ネット社会取材班です。取材して驚いたのは、子どもたちが予想以上にネットを自在に利用していることでした。特に携帯電話の使い方は、通話機能とメールくらいしか使わない大人からみると、思わず「ここまで…」とうなるほどでした。
自省をこめて気になったのは、子どものネット利用の実態をあまり知らない大人が多いのでは、ということです。wonさんの指摘のように、「(ネットと直接的なコミュニケーションには)それぞれに一長一短があり私達はそれを理解したうえで利用することが望ましい」のだと思います。子どもの成長で、ネットの利点を生かすも殺すも大人の責任なのでしょう。
「携帯電話やパソコンで、いつも何をしているの」「便利だけど、どう使うべきなの」。冬休み、親子でじっくり話し合うのも良いのではないでしょうか。
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>取材して驚いたのは、子どもたちが予想以上にネットを自在に利用していることでした。特に携帯電話の使い方は、通話機能とメールくらいしか使わない大人からみると、思わず「ここまで…」とうなるほどでした
具体的に何に「ここまで…」と唸ったのか、そこを書いてもらった方が遥かに参考になるのですが・・・。
紙面ではデジモノに無知なオジサンオバサンしか読まないだろうから、そういう層には何を書いてもチンプンカンプンで書きたくても書けないのはよく分かるんですけどね。
また、子供が自分たちの知らないことをしている点を恐れる心理はよく分かりますが、ネット・ケータイについては定められた金額内の利用をキチンと守らせる程度の躾しか所詮は出来ないような気がします。「あんまりダラダラとケータイばかり見ているんじゃありません」と叱っても、そういう親ほど自分もTVばかり眺めていたりはよくあることです。
例えば講義中のケータイ利用に悩まされている大学の先生などは、どうすればケータイのコントロールが出来るのか、中学高校ではどうしているのか、そういう点を知りたがっていると思いますが、「我々はネット社会を省みなくてはなりません」といういかにも社会の木鐸(笑)的な決め台詞だけでは何の役にも立たないというか・・・日刊紙に要求するだけ酷なのか、相変わらず具体的なディテールや分析が甘くてちょっと・・・。
Comment by halhal — 2007年1月5日(金曜日) @ 16時59分33秒
…うーん、子供のネット利用の実態どころか
子供が普段何をしているのかも、まるで理解していない
親がいるから、その子供はネットやメールに
頼るのでは…という気がします。
Comment by 甘味料。 — 2007年1月5日(金曜日) @ 18時12分57秒
ネットの有害サイトは個人でもアクセス規制できるんじゃ?
携帯でもそういった機能、サービスを持つものがあると思うけど。
>1
私の大学の教授は携帯使用していた生徒を教室から
叩き出して欠席扱いにしてました。
大学の講義なら欠席や遅刻と同じようマイナス点を
付けることである程度はコントロールできると思います。
大人と同じように厳しく指導しても問題無いでしょう。
もっとも携帯の「音」が「寝息」になっただけでしたが・・・
Comment by kk — 2007年1月5日(金曜日) @ 20時58分22秒
こればかりは毎日新聞さんのおっしゃることももっともだと思います。
理想(極論?)を言えば、ある程度人間関係に慣れる小学校卒業まではネットの使用は制限するべきでしょう(禁止ではない)。
ただし、今のように隣人・地域内の関係が希薄となった現状では、ネットは他の世界を知る有用なツールと言えます。
ツールの利用方法(リテラシー)を叩き込むのも立派な教育と考えます。
一律禁止して遠ざけてしまえば解決できるものではないと考えます。
むしろ、寮生が帰省した後、野放図にネットを利用している点が気がかりでした。ネットの問題と言うよりも親の教育(勉強以外)への無関心こそマスコミが取り上げる問題ではないのでしょうか?
Comment by 既得権益 — 2007年1月5日(金曜日) @ 21時17分40秒
ttp://www.j-cast.com/2007/01/05004736.html
こんな記事が出てましたが・・・
やっぱりやってたんです?
