ネット社会取材班です。「ネット君臨」第一部に関連し、たくさんのご意見をいただき、ありがとうございます。このブログで展開された議論や、読者の方からメール、お手紙、ファックスでいただいたご意見を集約した「ネット君臨反響特集」を26日付け毎日新聞朝刊に掲載します。
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特集お疲れ様でした。26日の記事を楽しみにしています。
それと、もうご存知でしょうが毎日新聞出身の佐々木氏が、今回の特集について書いています。かなり突っ込んだ内容の濃い記事で、読み応えがありました。
これについて、今回の特集に参加された記者の方々のご意見(或いは反論?)をお聞きしたいです。また、特集第二部には佐々木氏にも参加してほしいです。是非よろしくお願いします!
http://blog.japan.cnet.com/sasaki/2007/01/post_10.html
佐々木俊尚 ジャーナリストの視点
毎日新聞連載「ネット君臨」で考える取材の可視化問題
Comment by いーすと — 2007年1月26日(金曜日) @ 01時17分36秒
おもしろい記事でした。
これからも楽しみにしております。(^^♪
Comment by さくぼ — 2007年1月26日(金曜日) @ 13時32分25秒
平成18(ワ)1464 平成18年09月27日
慰謝料請求事件(弁護士の守秘義務違反) 大阪地方裁判所 第18民事部
http://kanz.jp/hanrei/search.html?cat=04&page=3
今回の「ネット君臨」では上記のような被害は出ていませんでした。このような例はまだまだ少数なのかもしれませんが、今後、ネット人口が増えるに従って起こりうる問題であると思います。
是非とも取り上げて欲しい問題です。
肩書き(マスコミ、医師、カウンセラー、上記の例のような弁護士など)を信用して送った情報が漏れる恐ろしさ。ネットの信用とは何かを考える上で重要な判決だと思います。
裁判は終わっていません。漏洩側の弁護士が控訴しているからです。よって最終的な司法の判断はわかりませんが、ネットの落とし穴であることには違いありません。
Comment by あんぱん — 2007年1月26日(金曜日) @ 14時00分35秒
朝刊紙面で反響特集を読みました。
掲載されていたコメントの選定に恣意的なものを感じました。
あれらを読んだネットにそれほど詳しくない人たちは、どう考えるでしょうか?
この特設サイトに寄せられた多くのコメントを見ると、「ネット君臨」に反論しているものの中には理知的で毎日新聞さん側が弁明するのに苦慮されると思われるものが多数見受けられます。
私としては、それらを掲載して欲しかったですね。
企画・取材の段階から結論ありきの特集なのでは、と邪推したくなってしまうのが残念です。
Comment by まろ — 2007年1月26日(金曜日) @ 14時16分45秒
投稿が増えるか、減るか、どっちだろう。。。
わたしは公表されようが、されまいが関係ないけれど。
投稿が増えることを祈っています。。。。。( i )
Comment by クライフ — 2007年1月26日(金曜日) @ 16時31分06秒
「ネット君臨反響特集」読みました。かなり端折っていますが紙面ではスペースが限られているので仕方ないでしょう。ただ今回のように新聞紙が取り上げる事の意義は大きいと思います。
ネットは自由な空間だが利用者のモラルによっては無法地帯にもなる訳です。紙面のコメントの中で規制よりも教育というのは賛成ですが、ネットに限らず社会全体のモラルは低下気味なので難しいですね。
特定のサイト云々ではなく多くの人が安全にネットを
利用できる社会になって欲しいと願うので、半年ぐらいかける気持ちで長期特集を期待してます。
Comment by won — 2007年1月26日(金曜日) @ 19時01分22秒
いーすとさん、ありがとうございます。
>http://blog.japan.cnet.com/sasaki/2007/01/post_10.html
>佐々木俊尚 ジャーナリストの視点
>毎日新聞連載「ネット君臨」で考える取材の可視化問題
いーすとさんが紹介してくださった上の記事ですがとても納得のいく内容でした。
実のところ、こちらの連載を読んでいくにつれ、毎日新聞というものへの不信感が強まっていたのですが、同じ新聞社内でも、意見は一方向にだけ向くわけではないということがわかって安心しました。
Comment by よこやま — 2007年1月26日(金曜日) @ 23時02分23秒
Cnet Japanの該当記事を読んでここに辿り着きました。映画のネタばれを先に読んで映画館に来たような心境です。無責任に見ていれば面白いですが、自分が当事者になって取材されるならばと思えばぞっとします。
雑感ですが、冤罪事件の取調官と本件の取材記者の姿がだぶって見えるのは気のせいでしょうか。なるほど、取調官による冤罪もマスメディアによる人権侵害も似たような構図があるようですね。今後はそういった視点で記事を見ることも大事だと理解しました。
大いに人権を損なうことのある両者。
どちらも可視化されるとよいのですがね。
Comment by 公務員 — 2007年1月26日(金曜日) @ 23時25分42秒
紙面記事を見ました、お疲れ様でした
年始最初の1面記事は派手で笑えましたw
ネットの今後のあり方はまさに「功罪」(善と悪)であるでしょうし、いろいろな見方が必要になるでしょう。
恣意的・誘導的な内容との指摘もあるでしょうが、
まあ、考える場・話題を提供するのも一つのやり方だと
思うので今回のは悪くはない特集ではないと思っています。
※ネットの炎上に関してはデジタルARENAのコラムが面白かった記憶があるので紹介してみます。
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20051101/114110/
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20051102/114123/
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20051102/114129/
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20051110/114204/
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20051121/114355/
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20051122/114379/
Comment by 目玉 — 2007年1月27日(土曜日) @ 01時41分12秒
記事を読みましたが、まろーさんに同感です。
「看板を背負った記者さんと一部の事実を伏せたまま発表されている記事」=「毎日新聞さんの姿勢」であるならば、一方的な論調も反対派の反感を買い、火に油を注ぐだけになるのではないでしょうか?
