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2007年1月4日(木曜日)
取材班です—無駄の価値

 ネット社会取材班です。既得権益さんのコメントのように、相次ぐ個人情報流出事件を考えると、社員の監視を全否定はできません。それに今やネットなしの仕事は想像できないでしょう。しかし、使い方を誤ると、企業にデメリットをもたらしかねないのではないでしょうか。
 最近、社内の情報共有を問題視する企業が増えています。また社内コミュニケーションの停滞は、急増する職場の「心の病」と関連が指摘されています。
 社内SNSはそうした危機感のあらわれと思います。効率を追求する企業が、社員の私的な交流の価値を認める。NTTデータのある社員はSNSを「無駄をそぎ落としたことへのアンチテーゼ」と語っていました。
 「業務中は仕事だけやる」。そう言われると反論は難しい。けれど、人間は機械ではありません。息抜きや無駄話をした方が仕事がはかどったり、アイデアが生まれたりします。
 「人間らしい無駄」の価値は結局、機械には分かりません。問われるのは、使う人間の判断力や意識です。うまく見極めないと、MA-chin(g) さんの書き込みのように、人間が機械に使われる時代になりかねません。
 るみさんはコメントで在宅勤務について触れていました。NECが社員を対象にテレワーク(在宅勤務)の実験をしたところ「仕事に集中できた」との意見が出る一方で「職場から疎外感を感じる」「さぼっていると思われないか」などの声も寄せられたそうです。技術的には可能でも、いざ人が使うと生じる問題がある。それを解決する方がはるかに難しく、重要だと思います。



  1. で、社会全体の何%ぐらいですか?
    こういった問題を抱えている会社は。

    Comment by kk — 2007年1月4日(木曜日) @ 21時00分38秒


  2. こういう話は個別に見てゆくしかないような気がします。
    情報共有が十分でなければじわじわと競争力を落として
    ゆき、最終的には負けてしまうということにならないで
    しょうか?

    Comment by rm — 2007年1月4日(木曜日) @ 22時00分03秒


  3. やっとコメントに対するコメントが寄せられたようですが本文に沿った論旨のコメントのみを取り上げている上にこの回の本文自体が特集の意図した「ネットの闇のクローズアップ」からは最も程遠いものであったことから、今回の投稿の内容自体もかなり「弱い」印象を感じました。NTTデータの事例は被雇用者からすれば上記の通り「無駄をそぎ落としたことへのアンチテーゼ」なのでしょうが管理者からすれば「息抜きや無駄話」までもを管理下に置く為の方策に他ならないのでしょう。下手に規制して地下にもぐられたらよほどやっかいですから。そして「人間らしい無駄」の価値は人間にもわかりません。その結果として健康的で働きやすい職場環境が形成され業績が上がればよいのであり、「無駄」の側に傾倒しすぎて業績が落ちれば、すでに民営化した上に分社化までしているこの会社の存続まで危なくなってしまうからに他ならないのであります。つまりはネットの問題なのではなく人間の問題なのです。見極めるかではなくて自分が何をなすべくしてなすかなのです。

    Comment by 善良なる管理者って誰 — 2007年1月4日(木曜日) @ 22時40分04秒


  4.  前回、前々回と過剰(そして違法で有害)なプライヴァシー流出・流通にネットが使えること。今回は合法で(企業や管理者にとって)有益なプライヴァシー監視にネットが使えること。
     プライヴァシーを守るための個人認証(その人がその人である証明)は、同時に、個人の完璧な管理技術(その人が何者でどこで何をしているかを常に把握する)に使える。
     単なる疎外論はやめてくださいよ。

    Comment by コードクシャ — 2007年1月4日(木曜日) @ 23時43分52秒


  5. 3年ほど前、ネットワークやIT関連企業を中心に就職活動をしていました。そのとき、多くの企業に対して私のひとつの意見として述べさせていただいたものが「ITによって失われたものをいま見つめるべきだ」ということでした。ネームバリューのある大企業がそれを行うことで、いまの流れを少しでも変えていけないかと思いました。数社の面接官の方が、食いついてくださり、大いに議論、とまではいきませんでしたが、それを君が入社したら考えてみよう、という話になったりしました。
    結局、わたしはそちらの業界には就職しませんでしたが、就職活動を通して、ITを知る・使う人ほど、その脅威を身に染みて感じているのではないか、と感じました。その力にいつか凌駕される、ITを機械をコントロールできず人間の生活を失う日がいつか来る、そう感じている方が少なからずいらっしゃるのだと感じました。
    いま私は土木業界で人と向き合い、人と接する仕事をしています。こんな世界にも人口減少や高齢化によりIT化の波が押し寄せています。「都市を構成する最小単位である人、その数を超える規模の生活を継続あるいは実現させるために必要だと現在考えられているのがIT」この考えを見直しませんか。LOOK BACK AGAIN

