1980年ごろ、相澤秀禎さんとデビュー間もない松田聖子とのツーショット。父娘同然の絆で結ばれていた【拡大】
“昭和アイドルの父”と呼ばれた芸能界の名伯楽の生涯が、歴代スターの証言でよみがえる。
番組名は「独占!昭和芸能界の真実 アイドル発掘王・相澤秀禎~泣いて笑った人生最後の10日間~」。相澤さんが育てたスターたちが秘蔵VTRや5月の葬儀映像とともに、恩人との秘話や最後の様子を激白する。
サンミュージック所属第1号タレントの森田健作・千葉県知事(63)、演歌歌手の都はるみ(65)、聖子、酒井、ベッキーら相澤さんの“傑作”が出演。5月に営まれた通夜に娘で女優の神田沙也加(27)と弔問した聖子は、恩師の思い出を語るのは今回が初めてとなる。
デビュー前から相澤さんの自宅に下宿し、国民的アイドルとなった秘話を語り、亡くなる1週間前に病床を見舞った様子も明かした。
7月7日の日本武道館100回記念コンサートを1カ月半後に控えていた聖子は「相澤会長がお元気になっていただかないとがんばれないので、と言いました。そしたら『うん、元気になるよ』って。本当に優しくて、まだ亡くなった気はしない」と涙で偲んだ。
酒井は、相澤さんの病床に送った自身の手紙を初公開。2009年に覚せい剤取締法違反事件で有罪判決を受け、昨年12月に女優復帰するまで温かく見守った“芸能界の父”の姿を語った。