「編集上の判断です」
Comment by kk — 2007年1月5日(金曜日) @ 22時13分56秒
昔は、人と人とのコミュニケーションが生きていたからずっと良かったという意見には、あんまり賛同できません。
そんな時代でも、我々日本人は第二次世界大戦に突入したりもしました。侵略戦争万歳と叫び、大勢を死に至らしめました。
その後の貧しい時代で、発生した少年犯罪の件数の凄さをご存知でしょうか?
今と比較になりませんよ?件数の桁が違う。殺人でも何でもござれだった。食べる為に、やむなくやったのだから、それはいいと語る御老輩を大勢知っていますが、それ、当時殺された被害者の遺族に、真顔で言える人が居ますかね?
それと引き換えに、温かみのある世界が昔はあったのだとしたら?
そう考える人は居ないのでしょうか?
世界は完全じゃない。携帯もネットも。
戦争も、全て犯罪を助長する側面はある。宗教でさえ。
温かみのある、昔の社会でさえ、少年犯罪を撲滅など出来なかったし、変態だって大勢居た。
それがただ、単純に表面化しなかっただけの事で。
実は昔こそもっと陰惨な影があったのではと、疑う気配すら、この特集には感じません。
人の触れ合いだけで、解決する程人の心の闇は甘くない。
今はずっとマシ。人の闇の部分が、ネットを通じて露出しているだけで。
それに影響を受ける人も出るが、反面、それに対して強く我が身を律する人々も多いはず。
グレーゾーンが世界に広がってゆくのを、悲観するだけじゃなく、認める事もまた必要だと思います。
今より白黒はっきりしてた、その世界が昔、何をしでかしたか・・それを忘れずに記事を書いていただけたら、もっと良いものが書けると思いますよ。
Comment by RED — 2007年1月5日(金曜日) @ 22時27分18秒
ネット社会取材班です。取材して驚いたのは、子どもたちが予想以上にネットを自在に利用していることでした。特に携帯電話の使い方は、通話機能とメールくらいしか使わない大人からみると、思わず「ここまで…」とうなるほどでした。
ここまで・・とうなってお金もらって取材しているプロはまさに無知ですね。恥ずかしいでしょ。自分の無知さが。
ネット利用なんてもともと難しいものではないのにむずかしく捉えている取材班の無知さです。
使って、ああこんなものかとわかってもなお、難しく捉えるおおげさバカ!創造力が止まっている証拠です。
もしくは大げさにわざと書いて盛り上げる手法(プロの技らしく)を使っているつもりだろうけど素人が見ても
書いた人の無知さしか伝わってこないですよ。
取材したり、評価したりすること、事実を伝える仕事なのに・・能力に欠けていますよ。勉強してくださいよ。
Comment by 一言伝えたい — 2007年1月5日(金曜日) @ 22時37分35秒
いい加減何が言いたいの?
本当に今の世の中がどうしてオープンに自分の意見を
言えなくなった理由を真剣に考えたことあるの?
自分は政府等に反対意見を言う人間を許さない環境を
作り出した「日本という国」に原因の一端はあると
思う。
自分の意見は経験に基づいた神聖なものと思いこみ
絶対変更しようとしない人、政府に反対意見を言った
だけで「共産党の人間」と言い続けてきている人が
未だにいます。
だからこそ悪いことをしてきたにも関わらず自民党が
55年も政権から落ちなかったんです。
ゆえに若者は後で何を言われるか分からないから、
匿名なら大丈夫と思いネットで自分の意見を言う。
反対意見の言い方を「自分の子供には反対意見を言う
人間にはなってほしくない」と思い親が教えていない
からあんな言い方しかできない。
2chを見てまともに議論していると思いますか?
論理的に考えれば簡単な話です。
これ以上無駄な記事を書く必要あるの?
もっと重要な問題があるのでは?
