銀座のマチ弁(弁護士遠藤きみのブログ) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2013-11-11

[][]11月11日 特養196日目 虎の門病院への再々入院8日目(原稿の受渡し、主治医からの説明、病室の変更、13日の予定変更のお願い、特養への報告、「脳の傷」についての疑問) 20:52

 今朝は4時半に起床。

 原稿書きの続き。

 6時に出版社の担当の○○さんにメールで本日の予定を連絡して、ご都合のよい時刻に原稿を受け取りに来ていただくようお願い。

 6時半の始発のバスで事務所へ。

 事務所で、原稿の最後の仕上げ。

 それが済んだところで、メールの確認をしたら、午後2時から3時の間に病院まで来てくださるそう。

 その後、事件関係の書類の作成。

 11時40分に、出来上がった原稿が入った袋も持って、事務所を出て、病院へ。

 夫は、眠っていて、名前を呼んでも目を覚まさず。

 パットの残が1枚だけになっていたので、売店へ買いに行こうと考えて、病室を出たら、看護師さんから、「師長と○○先生が奥様に説明したいことがあるそうなので、お部屋で待っていてください。」というお話。

 まず師長さんが見えて、「申し訳ありませんが、本日の午後2時から8階の○○○号室に変わっていただきたいのですが。同じ2人部屋の窓側で差額料金も同じです。」というお話。承諾書に署名

 次は、12時半から、夫の病状についての主治医からの説明。

 ナトリウム値は標準値になり、手足の痙攣も薬の投与で消えたが、肺炎の方はなお治療中などという説明のほかに、誤嚥性肺炎で重篤な症状になった際、人工呼吸や気管支切開というようなことまで希望するかどうかという質問。「命が助かる見込みがあるのであればお願いしたい」と答えたら、一度人工呼吸器を付けたら、我々医師は外すわけにはいかなくなるし、そのような状態での受け入れ先を見つけるのは困難、「奥さんも、お仕事があるのに、大変でしょう」というようなお話。

 脳波検査の結果は、「脳の異常興奮が確認でき」「脳梗塞後でありその他の原因で脳が多少傷ついており、今回のナトリウムの異常や感染症が重なって痙攣が起きたと考えてい」るというご説明。

 13日に検査結果を検討した上で、問題なければ14日退院の予定というお話だったので、私から「13日に明日退院と決まっても、受け入れ側の特養の方ですぐ対応していただけるかどうか心配ということと、私は1日も早く退院させたいと考えているわけではなく、退院してすぐまた救急車というようなことにならないよう、もう少し夫の状態が良くなるまで入院させていただきたいと考えているということを述べさせていただいた。

 どうも主治医の先生は、夫の現在の状態(意識面)は、ずっと前からと変わりないものと考えておいでのよう。

 2時に病室の移動作業の開始。

 8階に行って、病棟のステーションの前で、「遠藤です。よろしくお願いします」と挨拶したら、見覚えのあるお顔がいくつも。前回の入院先は、7階の北ではなく、8階の北だったのだ。

 荷物の整理中、出版社の○○さんが見えて、酸素マスクや点滴のチューブを着けた夫の様子に少し驚かれたよう。

 地下一階のレストランで、コーヒーとケーキをいただきながら、原稿についての説明や夫の状態について多少お話した後、○○さんからのお仕事関係のお話も伺って、お別れ。

 

 病室に戻って、荷物の片づけが済んだところへ、先生方が3人で見えて、夫の様子を確認。

 私が、デジカメ画像を印刷したものをお目に掛けながら、夫は、前は、こんな状態ではなかったということを説明したが、主治医の先生は、にわかには信じられないというようなご様子。

 「ご主人が、奥様のお話は分かるというのであれば、重篤な状態になったとき、人工呼吸器や気管切開まで希望するかどうか聞いて下さい。」と言われた。

 6時に病院を出て、事務所へ。

 13日の午後はずっと病院に居られるようにした方がよいと考えて、午後3時から法律相談の予定だった◎◎さんにメールでお願いして、午前10時からに変更していただき、4時半に事務所に来て、5時半頃から一緒に病院に行く予定にしていた夫の妹に電話して、正午の面会開始時刻に病院に来てもらうよう予定の変更をしてもらった。後は、5時に見える予定の判例秘書の発売元の☆☆さんに来ていただく日時の変更を明日お願いするだけに。

 そうした連絡が済んでから、特養への報告書を作成して、FAX。

 (追記)

 帰宅後、インターネットで、次の記事を見つけた。

 http://www.health.ne.jp/library/5000/w5000599.html

 この記事の中の、低ナトリウムの状態が「重度の場合は、薬や点滴で血液中のナトリウム濃度を高める治療が行われる。この際、濃度を急激に高めると脳に損傷が起きる可能性があるため、徐々に高めていくことになる。」という記載から、もしかしたら、脳の傷というのは、ナトリウム濃度が急激に高められたことが原因で発生したのではないかという疑問が生じた。

 この点については、4日の救急センターでの検査の際、脳MRI検査が実施されていれば、その画像と、本日午前中に私への事前の連絡なしに実施されたらしい脳MRI検査(脳波の検査については、8日のブログに記載したとおり、事前に連絡があり、病室の前で、ストレッチャーに乗せらて、検査に行く夫を見送った。)の画像とを比較検討する方法で確認できるのではないかと考えているところ。