2013-11-20
■[弁護士業務][介護日誌] 11月20日 特養205日目 虎の門病院再々入院17日目(義妹からの電話、書証の提出、調停調書謄本の郵送、夫の状態は一喜一憂、三陸のお弁当)
午前7時半頃、事務所に出掛ける支度をしていたら、義妹から電話。
「マコちゃんの様子が心配で」掛けてこられたそう。
「昨日は、随分良くなってきたようで、目も開けてくれました。」などと返事。
8時前に事務所に到着。
まず、来週の水曜日の事件の書証の提出準備。
10時までに裁判所と相手方代理人宛にFAX送信。
間もなく、相手方代理人からの受領書が届いた。
その後、昨日受け取ってきた調停調書謄本と預かり文書の返還準備。
その作業の途中で、この件については、原則どおりの処理ということにさせていただいて、まずは、調書謄本の写しのみ郵送という扱いにしておくのが適当ということに気がついて、その方法に。
11時半に事務所を出て、病院へ。
今日は、また熱があるとのことで、看護師さんが氷枕を3つ持ってきて、夫の頭の下と両脇の下へ。
私が着いた直後は、目を開けてくれたが、15分位経過してからは、目を開かず。
鼻には、また酸素吸入用の管。
2時半頃、体位の変更をした直後から、夫が苦しそうな様子に。
看護師さんが、痰の吸引を開始したが、まだ慣れていないのか、全然取れないよう。ステーションから師長さんが出てこられて、ご自身で、痰の吸引。手馴れたもので、すっかり取れたよう。
「ただ入口で上下に動かしているだけでは駄目。奥の方に入れなければ」などと説明しておられた。
3時半に病室を出て、事務所へ。
大学の同窓会の会長から、「ご主人のことが大変そうなので、27日の四役会の会場は、記念館にしました。」というメール。
「大事な時にお役に立てず、申し訳ありません」と返信。
その後、夫の現在の状態についての検討。
もしかしたら・・・
「 ナトリウム欠乏の場合は塩化ナトリウムを補充する。48時間以内に25mEq/l以上のナトリウム補正をすると橋中心髄鞘崩壊症 (CPM) を起すことがある」
(以下は、橋中心髄鞘崩壊症についての説明など)
http://yiwasaki.com/answer3.htm
http://kotobank.jp/word/%E6%A9%8B%E4%B8%AD%E5%BF%83%E9%AB%84%E9%9E%98%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E7%97%87
http://ci.nii.ac.jp/naid/10019543941(回復例)
「症例は低Na血症精査目的で入院となった40歳男性.汎下垂体機能低下症の診断で補充療法を開始したところ血清Na濃度が上昇し,約1週間後に閉じ込め症候群を呈した.橋中心髄鞘崩壊症と判断し早期にステロイドパルス療法を施行したところ,神経障害は著明に回復した.経過中のMRIでは脱髄所見を認めなかった.早期のステロイドパルス療法により,不可逆的な髄鞘崩壊への進行を抑制できたと考えられる.」
「閉じ込め症候群」とは、
http://blog.goo.ne.jp/fukiya-kurabu/e/e20533a8297678b71de3ab11d0aa0d3e
今は、手遅れの状態にならないうちに、最善の医療を尽くしていただくようお願いするほかない。
これから月曜日の事件の書証の写しのレターパックによる郵送準備。
(追記)
書証の郵送準備が出来たのは7時。ポストの集荷時刻は、7時05分。
間に合わないと考えて、京橋郵便局の夜間窓口へ持参。
帰りに築地の交差点のすぐ近くのローソンに寄ったら、「三陸の幸あっだげ弁当」というのが目に留まり、購入。
事務所に戻ってから、レンジで温めて、蓋を開けたら、お品書きに
三陸産さんま 2種(唐揚げ蒲焼仕立て・生姜煮)
