などの表示板に担当部長□□、主治医○○、担当医◎◎、☆☆という記載。
担当部長は、最初と前回の各入院の時と同じ、主治医は、最初の入院の時と老健で脱水症なって救急センターで診ていただいた翌日「栄養の管理は入所している施設の仕事なので、入院させるわけにはいかない。この施設では心配というのであれば、もっとお金を払って高い所に入れなければ駄目よ」と言われた女医さん。
夫は、鼻からの酸素吸入と1000ccの生理的食塩水の点滴中。
布団の下から左手を出して、確認したら、桜色の模様が更に増えていて、右手と両足も同じ。
既にバルーンのカテーテルの交換は済んでいた。
名前を呼んだら、目を開けたが、またすぐ眠ってしまった。
3時半頃、そろそろ事務所に戻ろうかと考えていたら、看護師さんが見えて、「奥様、今日は何時頃まで居られますか」と尋ねられたので、「何時まででも大丈夫です」と答えたら、「担当の医師がこれから説明したいと言っているのですが、よろしいでしょうか」というお話。
主治医の女医さんが見えるのかと思っていたら、間もなく、若い男の先生がお二人見えて、
診断名は、「低ナトリウム血症、脱水症、肺炎」
低ナトリウム血症と脱水症は、生理的食塩水の点滴などで順調に回復しつつある。
肺炎を併発していたが、抗生物質の投与の方法で、治療を続ける予定。
ほかに潰瘍のあることが分かったので、明日皮膚科の医師に見てもらう予定。
退院は来週の木曜日の予定。
特養への引継ぎの際は、1日6gの食塩の補給が必要という意見を記載することにする。
という説明を受けた。
その後、病院の相談員さん(前回の入院の時と同じ方)が見えて、退院に向けての特養の相談員との調整が必要なので、特養への連絡をよろしくというお話。
説明書への署名をして、患者用の書面をいただいた後、◎◎先生から、「普通施設に入所中の方の急患は、最初施設の方から、こんな状態なのでどうしたらよいかという相談の電話がかかってきて、救急センターに連れてくるのも施設の看護師などなのに、今回は、どうして奥さんだけで連れて来られることになったのですか」というご質問。
これこれしかじかと経過を説明したら、驚いておられた。
事務所に戻ってから、早速、特養への報告とお願いのFAX。本日医師からいただいてきた説明書も添付。
義妹、義姉、弟に電話。
良かった。これで安心。
14日は、裁判員制度はいらない!大運動のデモ行進の予定日。
特養からのお迎えのマイクロバスが病院に着くのは11時40分頃のはず。病院を出発する頃、デモも出発することになるでしょう。
デモに参加できなくなってご免なさい。
2013-11-05
■[弁護士業務][介護日誌]11月5日 特養190日目 虎の門病院への再々入院2日目(豊洲の病院への連絡、出版社への連絡、懐かしい7階の南病棟へ、真っ白だった左手に指先まで桜の花びらのようなピンク色の沢山の模様が、おかきのお店の喫茶室)
午前7時半に出勤。
8時に豊洲の病院へ電話。
「本日バルーンのカテーテルの交換をしていただく予定で、11時に予約していた者の家内ですが、昨日虎の門病院に入院したので、伺えなくなってしまいました。バルーンのカテーテルの交換は、今回は、虎の門病院でお願いすることにします。退院後、また連絡させていただきますので、よろしくお願いします。」と電話。
その後、明日原稿をお渡しする予定だった出版社の担当の方に、メールで、お渡しする日を8日に変更させていただきたいと連絡。
それから、本日の面会の時間に、担当医との面談があるかもしれないと考えて、栄養関係についてのこれまでの経緯を説明できるよう、関係資料を揃えて、その写しを1部作成。
11時15分に事務所を出て、病院へ。
銀座線の銀座駅で、虎ノ門までの通勤定期券(1か月)を購入(6160円)。
病院到着が面会開始時刻の正午より15分早かったので、受付の前で少し待っていたが、「先にレストランで食事してから面会に行くので、入ってもよろしいでしょうか」と尋ねたら、「どうぞ」と言われたので、11時50分に面会許可証をいただいて、病院の中へ。
