らいくあらーめん

　お腹が空いたので朝食はかつや新宿南口店、いつもの立ち食い蕎麦ばかりでは頭が悪いので、変化を付けようとかつ丼にしてみました。
　店内で出来上がりを待っていると、来月にワンコインセールがあるらしいですね、近場のかつやに食べに行かねば。

　券売機で探して一番安いのにしたのですがカツ丼梅490円、朝から500円近くは高いなぁ。
　しっとりとした豚肉はとても美味しく、さくさくのパン粉も相まって、500円は高くないなぁ。
　惜しむらくはサンプル写真と著しく異なること、だからといって何がどうと言うことではないのですが。

　目当てのお店が11:30開店でしたので11:00開店のお店で一杯食べてから、と思ったら定休日。
　少し早いかと思いつつもＫａｂｏちゃん＠駒込（北区西ヶ原）に向かうと、先客なしで久し振りの一番客です。
　知り合いのラーメン好きが我流の自作ラーメンを経て、運を追い風に勢いを味方にラーメン屋を開業して話題になったのが今年の1月。
　開店当初や限定メニュー発売時にはラーメン好きがそこら中から集まって来るので、人見知りの私は今頃になって訪問しました。

　店先で開店を待っていると店主さんが出てきて「ふらわさん、早すぎ（笑）」と、「今頃の訪問になって遅すぎ」と挨拶しました。
　開店直後は話せなかった話でも今となっては笑い話的に話せるかと思い、開店直後は聞きにくかった話を聞くと笑い話的に話して下さいました。
　外に暖簾を掛けたタイミングでオーダー、あれこれ気遣いされることに気遣いしてフルトッピング。

　程なくしてしもふり中華そば700円、味玉100円、ワンタン100円。
　「しもふり」とはいわゆる牛肉などの「霜降り」ではなく、お店が面している通りの名前、ちょうど語呂がいいですね。
　豚ガラ、鶏ガラ、野菜などを煮込んで出汁を取ったスープに醤油ダレを合わせ、食材の組み合わせとしては目新しさはありませんが、一度味わったら忘れられない味わい。
　そのスープに合わせるのは都内某製麺所（とりあえず「某」としましたが、公開されていましたっけ？）の極細麺、スープとの相性に物足りなさがありますが、この物足りなさが素晴らしい。

　トッピングは切り出しチャーシューが三つ、たっぷりと脂をまとっていて、その脂こそがｋａｂｏちゃんたる所以ですね。
　白ねぎを散らし、青ネギを盛り付け、板海苔を添えてシンプルながら満足のいく一杯です。
　ワンタンは後から頼んだので別のお椀にて提供され、すぐにラーメンに沈めて頂きます。
　個人的に久し振りに皮ではなく餡で食べさせるワンタン、ああ、このワンタンをアテに（以下省略
　食べ出した頃から満席になり、食べ終わっても満席でしたので、話もそこそこの引き上げました、ご馳走様でした。

　蒙古タンメン中本東池袋＠豊島区東池袋、蒙古タンメン中本として16店舗目、開店おめでとうございます。
　かつて私もそうだったように、中本特製タオル欲しさに11時開店に100人以上が並んだそうです。
　先着100名へ中本特製タオルを配布するサービスは高田馬場店の新規オープンから続いていて（大宮店もそうだったっけ）、初日だけでなく明日も同数を配るそうです。
　個人的にはポイントを貯めれば手に入れられるグッズより、その日しか食べられない限定メニューの方が魅力があるなぁ。

　店内に入るとピカピカの厨房、ピカピカのテーブルと椅子、中本の凄いところは何年たってもこのピカピカが維持されるところです。
　カウンター22席の店内、右手の壁に設置された券売機に向かってメニューを見ると、都度調理の味噌卵麺と蒙古卵麺がラインナップされています。
　理由は分かりませんが味噌卵麺（蒙古卵麺）と五目味噌タンメンは新規開店してしばらくして販売されることが多く、高田馬場店、品川店でもそうだったような。

　営業時間は21時までで月曜定休が新規開店時の定番ですが、初日から24時まで営業、定休日なしとは驚きました。
　今までの池袋店は西池袋店に店名変更され、当面の間は21時まで営業の月曜日定休となっています。
　食券とスタンプカードをカウンター台に置いて席に座り、各店舗からヘルプが来ていてごった返している厨房を眺めながらラーメンが出来上がるのを待ちます。

　程なくして五目蒙古タンメン850円の麺少なめ、半冷し味噌スーブ170円。
　仕込料理の出来映えを確認するため、新規開店で食べるメニューを自分の中で決めています。
　味噌タンメンの煮込み野菜とスーブ、辛子麻婆、冷味餡、冷し味噌スーブ（と辛子肉）を食べる必要があり、そのための料理が「五目蒙古タンメン」です。
　五目蒙古タンメンはトッピングが多いので盛り付けが難しいのですが、今日の盛り付けはとても美しく、しばし眺めてから持ちやすくなったレンゲを差し入れてスープを味わいます。

　続いてレンゲを箸に持ち替えて麺を食べます、ちょうどいい感じに茹で上げられていますね。
　トッピングは白菜（冬以外はキャベツ）、もやし、ニンジン、キクラゲなどを特製味噌で煮込んだ野菜、中本特製の麻婆豆腐、辛子肉（豚バラ肉）、ゆで卵、白ねぎとなります。
　冷し味噌スープは量を減らした冷し味噌ラーメンのつけ汁、この激辛こそが中本の醍醐味。
　スルッと食べてしまってご馳走様、ああ、美味しかった。

　あちこちでイルミネーションが始まっているので、今夜は町田ツインズのイルミネーション。
　小雨が降ってきたので一脚を立てての撮影、機材やカメラにどんなにこだわっても、肝心の撮影技術が下手なら何にもならない。