いーすとさんの紹介記事も読みました。
反対側の視点も重要で、事実を捉えることに重要な役割を持っていると言えます。
「ネットで失われた何か」とは、事実の欠け落ちた記事やモラル、リテラシーの欠損、消失から生まれるのかもしれませんね。
Comment by 一読者 — 2007年1月27日(土曜日) @ 09時38分43秒
佐々木俊尚さんの記事、私も読みました。とても納得できました。
ここで書かれている「取材の可視化」、今までの常識にひたった記者さんにはとてもプレッシャーでしょうが、必要なことだと思います。
こういう声を黙殺せずに、柔軟な毎日新聞には変わってほしいと思います。ネット時代に支持されるメディアになるためには、欠かせない道ではないでしょうか。
Comment by 一市民 — 2007年1月27日(土曜日) @ 13時29分03秒
連載企画ご苦労様です。
佐々木俊尚氏という人物、結構クセ者ですよ。
2ちゃんねる層が推奨する人物たちには必ず影があるということを肝に銘じてください。
そうしないと、乗っ取られますよ。
詳細は先ほどフォームから送らせてもらいました。
確認してください。
Comment by ジョリー — 2007年1月28日(日曜日) @ 16時45分34秒
最近、「インターネット上のプライバシー侵害や名誉棄損について総務省と業界団体は、情報を書き込んだ発信者の同意がなくても被害者に発信者の氏名や住所などを開示する方針を固めた」との情報が流れ、この動きを裏で主導しているのは毎日新聞ではないか、との疑いがささやかれている。「ネット君臨」はこのようなネット規制を受け入れさせるための世論誘導を狙ったものとすれば、納得がく。
上記推測が正しいとすれば、毎日新聞の不審な動きの狙いは何だろう。「ネット君臨」が純粋に正義感に駆られた特集とは思えない。ネットへの憎しみがひしひしと伝わってくる。ネットの普及により存在感が日増しに弱まる自らの立場を強化しようとの試みではないかと邪推したくなる。
「角を矯ためて牛を殺す」という言葉があるが、ネットの問題点を指摘し、規制を強化することでネットの活力を削ぐことを狙っているとすれば、言語道断だ。
そのような私利私欲に突き動かされた世論誘導は必ず真意が露見し、やがてブーメランのように自らを滅ぼすことになるだろう。
Comment by ノーリターン — 2007年1月28日(日曜日) @ 20時37分09秒
2ちゃんねるの消火システムを知ろう。
http://jyakusya.blog69.fc2.com/blog-entry-24.html
自分等のしていることをそのまま相手(毎日新聞)に押し付けて街宣するのはフェアにあらず。
君等のパワーゲームにはもうウンザリしている。
Comment by げりら — 2007年1月28日(日曜日) @ 21時34分27秒
佐々木氏の記事を興味深く読ませていただきました。以前私は、まったく言っていないこと(それは実は取材した記者さん自身が言っていたことでした^^)を私の発言として実名で某新聞(毎日ではありません)に載せられたことがあり、ちょっとそれを思い出してしまいました。内容は特に私に実害のないことでしたが、その捏造ぶりには感心した覚えがあります。芸能人や政治家・スポーツ選手などの著名人で、ブログをもつ人が増えていますが、きっと自分の発言を勝手に別の意図で編集されるのが嫌だからだと思います。
直接自分の考えを大勢の受け手に伝えられる。これはなんといってもネットの魅力でしょう。もちろん現実の世界と同様悪意も善意も存在します。詐欺行為や著作権の侵害・個人情報の流出など、犯罪と思われるものは、法を整えて抑止しなければいけませんが、もっと視野を広く持ってネットのこれからのあり方をとらえていってほしいですね。
Comment by 和泉式部 — 2007年1月28日(日曜日) @ 22時00分12秒
> 佐々木俊尚氏という人物、結構クセ者ですよ。
> 2ちゃんねる層が推奨する人物たちには必ず影があるということを肝に銘じてください。
ネット上で経過を公開する形であれば第三者に透明な形の議論が展開できます。くせ者だろうと誰であろうと、無数の人たちからの批判に耐えられる形で議論を組み立てないと自説を受け入れてもらえないわけです。どんな意見でも第三者に表明できるということは、どんな批判を受けるか分からないという厳しさの裏返しでもあります。それがネットの特徴です。