三陸産たまごそぼろ
岩手産ごぼう、にんじんと群馬産白こんにゃくの焚き合わせ
岩手産南部どりの肉団子
三陸産茎わかめのしば漬け
という記載。
本当に美味しいお弁当でした。
製造は船橋市内の会社、価格は550円
■[事務所移転][弁護士業務][介護日誌][療養日誌]11月19日 特養204日目 虎の門病院再々入院16日目(準備書面,2回目の面会で目が開いた)
朝、バス停でバスを待っていたら、お隣に○○さん。
いつも正面の入口にお迎えのお車が待っている大会社の会長さん。
今朝は、バスでご出勤のよう。お膝の上に革の鞄。
午前7時15分に事務所到着。
来週の月曜日が期日の事件の準備書面の起案。10時頃、依頼者のお一人から「準備書面案はまだでしょうか」という問合わせのお電話。
「今作業中で、間もなく送信させていただきます」と返事。
その直後にダスキンのお兄さん。
今回が最後の交換と考えて、料金の準備をしていたが、交換の準備をしていなかったそうで、これでお終いに。
事務所の入口からマットが消えた。
10時半頃と11時半頃、準備書面案を依頼者お二人に送信。
11時40分に事務所を出て、病院へ。
夫の鼻から酸素吸入用の管が外れていて、維持液の点滴は継続中。
熱は、少し下がったようで、手の熱さが「熱い」から「随分温かい」と感じられる程度に変わっていた。
1時に「仕事があるので。夕方また来ます。」と夫に声を掛けて、事務所へ。
2時に別件の依頼者ご夫妻が到着。
3時15分頃、打合せが済んで、お見送り。
打合せの途中、家裁から「昨日の調停の調書ができました」という連絡。
メールの確認をしたら、今朝準備書面案を送信した依頼者から、検討結果のご連絡。変換ミスの部分数箇所のご指摘。
お礼の返信をしてから、3時半に事務所を出て、まず家裁へ。
地階の売店で150円の収入印紙を買ってから、15階の書記官室へ。
調書の謄本を受け取った後、歩いて虎ノ門へ。
昼食がまだだったので、交差点の手前の吉野家に寄って、牛丼、サラダ、味噌汁(400円)をいただいてから、病院へ。
5時に病院到着。
栄養の注入が再開されていて、点滴の液は残り少なくなっていた。
5時半頃、夫が目を開けたので、テレビを点けて、相撲の画面に。
仰向けの姿勢で、枕が外されて、薄い氷枕だけなので、横を向けないのか、夫は、上の方に目を向けたまま。
看護師さんが見えて、体温と血圧の測定。
36.9度、117と72。
良くなってきたよう。
担当医の先生が見えて、「栄養をゆっくりした速度で再開しました」などという説明。
新しい500mlの維持液に交換された後、6時半に病室を出て、事務所へ。
準備書面の誤記の補正と若干の文章の手直しなどをした後、送付書も作成して、印刷。
8時過ぎに裁判所と相手方代理人宛にFAX送信。依頼者お二人にお礼と提出終了の報告のメール。
その後、夫からの引継ぎ事件の関係で、相手方の会社から送られてきた和解書に署名押印して、一通を相手方に、残りの1通を依頼者に送る準備。依頼者へのレターパックには、記録の中に保管されていた預金通帳と預かり金の計算書の写しなども同封。本日の郵便料金440円を差し引かせていただいた預かり金の残額は1万4000円余り。この分は、引継ぎ後の私がさせていただいてきた別の会社分も含む仕事の手数料ということで、処理させていただくことでよろしいかどうか、ほかにご希望などがあれば、おっしゃってくださいなどということも送付書に記載。
2通の郵便をポストに投函してから、最終のバスで帰宅。
エレベータで、ご一緒になった母子とご挨拶。
「坊や、随分大きくなられましたね。」
「ハイ」
「小さい時の坊や、マルコメ味噌の・・・」
「よく覚えていてくださいましたネ」
などというお母様との楽しいやりとり。
その間、坊やがにこにこ。お顔は、小さい時と余り変わっておらず、今も愛嬌のある可愛いお顔。