蹴球探訪
2人の恩師が語る柿谷曜一朗(11月18日)
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【グラニュース】コメンテーターズ 6年間トータルで前進。流れつなげろ2013年12月1日 紙面から ストイコビッチ監督の6年間を振り返ると、就任1年目から優勝した2010年までは、着実にステップアップした充実期だった。試合内容が濃いだけでなく、個々のパフォーマンスも高くなっていくのが感じられた。 ただ優勝した後は、新しい選手が入るわけでもなく、同じ戦いしかできずに、下降線をたどる一方。歯止めが効かないまま、ピクシー体制を変更せざるを得ない状況になってしまった。この日も、攻撃パターンが限られ、いつものように闘莉王に頼るしかなかった。 最後は苦しい戦いになってしまったが、ストイコビッチ監督がグランパスに新しい歴史を刻んだことは間違いない。優勝するためにするべきことを、今後の財産として生かせるはずだ。例えば優勝した10年は、攻撃力に目が行きがちだが、盤石の守備がベースになっていた。1年目も、突出した中盤の守備力が切れ味鋭い速攻の起点になっていた。この6年間をトータルで見れば前進。その流れをつなげてほしい。 (愛知東邦大監督、元グランパスDF・藤川久孝) PR情報
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