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和食 ユネスコ文化遺産登録へ
12月2日 4時10分

和食 ユネスコ文化遺産登録へ
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世界各地の伝統文化などを保護する、ユネスコの無形文化遺産の登録を審議する委員会が2日、カスピ海に面するアゼルバイジャンで始まり、日本の「和食」の食文化が新たに登録される見通しとなっています。

ユネスコ=国連教育科学文化機関では、地域の歴史や風習に根づいた世界各地の伝統文化などを保護するため、毎年、委員会を開いて新たな無形文化遺産を登録しています。
ことしは2日から、アゼルバイジャンの首都バクーで始まり、日本の「和食」の食文化や冬の間に食べるキムチをつける韓国の習慣、キムジャン文化など、31件が審議されます。
このうち、「和食」の食文化は、事前審査を行ったユネスコの補助機関がことし10月に登録がふさわしいと勧告しています。
この勧告は無形文化遺産の登録の決定に大きな影響を与えるため、「和食」の食文化は、4日にも行われる審議で正式に登録が決まるとみられます。
「和食」の食文化の登録が決まれば、日本の無形文化遺産としては「歌舞伎」や「能楽」などに次いで22件目となり、関係者からは世界的に和食の人気が一層高まり、日本の食材の輸出拡大に一役買うのではないかと期待の声も上がっています。

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