<防空識別圏>軍事専門家が見解、「米爆撃機は中国軍に撃墜されるのを怖がっていた」―中国メディア
XINHUA.JP 11月29日(金)7時3分配信
中国共産党機関紙・人民日報(電子版)は28日、米軍のB52戦略爆撃機2機が事前通報しないで中国の防空識別圏に進入した問題で、中国の軍事専門家、尹卓少将が「米軍機は随分と慎重に飛んでいた。中国軍に撃墜されるのが怖かったからだ」との見解を示していると報じた。
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尹少将は「米軍はこの任務を執行する必要があったが、非常に慎重だった。われわれの防空識別圏のふちを飛行したにすぎず、釣魚島(日本名:尖閣諸島)上空にも到達していない」と指摘する。
その上で、「これほどの大型機が中国軍にロックオンされたら絶対に逃げられない。撃墜の運命をたどるのは言うまでもなく、乗務員の死傷も免れない。だが、彼らもそんな損失を出すことは許されない。それでも、行動には出る必要があった。だから、対外的には強気の説明をしていたが、実はメディアが勝手に過大解釈していただけだ」というのが米側の本音であるとの見方を示した。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
最終更新:11月29日(金)7時3分
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