特集
11月15日

売られる 位置情報

通信や鉄道サービスを使うたびに記録される、私たちの位置情報。通信会社や鉄道会社は、位置情報を社内で利用するだけでなく、外部の企業に販売し始めています。日本マイクロソフトは、詳細なGPSデータを使い、人の流れを分析するサービスを今月下旬から始めます。利用するGPSデータは、ソフトバンクグループのAgoopが収集しています。NTTドコモは、10月1日から位置情報を元にした人口統計を企業向けに販売し始めました。ただ、個別のGPSデータを外部販売することはしません。KDDIは、ビジネス化により慎重で、自治体などに観光分析リポートを実験的に供給するにとどめています。位置情報の利用に対して不安を抱く人も多く、各社は世論の動向も探りながら、ビジネスを拡大している状況です。また、情報取得の承諾、拒否の手続きをどうするか、位置情報から挙がる利益をどう分配するか、課題もあります。

取材先
・日本マイクロソフト
・Agoop
・NTTドコモ
・KDDI
・コロプラ
・JR東日本
・岩手県

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