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長岡の原発反対市民団体が集会
原発の廃止を求めている長岡市の市民グループが集会を開き、改めて、柏崎刈羽原発の廃炉を訴えました。
長岡市の市民グループ・「原発ゼロ長岡市民ネット」は、1万3000人分あまりの署名を集めて、11月、長岡市議会に、柏崎刈羽原発の廃炉を求める請願書を提出しました。
1日は、グループの設立から2年になるのにあわせて、長岡市で集会が開かれ、はじめに、立命館大学の名誉教授で、放射線防護学が専門の安斎育郎さんが「原発は廃止すべきだが、放射性物質自体は過度に怖がらず、理性的に対応していくことが大切だ」と述べました。
このあと、参加者およそ60人がJR長岡駅の周辺でパレードを行い、改めて、柏崎刈羽原発の廃炉を訴えました。
グループの代表で、長岡市の自営業、矢引光明さんは「国は運転再開ありきの姿勢を示しているが、原発が立地する自治体の近くに住んでいる立場から、今後も、原発への不安を訴えていきたい」と話していました。
また、パレードに参加した女性は、「福島の事故の検証が終わっていないのに、原発が運転再開するのは問題だ」と話していました。
12月01日 19時03分