Comment by たむ — 2007年1月5日(金曜日) @ 22時43分14秒
過激な意見に聞こえると思うけど、子供のパソコンは監視されるべきなんだよ、親が子供の見たページやらをチェックしていけば良いんじゃない?子供の許可なんて要らないよ。誰の金でネットしてると思ってんだ。
ほいで、子供がエロ画像やら出会い系やらしとったら、ネット禁止で万事解決。
Comment by 吉田35 — 2007年1月5日(金曜日) @ 22時54分34秒
幼児ポルノや子供の件を扱うのなら、間違いなくファイル交換ソフトを取り上げるべきです。これは定理です。信じられません。記事を書く上で怠慢ですよ
Comment by goziro — 2007年1月5日(金曜日) @ 23時06分06秒
最近の子どものネット利用はすごいと感じてました。
友人の子どもは、中学生の頃から携帯を使って画像がほとんどの小さな自分専用のHPを作っていました。
携帯でHPという発想が私にはなかったので吃驚しました。
HPを見るとニックネームを使って自分の手作り作品をアップ、親しい友達も遊びに来ているようでした。
何度か見ましたが危ない画像はありませんでしたし、個人を特定出来る情報も画像も載ってませんでした。
工夫して作った作品が自慢のようでHPを見てくれと何度か携帯を差し出されました。
親もそのまま傍観という訳ではなくて、地域の公共の施設を子供達が使う時には見に行ったりしてました。
HPにアップしてないプリントされた子ども達の集合写真も見ましたが、楽しそうでした。
元々の友達もいたようですがネットで知り合った年上の子どももいたように思いました。
常識がなかったり危なっかしい子どもは遊びの仲間に入れてもらえないようでそういう点では団結している話を聞きました。
ネット利用に関して慎重な態度を感じましたが不特定多数の人がHPに来る筈なので、私は子どもたちに何事もなければ良いなあと思ってましたよ。
その友人の子どもも昨年の春に高校を卒業してIT系の会社に正社員で就職しました。
親子でネットを楽しんでいる様子に初めは馴染めませんでしたが、こういう風な楽しみ方もあるのだと今では感じてます。
子どもでも誰でもお手軽に情報発信出来る時代ですが、子どものHP作成などは親の監視下が望ましいですね。
Comment by りこ — 2007年1月6日(土曜日) @ 00時05分34秒
自分はもうすぐ30歳になりますが、コラムに書かれているように携帯電話は通話とメールくらいしか使いません。
そんな大人ばかりではないと思いますが、確かに周りを見ても、通話とメール程度しか使わない同年代の人たちが多くいます。
自分も含め、そういう人たちが親だった場合(自分は独身ですが)、生かすも殺すも大人次第、と言われても難しいのではないでしょうか。
じっくり話し合うにも、大人より知る子供を相手になにを話せばいいのか。
上の方も書いているような、お金の範囲を守らせるとか、その程度しかないような気がします。
それよりもネットの利点を話すよりも、ネット外、直接的なことをじっくり話し合う方がいいような気がします。
直接的なコミニュケーションの延長線上にネットがあると思います。
まず先に、直接的な方から。
Comment by Dp — 2007年1月6日(土曜日) @ 00時22分13秒
一応記事に目を通してきましたが、
はっきり言ってひどいレベルでお金を得ている感じです
誘導質問や記事そのものがあおる方向で
読んでいて嫌悪感が先にたちました。
原因を十分に説明せず、かつ、大げさな表現による
乱暴な結論付け
新聞の記者としてのプライドのかけらも感じられない内容です。
この程度のものであれば
記者本人さんが、個人でブログなりを開設されて
そこで、書き込むべき内容かと思われます。
ブログというあまり文字制限のない媒体を使っても、
このレベルでしか物が書けないという記者さん
もう一度記事の推敲を望みます。
ネットが危険なものである。
という結論をどうしても結論に持ってきたいという
明確な意思が感じられますね。
では、車の場合はどうでしょうか?
