2013.12.1 05:05(4/4ページ)

阪神で伝説の特訓再現や!掛布DC、自宅で森田&隼太を打撃指導

特集:
2013ドラフト会議
秋季キャンプで掛布DCは伊藤隼(左)を熱血指導した

秋季キャンプで掛布DCは伊藤隼(左)を熱血指導した【拡大】

★12・1から禁止

 野球協約の第173条に「球団または選手は、毎年12月1日から翌年1月31日までの期間においては、いかなる野球試合または合同練習あるいは野球指導も行うことはできない」と定められている。これは各球団の支配下登録選手の契約が2月1日から11月30日までのため。

自宅での師弟トレ

★荒川と王 1959年に早実高から巨人に入団し、投手から野手に転向した王貞治。3年目まで伸び悩んだが、61年オフ、荒川博が打撃コーチに就任し、マンツーマン指導がスタート。真剣で天井からつり下げた紙を切るなど、巨人の寮や同コーチの自宅で畳がすり切れるほどの猛特訓を行い、一本足打法をマスターした。62年に38本塁打でタイトルを獲得。素質が開花した
★長嶋と松井 92年11月のドラフト会議で4球団が1位で競合した星稜高の松井秀喜。巨人の長嶋茂雄監督が当たりを引き当て、熱い師弟関係がスタートした。球場に限らず監督の自宅でもマンツーマンで素振りを行った逸話は有名で、松井がメジャー移籍後、長嶋氏が渡米した際には宿泊先のホテルでも…。昨年12月の引退会見で、一番の思い出を「長嶋さんとの素振り」と語った。今年5月5日に師弟揃って国民栄誉賞を授与された

(紙面から)