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【大リーグ】

カノ「3億ドルなんて希望してない」 ヤ軍の提示は7年1億6500万ドル

2013年12月2日 紙面から

 10月26日の契約交渉で、ヤンキースがFAのロビンソン・カノ二塁手(31)に提示した残留オファーは7年総額1億6500万ドル(約165億円)だった。30日までに地元紙ニューズデー(電子版)が報じた。一方、NYポスト紙(同)によれば、カノ側の希望は9年総額2億5000万〜6000万ドル。当初報じられた10年総額3億1000万ドルより低い数字だが、依然として両者には100億円前後の開きがあることが分かった。両者は2日に再び話し合う予定だ。

 カノの母国、ドミニカ共和国のエルディアス紙(同)によれば、カノ自身が「どの球団にも3億ドルなんて希望したことはない。俺の口からそんな数字が出たのを聞いた人間はいないし、これからもいない」と“3億ドル報道”を否定した。

 交渉期間に関しても、足並みはそろわない。カノ側は越年も辞さないと明かしているが、ヤ軍は、カノの決断に時間が掛かれば他の二塁手の獲得に向かう構えだ。既にFAのインファンテ二塁手と接触し、レッズにはフィリップス二塁手のトレード獲得が可能かを打診済み。予断の許さない両者の駆け引きは、まだ続きそうだ。

 

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