同じ視点で車に関する記事を書いてみてください
どんな文章になるか楽しみです。
Comment by haruka34 — 2007年1月6日(土曜日) @ 00時55分31秒
一度「報道」を壱から学びなおしてください
ここまであからさまな誘導は会社の名前を冠してまで
するべきものではないと考えます
読んで残ったもの=あなたの書いた記事に対して嫌悪
Comment by haruka34 — 2007年1月6日(土曜日) @ 01時00分47秒
>特に携帯電話の使い方は、通話機能とメールくらいしか使わない大人からみると、思わず「ここまで…」とうなるほどでした。
「『ここまで…』とうなるほど」と書くなら、それを具体的に書いたらどうですか。
行数の制約もないここに、なぜそんな手垢にまみれた文を書くのですか。
連載第1回目に「何かをなくしてはいないだろうか」と書かれていましたよね。
そんな読む価値もないまとめをわざわざここに掲載すること自体、御社こそ言論機関として何か大切なものをなくしていませんか。
Comment by Michi — 2007年1月6日(土曜日) @ 01時52分00秒
依存性が高いネットワークコミュニケーションツールは、酒やタバコ、成人関係のアレコレと同じく、未成年のうちは厳しく制限されるべき性質のものかも知れない、と思います。
一方通行だった書籍やTV、ネット機能のなかった時代のゲームなどに比べ、遙かに他者や自分を傷つける可能性が高い(その機会が多い)、と思われるからです。自制できる判断力がつくまで、あるいは結果に自ら責任を持てるようになるまで、無制限に解放されるべきでは無いというのは、明らかであろうと。
一方で未来の状況を考えると、エネルギー消費を押さえる方向に社会が進むのであれば、より一層ネットワーク化が推進され対面機会が減るのは明らかです。子供たちは今の大人以上に、上手くネットと付き合う必要があります。
となると、子供によるネット利用は、通常時と緊急時、使用時間や接続先の統制や制限などを保護者主導で進めていくほか無いのですが(たとえば小遣いと同じようなものととらえる)、未成年者・被保護者のプライヴァシーへの関与をどのように規定すべきかは難しいところですね。
子供がネット漬けになってしまうのは間違いなく親の責任ですが、自分の子供にだけ厳しくしても、子供社会の中での孤立を招くだけかも知れません。規制するべきかせざるべきかなど、社会全体の問題として子供のネット利用を考える必要があると思います。
Comment by ぼへみやーん — 2007年1月6日(土曜日) @ 05時09分44秒
一連の記事を拝見しました。
・・・が、むしろ一面からの見方しか伝えようとしない偏向報道というマスコミ社会の闇を強く感じさせられております。
次回は、『マスコミ君臨』という名前で、毎日新聞の疑似ジャーナリズムでも特集してみられてはいかがか。
Comment by 206 — 2007年1月6日(土曜日) @ 09時00分26秒
記事中で述べられている「子ども」が何歳を指しているのかが気になりました。社会的な責任を取れない年齢の人、と解釈すれば良いのでしょうか。私は様々な学校現場に情報面から関わっている経験から、「うなるほど」な人はそういないと感じております。うなる内容にもよりますが、ただの依存にうなるのは、少々滑稽であると考えます。
貴社の一連の記事では、媒体の影響力を考慮せずに「子どもすべて」「ネット社会すべて」と括ってしまう感があります。事実に感想や提言を加えるのでしたら、用語の解説だけではなく、他の方向からの視点・情報を落とさないようにしていただきたく思います。
警鐘を鳴らす点では小さな気付きから始めるべきであり、私も事ある毎に文にしております。第2部が、第1部のそれぞれについて、具体的な対策実施の場になることを期待しております。
Comment by shiro — 2007年1月6日(土曜日) @ 14時41分00秒
読んで思うのは「ネットは道具」だという事でしょうか
ホントに使い方次第でどうとでも使える。ただ世代のギャップがあって、古い世代の人と
そうでない人がお互いを理解できない。
そのギャップがどんどん広がるとお互いつらくなるんだろうなぁと思いました。
でもネットは便利
確かに今、ネットがないとかなり不便に感じるし、自分がネット上に存在しないとコミュ
ニケーションが不足する気がします。
ただ、バカみたいにアクセスしてると時間とお金を無駄にしてる訳で、バランスは必要。
