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| 2005年11月15日(火曜日) |
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MOTTAINAI リンゴの便り
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五戸(青森県)から便りが届きました。なんと「MOTTAINAI」文字入りリンゴと一緒に!
送ってくださったのは五戸町農林課の新井田さん。9月のはじめ、環境面の「MOTTAINAI事務局だより」に「MOTTAINAIごみ袋をつくりました」と書いたのを見て、連絡をいただきました。ごみ袋と資料をお送りしたところ、10月の倉石牛肉まつり、11月の五戸町産業と文化祭りで配布してくださいました。倉石牛とは、五戸町の倉石地区で年間350頭ほど限定生産される“まぼろしの牛肉”で、イベントの前売り券はすぐに売り切れてしまうのだそうです。イベントの写真も送っていただきました。ほのぼのと心温まる風景です。
MOTTAINAIリンゴは、新井田さんのご実家で栽培されたものと書き添えてありました。太陽の光をいっぱい受けて健康そのもの、きれいな五戸の空気が見えるような立派なリンゴです。倉石牛といいこのリンゴといい、地域に根ざして一生懸命に食べ物を作ること、そしてそのことに誇りを持って生きるってすごいなと、なんだかとてもうらやましい気持ちになりました。
「MOTTAINAI」には、ものを大切にするという意味以外に、万物とのつながりを大切にするという意味もあります。マータイさんも木を植えることによって地域の自然の循環を取り戻し、貧困のない一人ひとりが尊重される社会を作ろうと努力してきました。地域を大切にすることは「MOTTAINAI」の基本だと思います。そして食べ物をつくる人はもうそれだけで素晴らしい「MOTTAINAI」の担い手なのだな、とも思いました。
新井田さんのメールには、いつも町の自然の様子が書き添えてあります。満月の夜に白鳥が鳴き交わしながら南へ向かう姿や澄んだ夜空に輝く北斗七星の様子……11月8日には初雪が降ったそうです。
五戸が明日もよい日でありますように!
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| 2005年11月14日(月曜日) |
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青山学院で「みどりと平和のコンサート」
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世界中に緑と平和の大切さを呼びかけようと、12日、東京都渋谷区の青山学院大・ガウチャー記念礼拝堂で「みどりと平和のコンサート」(青山学院大学・国際交流基金主催、毎日新聞社・朝鮮日報社後援)が開かれました。
MOTTAINAIキャンペーンの一環として開かれたチャリティーコンサートで、若手ギタリストの村治佳織さんと、韓国のピアニスト、李京美さん、さらにロシアのチェリスト、セルゲイ・ロドギンさん、ドムナー(ロシアの民族楽器)演奏家のアレキサンダー・マカロフさんら日韓露の音楽家が出演。会場を埋めた600人の聴衆を前に、日本人にもなじみのある「アベ・マリア」や「熊ん蜂の飛行」「さくら」「アリラン」「センチメンタルワルツ」など素晴らしい演奏が次々と披露されました。
開演にあたって青山学院大の武藤元昭学長は「『もったいない』というマータイさんの精神と、みどり(を大切にする精神)と平和の精神が広がってほしい」とあいさつ。韓国の金鐘泌元首相らも来賓として訪れ、最後まで聴き入っていました。
客席でこの日集められた寄付金は、38万7263円にのぼりました。これは、青山学院大学を通じて、マータイさんの植林活動や、毎日新聞と朝鮮日報が主催する「日韓国際環境賞」に寄贈される予定です。ありがとうございました(N)。
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| 2005年11月13日(日曜日) |
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MOTTAINAIとホワイトバンド
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「 もったいない」と「 ほっとけない」、「 グリーンベルト」と「 ホワイトバンド」…語感が似ているためでしょうか、「ホワイトバンドはMOTTAINAIのライバルなんじゃないの?」と聞かれることがあります。9月ごろ一部週刊誌などでホワイトバンドに対する批判が起こると、「悪影響がMOTTAINAIにも波及するのではないか?」と心配してくださる方もありました。でも、私はそうは思いません。環境と貧困撲滅…掲げている看板こそ違うものの、問題の根はつながっています。300万人もの人が300円出してホワイトバンドを買うという行動を起こしたという事実は、希望だと思うのです。
ホワイトバンドとは、世界的な貧困撲滅キャンペーンの一環としてこの夏に売り出された白いシリコンゴム製の腕輪のことです。「貧困のために世界で3秒に1人子どもが死んでいる」ことを象徴した3つのアスタリスクが刻んであります。8日、都内でこの収支などを報告する 記者会見があり、マラリア・エイズ・結核対策を目的とした「 世界基金」に25万ドル拠出することなどが発表されました。同基金に対する民間団体の寄付としては過去最高額だそうです。私はこの拠出は妥当なものだと思います。エイズをはじめとする感染症は、貧困によって広まり貧困をさらに広げる元凶です。そして貧困は森林伐採や限度を超えた焼畑などで環境を破壊し、新たな貧困を生み出してゆくからです。
ホワイトバンドに対する一番の批判は「売り上げが現地に届かない」というものでした。けれども、「ほっとけない」のホームページなどには最初から「貧困を生み出す構造を変えるためのPRや活動(欧米では『アドボカシー』といいます)に使う」と書いてありました。議論はあるでしょうが、貧困や貧困が生み出す環境破壊といった地球規模の問題の解決には、国際政治や経済の大きな枠組みの中で解決しなければどうにもならない構造的な要素もあります。そうしたものを解決するために声を上げるということも、必要なのではないでしょうか?