    Comment by inota — 2007年1月5日(金曜日) @ 00時43分48秒


  6. 「善良なる管理者って誰」さん、ちょっとだけ横入りさせてください。

    確かに最終的には「人間」の問題に帰着すると思いますが、そうは言ってもNTTデータなどの件は世の中に「ネット」なるものが登場したからこそ生じた現象ではないかと思います。
    見かけ上の効率と実際の人間の生産性の関係は、前世紀に大量生産方式が本格的に導入された際も大いに議論となった課題であり、ネット時代の到来も社会構造を大きく変え、今現在はまだ最適解を求めて初歩的な試行錯誤を試みている段階にあるのではないでしょうか。
    「善良なる管理者って誰 」さんが言われるような「無駄をそぎ落としたことへのアンチテーゼ」をネットに限らず多くの企業が再認識して欲しいと私も感じます。

    携帯を持たない古い人間の発想なのかも知れませんが、これだけコメントが多いとすべてに対して返答というのは不可能ですし、出来たとしても話題が拡がりすぎてかえって混乱するかなという気がします。返答の仕方に検討の余地がある点には同意しますが(役所への照会に対する回答文みたいです)、やりとりを通じて議論を深めるという意味からもある程度的を絞るのはやむを得ないと思います(なんか新聞社寄りになってしまいましたね)。

    Comment by 波平 — 2007年1月5日(金曜日) @ 01時45分42秒


  7. 職によりけりですね。

    キャノンは1991年にフレックスタイム制を導入、それに伴い、社員が顔をそろえる時間がとりにくいなどの問題に対しては電子メールを活用するなどで対応、早いうちにIT化に踏み切った企業のひとつだと思いますが、実際にはメールだけでは伝えきれない事項があり、結局直接会って伝達しなければならないなど、情報伝達速度が低下、非効率的な面が目立ったといいます。
    (結局、開発スピードの低下が深刻化 2003年4月にフレックスタイム制は廃止)

    メールだけで用件が済んでしまう所もあるでしょうが、
    私の周りを見る限りあまり多くなさそうです。

    Comment by namibia — 2007年1月5日(金曜日) @ 07時27分02秒


  8. 一連の特集を読んでもう少し勉強してから記事を書いて欲しいなと思っています。焦点がなかなか定まらない。監視の方なのか社内コミュニケーションの欠如なのか。情報セキュリティに焦点を絞るならばもっと書くことがあると思うし、社内コミュニケーションの欠如に焦点を絞るならばもっと書くことがあると思います。外側にいる人が恣意的にトピックを選択している、そんな風に見えます。

    それにしても今朝の記事はなんでしょう。ピントがどんどんぼけてエッセイのようになっています。社会部が強い媒体であることはわかりますが、問題を提起するというよりも、問題を作ろうとしているように見えます。

    Comment by あつし — 2007年1月5日(金曜日) @ 08時54分16秒


  9.  同じ「まいまいクラブ」で「竹橋発」をやっている磯野です。毎日新聞編集局所属です。取材班のメンバーではありません。
     名古屋に本社を置くある大企業は勤務中に社員がPCで「ネットサーフィン」することを禁じています。いや「サーフィン」というのは適当でなかったかもしれません。インターネットでサイトを検索すると言ったらいいでしょうか。
     その話を聞いた時に、当該企業の広報部長さんに「せめて総務部とか広報部とかは見られるようにしたほうがいいんじゃないですか。危機管理にもなるし」と余計なお世話を言ってしまいました。
     確かに、勤務中に自分の部下がミクシィの画面を開けているのを見たら「お前、仕事してんのかよ」と思うかもしれませんね。監視も必要でしょう。ただ、それだけだと宝の持ちぐされになるのでは。要は使い方だと思います。

