野球評論家として今年2月の沖縄キャンプを視察し、新井を指導する掛布DC【拡大】
新井よ、負けるな!! 来季の4番候補として今季、ブルージェイズ傘下3Aで29本塁打のゴメスを獲得し、同じ一塁を守る新井はスタメンからはじき飛ばされる可能性が大。猛虎の第50代4番打者を務めた掛布DCが、ストップをかけた。
「新井もゴメスが入ってきて、危機感も持っているだろうからね」
崖っぷちの新井への叱咤激励だ。今季、開幕は背中の張りでベンチスタート。最終的に140試合に出場し、打率・267、15本塁打、70打点の数字を残したが、主砲としては物足りない数字。
だが、掛布DCは「今年、出遅れて、あれだけの成績を残している」と評価した。12球団ワーストのチーム本塁打(82本)だった球団は、4番候補としてゴメスを獲得した。同じポジションの上に同じ右打ち。よほどのことがない限り、新井は控えだ。