蹴球探訪
2人の恩師が語る柿谷曜一朗(11月18日)
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【大リーグ】ヤ軍大型補強第2弾はベルトラン!? 2年契約でイチローにも余波必至2013年12月2日 紙面から 大型補強第2弾!? ヤンキースが今FA市場の大物カルロス・ベルトラン外野手(36)と契約する可能性が高いと30日(日本時間1日)、球団地元紙NYポスト(電子版)が伝えた。ポストシーズンで16本塁打を誇る強打者は、以前からヤ軍入りを希望。同紙によると高額な2年契約で落ち着く方向だ。一方、他の米メディアはベルトランの古巣ロイヤルズも獲得に熱心で、3年契約を提示すると報道。ヤ軍加入となればイチロー外野手(40)と右翼を争うだけに、マキャン捕手に続く大物との交渉に注目が集まる。 第2の大型契約で球界の盟主復権へ−。今オフFA市場の目玉マキャンに続き、大物外野手ベルトランのヤ軍入りが現実味を帯びてきた。NYポストによると、複数の球団関係者が「ベルトランがヤンキースに行かなければ、番狂わせだ」と証言。「打てる捕手」に続き、「打てる外野手」との合意間近をにおわせた。 ヤ軍が“本命”となる理由は2つある。1つはベルトランは3年契約が希望だが、現時点で3年をオファーする球団はなく、2年契約で最も高年俸を支払えるヤ軍が有利であること。もう1つはベルトラン自身が勝てるチームを希望していること。古巣ロイヤルズも興味を示しているが、ポストシーズン常連のヤ軍の方が勝利に近いのは明らかだ。 ヤ軍にとっても右翼の補強は今オフの課題。今季、右翼はイチローを含めて10選手が守ったが、10人合計の成績は打率2割5分1厘、13本塁打と物足りない数字。今オフはエルズベリー(レッドソックスからFA)や秋(レッズからFA)らにも触手を伸ばしているが、世界一奪還を目指す常勝軍団にとってポストシーズンで打率3割3分3厘、16本塁打、40打点の“10月男”の加入はまさに願ったり。今季も勝負強い打撃でカ軍をワールドシリーズまで導いた。 もともとベルトランは2004年にFAとなった際、ヤ軍と交渉。まとまらず同じニューヨークのメッツに入団した。さらに11年のFAの際にもヤ軍入りがうわさされたが、かなわなかった経緯がある。今回はベルトランとヤ軍の思惑が一致。“相思相愛”な状況だが、36歳の大砲が加入となれば、来季が契約最終年となるイチローはトレード候補になるという報道もあるなどチーム内への影響は大だ。果たして、3度目の思いは実るのか。ポストシーズン男の動向が、来季の名門チームの鍵を握っている。 PR情報
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