「貧困と環境破壊を生み出す構造」については、 マータイさんも言及されています。MOTTAINAIキャンペーンでは皆さまから寄せられた募金や、グッズの売り上げに含まれる寄付金が一定額に達すると、マータイさんにお渡ししています。こうしたお金はグリーンベルト運動の活動資金として、苗木や苗木が根づいた時に貧しい女性に手渡される小額のお金として使われています。それと同時に、マータイさんの考えを「マータイ通信」(毎月1回、環境面)などに掲載することなどによって、環境破壊や貧困を生み出す構造についても伝えています。MOTTAINAIキャンペーン事務局としては、現地にお金を渡すことも、アフリカの現状や地球環境の問題を伝えることも、どちらも大切なことだと考えています。
2005年は「アフリカと環境の年」といわれています。一つには地球温暖化防止の数値目標を決めた京都議定書が発効した年であること、もう一つは2000年の国連総会で採択された貧困削減のための「 ミレニアム目標」の成果を検証する年にあたるからです。京都議定書の目標年は2012年、ミレニアム目標は2015年。持続可能な地球を未来の子どもたちに手渡すための努力は、まだまだ始まったばかりです。
環境問題も貧困問題も、「見えない他者との関係をどう考えるか」ということだと私は考えています。地球の裏側で飢えている子どもやエイズでなすすべもなく死んでいく人、そして次世代の子どもたち。そうした“見えない他者”の存在を、日本国内で300万人もの人が意識したということは、人類にとって希望だと思えるのです。(M)
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| 2005年11月12日(土曜日) |
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マータイさんに送りました
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ケニアでは11月21日に憲法改正の国民投票が予定されています。環境副大臣という立場のマータイさんも、外国での講演などをキャンセルし、忙しい日々を送られているようです。グリーンベルト運動の植林活動は集会を禁じた前政権から「集会」とみなされ弾圧されました。マータイさん自身も何度も投獄されました。現政権は2002年に現大統領が前大統領の後継者を民主的な選挙で破ることによって成立した政権です。マータイさんにとっても、今回の国民投票は大きな意味を持つはずです。忙しいマータイさんの気持ちが少しでも和めばと、事務局は先週、心ばかりの贈り物をケニアにいるマータイさんに発送しました。
お送りしたのは主に日本のお菓子ですが、横浜市のパシフィコ横浜で29、30日に開かれた「横浜国際フェスタ」に来場された方々の寄せ書きも同封しました。寄せ書きは4メートルほどの長さの白い布の中央に書かれた「こんにちわ! マータイさん」という文字を中心に「もったいないで世界を変えられるように頑張りましょう」「“もったいない”を伝えていける教師になりたい」「奄美大島でグリーンベルトを始めました」「学校で作文を書きました」などなど……たくさんのメッセージが書かれています。中には「私もマータイさんと一緒に、アフリカの未来を明るいものにするために働きます」というセネガル女性のフランス語のメッセージもあり、アフリカ女性にとってマータイさんは大きな希望なのだと、あらためて知らされました。
ケニアはアフリカの中では文民統治が機能している国です。今回の投票も大きな混乱なく終わると信じたいです。アフリカの国々は、いまだもって植民地時代からの負の遺産をひきずっています。国民投票はケニアの内政問題なのでなんともいえませんが、マータイさんが笑顔で世界を自由に飛びまわれる日々が続くことを祈っています。(M)
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| 2005年11月11日(金曜日) |
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今週末のイベント
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今週末もMOTTAINAIをテーマにしたイベントが全国各地で開かれます。イベントのほんの一部をご紹介します。これから開催予定のものがあれば、このブログにぜひ、情報をお寄せください。随時、紹介いたします。
川越市北公民館(同市氷川町107番地TEL 049-222-1400)で12日(土)に開かれる第5回かんきょう祭りは、「もったいない」がメーンテーマです。「もったいないワールド」と題した展示コーナーには、マータイさんのパネルや、もったいないを題材にした川柳・都都逸のコンテストなどが行われます。落語や大正琴の演奏会も開かれます。
東京都大田区の「 昭和のくらし博物館」(東京都大田区南久が原2-26-19 TEL03-3750-1808)では、特別展『「もったいない」な女たち?石見銀山 重要文化財 熊谷家住宅を立ち上げる!!?』( www.digitalium.co.jp/showa/)を開催しています。家事全般の節約の知恵や建築の保存・再生など「もったいない生活」の工夫が展示されています。入館料大人500円、高校生以下300円
12日(土)と13日(日)の両日、つくばエクスプレス・みらい平駅の周辺を会場に開かれる「 大好きいばらき県民まつり」では、会場内でMOTTAINAIキャンペーンを紹介する小冊子やチラシが配布されます。茨城県は霞ヶ浦の環境対策に長年取り組んできました。先日「持続可能な利用のための湖の流域管理」をテーマとしてナイロビで開かれた第11回世界湖沼会議には橋本知事が出席、
マータイさんと並んで開会式典に臨まれました。この模様は 県のホームページでも紹介されています。(N)
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