地下一階のレストランで昼食。
中華丼(900円)
12時15分に5階へ。
夫はまだ急患用の部屋にいて、酸素吸入と点滴を受けていた。
看護師さんが見えて、「これから7階に移ります」というお話。
1時少し前に7階の看護師さんがお迎えに見えて、5階の看護師さん3人と一緒に夫をベッドからストレッチャーへ。
本日事務所から持参した8月の退院の際この病院から事務所に持ち帰ったオムツの残りと昨日特養から持ってきた衣類などの袋をストレッチャーの下に置かせていただいて、一緒に7階へ。
懐かしい南病棟。夫が救急車で運ばれた翌日から1ヶ月半ほどお世話になった病棟。
病室は、東京タワーが見える窓側(二人部屋,差額ベッド料金1日14,700円)。
デイルームで30分ほど待ってから入室。
夫は、パジャマに着替えさせていただき、穏やかな表情で眠っていた。
名前を呼んだら、目を開けたので、「7階の南病棟に移ったのよ。最初に入院した時の病棟よ。」と説明。
その後、地下一階の売店へ行って、入院時に必要とされる品物として不足していたオムツと組み合わせて使用するパット、バスタオル2枚、木綿の長袖肌着2枚、洗面器、シャンプー、歯磨きセット、石鹸、ティッシュペーパー1箱、合計13960円を購入。
買ってきた品物を戸棚にしまい終わったところへ、看護師さんが見えて、点滴中の1000ccの輸液のほかに、昼食の栄養も。
栄養の注入の後注入される薬の中に「塩化ナトリウム」も加えられることになったという説明をされて、その袋を見せてくださった。
「特養では、それが不足していたのです」と私が言ったら、看護師さんも「そうなんですよね」と。
栄養のチューブを外しに見えた看護師さんに、その作業を済まされてから、最初の入院の際お世話になった看護師さんたちと一緒に退院の朝写させていただいた写真をデジカメでお見せしたら、「今も全員この病棟にいます」というお話。
お隣のベッドの方のお世話をしていた看護師さんが、カーテンの向こうから、「私もその一人です」とおっしゃって、こちらへ。
「さっき奥様を見かけて、前によくお見かけした方だなーと考えていたところでした。」と言われて、写真をご覧になって、嬉しそうなお顔。
「またよろしくお願いします」とご挨拶。
夫にまた元気になってもらって、退院の日に美しい看護師さん達に囲まれた笑顔の夫の写真が撮れるようになることを楽しみにすることにしたい。
これまで真っ白だった夫の左手に、指先まで、桜の花びらのようなピンク色の模様が沢山現れてきたことに気付いた。
毛細血管まで血液が届き始めたのであろう。
良かった!手遅れにならないで。
3時に病院を出て、事務所へ。
虎の門の地下鉄の駅に向かう途中、神社の前にあるお煎餅屋さんの喫茶室に入ってみた。
200円のお煎餅などのセットを注文するとドリンクバーでコーヒーなどが飲める。
おかきのセットとホットコーヒー、冷たいほうじ茶をいただいた。
かき餅は、どれも硬くなくて、とてもおいしかった。
お見舞いのお客さんが帰られる時、ここにご案内して、お土産にお煎餅のセットを差し上げたらきっと喜ばれることでしょう。
13日の夕方、近くの旅行会社の説明会に来るという義妹が事務所に寄ることになっているので、5時からの判例秘書のセットの作業が済み次第、一緒に面会に行く予定。
事務所に戻ったら、出版社の方から、返信のメール。
「實先生のことが心配」「原稿は来週の月曜日でも結構」などという記載。
いつも温かいご配慮、ありがとうございます。
依頼者からのメールとFAXも。
急ぎ返信。
9時半過ぎに盛岡の義姉から電話。
「今○子から電話で聞いたの。マコちゃんまた入院したんですって。どんな様子ですか」というもの。
これこれしかじかと説明。
「危ないところでしたが、もう大丈夫です。病院できちんとしていただけるから。」と言ったら、少しほっとされたよう。
「きみさん、大変でしょうが、これからもマコトのことよろしくお願いします。」と言われたので、「ハイ」と返事。
夫の優しいお姉さん。