新聞、テレビなどの既存メディアではこのプロセスは公開されませんし、公開するとしても「国民の知る権利の代弁者」としての編集部のフィルタがかかってしまうため、どうしても議論に透明性や公平性が確保できません。そこには編集部やメディアに関わる人の色がついてしまうのです。編集部等が推したいと思う意見に沿うように「国民の意見」が組み立てられていくのです。
このネット君臨が良い例です。紙面に載せられた意見やここのコメントは編集部のフィルタが働いており、どんなに彼らが公平性や客観性を主張してもその真偽を第三者が確かめる事は非常に難しいのです。ネットの某所では、取材を受けた人から恣意的な取材を受けた云々という「言った」「言わない」の次元での齟齬が出ているようですが、少なくともその真偽を確認する術はないのです。
Comment by どうだろう — 2007年2月19日(月曜日) @ 11時24分17秒
「ネット君臨」座談会について
誰が出ても同じ内容の話になるでしょう、そして最後に「時間をかけて議論しなければならない」で締めになるだろうと思います。
匿名の功罪等といかにも客観的に分析しているように見せかけていますが皆実は匿名登校に責任を取らなくて済むから言いたい放題出来る、と潜在的に考えているはずです。
実際に「匿名」の功の部分は罪の部分より少なく全体の2パーセント位ではないかと思わざるを得ないのが私の実感です(私的に各所の匿名投稿を当たってみた印象ですが)
問題は匿名投稿する人々の自分の発言に対する無責任さに有るのでは?
「放言の自由(表現の自由)・無責任の権利主張(責任を果たして初めて権利がある)」を謳歌している人々にはやはり発言に対する責任の所在を確認出来ない匿名投稿は管理者に即刻削除を義務付ける以外に無責任投稿の被害を最小限に食い止める手段は無いと思いますが?
Comment by 後藤 邦彦 — 2007年2月20日(火曜日) @ 10時23分52秒
「ネット君臨」報道に関してです。
私が大学生の頃、マスコミ論では、権力に対する批判的精神の最後の砦がマスコミだと教わりました。
ところがどうでしょう。
今やマスコミこそが世論形成力をバックにして、第三の権力になってしまっているのではないでしょうか。
前のコメントでも度々引用されている佐々木氏の論説にある「がんだるふ」事件に関する顛末を読むと、マスコミは公正中立に事実を報道するのではなく、ある動機に基づくストーリーを売っているのではないか、という大衆の漠然とした不安が、あながち「火のないところの煙」でないことがわかります。
この点について、毎日新聞はきちんとした説明をなさっているのでしょうか。
特に、佐々木さんが、毎日編集部の次長さんに対する取材の一問一答を掲載されていますが、驚きの思いで読んだのは私一人ではないと思います。
昨今のマスコミ界を見渡すと、やらせ記事、捏造記事、番組捏造といった報道の精神の根本さえ欠如しているような事件が相次いでいますが、今回の毎日新聞の「ネット君臨」報道のありかたを考えると、決してそれが事件に関与した一部の者の不心得によるものではないということがわかります。
大事なことは、受け手である私たちが「批判的精神」を常に忘れないようにすることではないでしょうか。
もっとも、今回の一件は、ネット社会のおかげで、そのマスコミであっても大衆からの批判の目から自由でないことも教えてくれました。
ここのコメントは承認制らしいですが、このような批判的コメントがマスコミによってフィルターにかけられたとしても、私たちは好きなところで発信する術を手にしたのですから。
これこそが、民主主義の最後の砦だと思います。
Comment by Yuo Kohime — 2007年2月21日(水曜日) @ 21時17分10秒
#12で佐々木氏が「結構クセ者」とされています。後ほど送信されるとされていた、「クセ者」と評するソース(論拠)の掲載をもう1カ月近く待っているのですが、どうなっているのでしょうか?
投稿されたのならさっさと掲載するべきだし、投稿されない又はソースが明らかな事実誤認だったら元発言も放置すべきではないでしょう。
佐々木氏本人は気にもしていないかも知れませんが、ソースも無しに他人をネガティヴ評価していいのなら、新聞社がやっているブログが、一応はソース主義がお約束になっている2ch以下ということになりますよ?
私は2chは功罪ともにあると思ってますが、ここでムキになって2chを叩いている人の発言を読むと
1 匿名同然のハンドルによる匿名批判(例外の人もいますが)
2 「自分と異なる意見」を「意見」の一つと認めず、十把からげに「誹謗中傷」「罵詈雑言」扱いする
など、皮肉なことに「2ch以上に2ch的」に見えます。
Comment by サイレント魔女 — 2007年2月22日(木曜日) @ 11時37分49秒