    Comment by 竹橋発 — 2007年1月5日(金曜日) @ 15時18分13秒


  10. >社会部が強い媒体であることはわかりますが、問題を提起するというよりも、問題を作ろうとしているように見えます。

    新聞の「社会部」は事件ネタを中心に戦前の都新聞的な雑多な時事ネタを集める部署なので、24時間の激務
    ご苦労さんではあるが良くも悪くも「底が浅い」。
    もっともこの「底の浅さ」は、新聞の「社会部」だけではなく、事件もの・人間ドラマ・人事情報と速報(スクープ)が中心で専門的な分析がほとんど存在しない日本の新聞(日刊紙・タブロイド紙共)・TVに共通する弱点ではありますけどね。
    そういう良くも悪くも「底の浅い」人間ドラマなら、今はワイドショー・ニュースショーの方が遥かに面白く(笑)、また速報だけならTVとグーグルニュースを見るからいいよ、ということで「紙」の新聞のプレゼンスはどんどん落ちているわけですが(単に不景気で新聞代がもったいないというのも大きいが)
    記者さんを貶めるわけではないが、こういう「底の浅さ」を記者志望者予備軍に見抜かれて業界離れが進んでいなければいいですね。いまだに新聞社は難関業種なのかどうか、自分はよく知りませんが。ちなみにTV業界では中小の制作会社はどんどん志望者が減ってまして、就職難関・厚遇のNHK・キー局・有名制作会社でさえ早いうちに見切りを付けて辞める人が増えているとかいないとか・・・。

    Comment by halhal — 2007年1月5日(金曜日) @ 16時18分35秒


  11. >◆企業によるIT(情報技術)を使った職場での社員のメールや行動の監視は時代の流れで仕方が無いと思いますか

    >監視
    >仕方が無い

    一方的にマイナスイメージを想起する言葉を並べてアンケートもないもんです(わらい

    ●会社による社員の私用メールの制限は、社員の人権を侵害していると思いますか?

    と質問を変えてみたらどうですかw
    平気で印象操作に走るのがさすが毎日新聞クオリティですw

    Comment by 秋津直樹 — 2007年1月5日(金曜日) @ 16時38分58秒


  12. 小生のコメントを取り上げてくださり有難うございました。
    有用な無駄は決して排することが出来ないものだと私も考えます。そういう意味ではSNSは面白い試みだと思いますよ。
    ただし、社の資産を使用して業務外の用途に用いることは厳密に言えば「業務上横領」または「背任」であり、世知辛い世相を反映してリストラの格好の口実となってしまいます。
    また、SNSを承認した経営陣も株主から社に損害を与えたと言って株主代表訴訟を起こされる可能性もあります(社内SNSはかなり設備投資が必要ですよね)。
    内部統制や業績至上主義は良いのですが、一般的に費用対効果が数値化できないものは全て排除する傾向が見受けられます。
    これは、幹部が経営層に数値が出来ない価値を説明できなくなったことが一番の原因のように思われます。また、訴訟リスクに耐えうるようにデジタル化と記録の保全に走っていることも考えられるでしょう(口頭では言った言わないになる)。
    IT(ネット)はあくまでツールであり、貴紙のおっしゃるとおり人間がITに支配されることがあってはならないものと考えますが、支配されることを要求する材料があることも現実です。
    貴紙のこれまでの取材は、ネットの暗部を強調されるあまり背景の掘り下げがあまく、説得性にかける点が残念でなりません。

    Comment by 既得権益 — 2007年1月5日(金曜日) @ 21時00分59秒


  13. >NTTデータのある社員はSNSを「無駄をそぎ落としたことへのアンチテーゼ」と語っていました。

    この社員もネット社会取材班も甘いねぇ。無駄をそぎ落とすような業務システムの事例は,ほとんど無いじゃないかな。スタッフ部門のやっていた作業を現場に分散させただけだったり,伝票や書類を書式そのまま載せたり,業務見直しをしないものだから例外処理のツギハギだらけのシステムだったり,順路を固定化してしまった従来より十倍も時間のかかる稟議・承認システムだったり…まあ,無駄をそぎ落としたとはいえないシステムが多いのだけれどね。他誌の「動かないコンピュータ」でも読んだら?

    Comment by TuH — 2007年1月6日(土曜日) @ 04時16分01秒


  14. ネット社会取材班様、「在宅勤務」についてのコメントを取り上げていただきありがとうございます。
    ですが、「在宅勤務」という単語だけを取り上げていただいたようで少し残念でした。

    >技術的には可能でも、いざ人が使うと生じる問題がある。それを解決する方がはるかに難しく、重要だと思います。

    私は社員が自宅から会社のネットワークに接続するときのハード的・ソフト的なセキュリティポリシーを強制的に適用させることの難しさを少なからず存じております。
    たとえば在宅勤務の社員が業務中に疎外感を感じるからとインターネットに接続した際に不注意から機密を漏らすことを強制的に防ぐ手段は現実には存在しません。
    また、機密を漏らした社員は誰かを特定することも社内からの接続より難しくなるでしょう。
    「疎外感を感じる」ことや「さぼってると思われる」問題がそれほどまでに難しく重要だと思いません。
    どうしても結論先にありきの印象を受けてしまいました。
    揚げ足を取るような反応で申し訳ありません。

    Comment by るみ — 2007年1月6日(土曜日) @ 19時15分36秒


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