Comment by BAININ — 2007年1月6日(土曜日) @ 15時16分20秒
>取材して驚いたのは、子どもたちが予想以上にネットを自在に利用していることでした。
具体的にどのような利用をしているのかは、続記事で出てくるのでしょうか?今後の具体的な論議に期待します。
今回の記事は、子どもを持つ親向けですね。
現代の小中学生は大人が考えている以上にネットを利用しています。
メールや掲示板だけでなく、BlogやHP、そしてオンラインゲームまで。
どの程度利用をしているかを親や教師という大人には言わないため、身近な大人でもどこまで利用しているか知らない場合も多いです。
また、親が子どもであった時代にはネットはなかった訳で、どのように教育したらいいのかモデルも知識もない場合が多いです。
どこまで詳しく書くのかバランスが難しいとは思いますが、ネットに詳しい方々にとっては少々物足りなくてもいいです。現在、小中高生の親の世代へ喚起できるような記事をこれからもたまには取りあげていってほしいと思います。
Comment by ひまわり — 2007年1月6日(土曜日) @ 18時20分14秒
ややショッキングなことを書きましょうか。
誰でも入れる某匿名掲示板上には実際、中学生ぐらいの男子が面白がって自分の性器を携帯やデジタルカメラで撮影し、画像アップローダーにアップロードして晒すようなスレッドまで存在します(さすがに顔は写っていませんが)。
対価を取らないだけマシという考え方もありますが、そういう趣味の大人も覗くことを承知の上で・・・つまり「需要」があることを分かった上でやっていることで、行為自体はWeb上の露出狂・・・まあ自分のナニの写真に反響が来ることが楽しいのでしょうが、もう児童ポルノ規制や携帯メールどころの話ではありません。
これは極端な例でそんな子供は本当にごく一部でしょうけど、冬休み、親に「携帯電話やパソコンで、いつも何をしているの?」と正直に答えると思いますか?
Comment by 団体職員 — 2007年1月6日(土曜日) @ 19時18分03秒
大変残念ですが、多くの方がコメントされているように、新技術を理解できない長老の嘆きにしか見えません。同様のことは歴史の上で常に繰り返されてきました。今はネットが君臨する嫌な世の中だ、昔は良かったと言います。しかし昔は昔で、機関車が人間を急かしたてるが、昔は良かったと言っていました。その前にも、今は鉄砲が幅を利かせているが、刀で斬り合っていた頃は良かったと、いくらでも遡ることができます。
現在、多くの若者は情報通信ツールを正しく使いこなしています。もちろん、セキュリティ意識が低く被害に遭う人もいますが、それは詐欺にだまされる中高年と何も変わりません。正しい啓蒙が必要です。
無鉄砲をする思春期の子供も確かに多くいますが、どんな大人も子供の頃に一点の曇りもない清廉潔白な生活を送ってきたと、胸を張っては言えないでしょう。例えば「祭り」は、昔のワルガキたちがやっていたイタズラを、日本中からネットで集まってやっているだけのように思えます。そして、それを日本中の大人が目撃してしまうのです。
もちろん長老がたには経験がないので、昔はこんなことはなかったとお嘆きでしょうが、確かに昔はなかったというだけで、どちらが良い悪いというようなものでもありません。今の若者が長老がたの少年時代を眺めれば、当時はこんなことが平気で行われていたのかと目を瞠って驚くかもしれません。
問題はむしろ次の一文にあります。
>取材して驚いたのは、子どもたちが予想以上にネットを自在に利用していることでした。
これを書かれた記者さんが子供をお持ちでないことを願うばかりです。自分の子供がやっている程度の内容すら理解できないような大人が蔓延していることに、大きな問題があります。そればかりか、自分の身の回りの子供に興味を示すことさえしない大人も多いように見えます。新技術を排斥するのではなく、大人が技術の長所と短所を正しく学ぶのが有効な対策であり、マスメディアにはそれを助ける力があるはずです。
ここに意見を書く人々はほとんどがネット経験が十分であり、主だった長所短所を理解しているでしょうが、紙にインク刷りされた新聞しか読まない(読めない)人にも、情報ネットワークの正確な姿を伝えるのが報道の使命ではないでしょうか。無用な恐怖心だけを流布させ、魔女狩りがまかり通るような世の中にしてはいけません。
Comment by 安敦 — 2007年1月7日(日曜日) @ 00時21分32秒