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秘密保護法案 日弁連が抗議活動
12月1日 18時23分

特定秘密保護法案について、日弁連=日本弁護士連合会が1日、東京・新宿で抗議活動を行い、「法案を廃案にしよう」と訴えました。

抗議活動には、弁護士およそ40人が参加し、日弁連の山岸憲司会長が、「特定秘密保護法案には、秘密の指定や解除について外部からチェックする仕組みが設けられていない。市民にとって大切な情報が公開されないおそれも払拭(ふっしょく)できず、賛成できない」と法案に反対する演説を行いました。
続いて別の弁護士が、自民党の石破幹事長のブログへの書き込みについて触れ「法案に反対する人たちをまるで『テロリスト』と考えているようだ。法案が成立すると、きょうのような活動を行えば取り締まりの対象になるおそれもある」と指摘しました。
また、弁護士たちは用意した5000枚のチラシを道行く人たちに配り、「一緒になって法案を廃案にしよう」と訴えました。
チラシを受け取った63歳の男性は「これまで興味はありませんでしたが、弁護士がどのような懸念を持っているか知りたくて見に来ました。国会での議論も尽くされていない気がして、このまま法案が通ることに不安を感じています」と話していました。

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