ネット社会取材班です。連載企画「ネット君臨」第一部で取り上げたテーマに関する識者座談会の特集紙面を19日(月)付け毎日新聞朝刊に掲載する予定です。作家の柳田邦男さん、前警察庁生活安全局長の竹花豊さん、ヤフーの法務部長、別所直哉さん、IT問題の現状に詳しいジャーナリストの佐々木俊尚さんの4氏が読者のみなさんから寄せられたメールや手紙、このブログで展開された議論なども踏まえ、幅広い視点から匿名での情報発信などネット社会に関する問題や今後のあり方を論じています。
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まいまいクラブに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は毎日新聞社またはその情報提供者に帰属します。 |
>幅広い視点から匿名での情報発信などネット社会に関する問題や今後のあり方を論じています。
本当に「幅広い視点から」になるのかねぇ・・・
Comment by kk — 2007年2月18日(日曜日) @ 03時19分57秒
うわ・・・
別所直哉さんに佐々木俊尚さんという強力2ちゃんねる信者タッグだな・・・
大丈夫なのか?
特に佐々木俊尚さんはさり気なく2ちゃんねる擁護してくるから厄介な相手だぞ。
大勢の2ちゃんねらーが強く推奨してくる奴には曲者が多い。
黒いものを白に変えてしまえるだけの話術もある。
だから2ちゃんねる世論は厄介なんだ。
Comment by げりら — 2007年2月18日(日曜日) @ 21時51分35秒
内容は明朝のお楽しみといったところですが、いくら毎日新聞OBとはいえ、ブログで「ネット君臨」という連載が抱える構造問題−−文体により取材対象を悪魔化(デモナイズ)する印象操作、実名/匿名でのダブルスタンダード、非礼な取材態度と事後対応−−を厳しく指摘した佐々木氏を対談に起用したのは、度量が広いというか、英断だとは思います(笑)
Comment by サイレント魔女 — 2007年2月18日(日曜日) @ 21時53分03秒
正直、ネット君臨という企画自体、御紙の定められた意図的な結論への誘導のために連載されていたとしか思えません。
特に気になった児童ポルノ関連ですが、意図的に収集しなくても「単純所時禁止」の要件を満たす状況に「ネット社会では」容易になりうる事を把握しておられるのでしょうか?
また、現行の児童ポルノ禁止法で「実写が規制され、一方で生描写を含む創作CG・漫画が規制対象外である」のは「被害児童の実在・非実在」という法益上の線引きによってなされるものであって、どれほど誤魔化そうが規制拡大の対象とすることに正当な理由はありません。
またこの手の規制論では「厳しい外国」を引き合いに出すことで「日本の規制が立ち遅れている」旨を強調する方が多いですが、これも「規制している国としていない国がある」と言う程度であって、一律に「諸外国と同じ」と称して規制対象にする事は「世界標準に従う」とはなりえません。
そもそもが「ポルノグラフィーの性犯罪への悪影響」自体が証明されたこともなく、また、特別この国の性犯罪率がこの手の世界標準説の好きな方々の言うところの「諸外国に比べて」特別高い訳でもなく「悪影響がある」と証明されてなお、積極的に規制する理由もないでしょう。
それでもなお「規制下にある外国のユーザーが見る可能性の排除」という博愛的親切心から規制論を展開されておられるなら、イスラム教国家の基準にてらして豚肉料理のレシピや造り酒屋のサイトの完全削除までを主張されるべきでしょうね。
Comment by リル悪 — 2007年2月19日(月曜日) @ 10時17分09秒
新聞記事やテレビの等で「匿名発言は卑怯だ」との意見をよく目にします。
しかし一般人が実名で社会にものを言うのはあまりにリスクが大きい行為です。
場合と内容によって仕事や職を失う危険もあります。
一方、記者やコメンテーターは表に出て発言する対価として報酬を受けています。
またその影響力は一般人とは比べものにならないくらい強大です。
両者を同列に扱っての議論は次元違いでしょう。
※各方面から疑問の声が挙がっている「ネット君臨」の取材手法や意図、
およびネットと既存メディアとの匿名問題を絡めた対立関係についての議論を
期待していたのですが、それらについては全く触れられていなかったのには
残念でした。
Comment by まろ — 2007年2月19日(月曜日) @ 13時34分57秒
ふ〜ん、コメント承認制にして、双方向性を語るとは
さすがは毎日新聞ですね。
承認制=検閲
この事実がわからない、記者の方々にはネットを語る
資格はありませんよ。その辺、ちゃんと分かってますか?
Comment by Mori — 2007年2月19日(月曜日) @ 16時12分39秒
以前、送信フォームから佐々木俊尚氏のCNET Japan記事について意見を送ったので、今回の記事を見てひとまず評価できます。
難点をあげれば、もう少し突っ込んだやり取りをして欲しかった。例えば佐々木氏が問題提起した取材手法について、取材班からの「回答」が欲しかったが(否定でも肯定でもいいのだが、回答をしてほしかった)、こういう座談会を載せたこと自体は評価できます。
取材班にとっては面白くない部分もあるでしょうが、柳田氏の意見でも佐々木氏の意見でも、その賛否に関係なく掲載して議論することこそが言論の根本であるのだし、それが「健全なネット空間」の素になるのだから、今後も躊躇せずに掲載してほしい。
更に言うなら佐々木氏と柳田氏の意見を随時「まいまい」に掲載したらどうでしょうか。
なかなか面白いことになると思いますが。
いずれにしても載せたこと自体は評価します。
私が毎日新聞を好きなのは、こういう自己批判記事も載せる点です(「議論が見える」でしたっけ?)。そのことを毎日の記者はもっと誇っていいと思うし、少しずつ進化させて欲しい。
「次」があれば更にもう一歩踏み込んだ記事を載せてくださいな。楽しみにしてます。
Comment by そら太 — 2007年2月19日(月曜日) @ 17時37分12秒
ネット君臨第二部再開の折には佐々木氏の起用をお願いします、と以前ダメモトでリクエストしましたが、今回の座談会に参加しているのを見て嬉しかったです(私のリクエストとは無関係でしょうが)。
座談会では柳田氏と佐々木氏の議論がかみ合わないまま終了したのが少し残念。ネットの子供に与える悪影響などは重要な問題ですので、詳細なデータと具体的な事例を挙げながら一つずつ議論して欲しかった。
そら太さんの提案するように、まいまいに柳田氏、佐々木氏の記事を掲載して欲しいです。大雑把な印象論で終わらせず、問題を一つずつ取り上げて、大勢で議論してみたい。そういうことにネットは向いていると思います。
Comment by いーすと — 2007年2月19日(月曜日) @ 21時05分23秒
承認制=検閲 との投稿がありましたが、そうではないと思います。検閲とは、『公権力』が暴力(軍隊・警察など)の行使を背景にして強制的に実施する事前のチェックを指すのではないでしょうか。
それはさておき、毎日新聞に対してかなり手厳しい投稿も掲載されていますし、私は承認制自体は必ずしも悪いことではないと思います。私自身の力作投稿も何度かボツになっていて、必ずしも大歓迎でもありませんが。最近やっと否決になる傾向が分かりかけてきました。
しかし、そら太氏のように批判投稿を掲載しているからっといって毎日新聞を私は評価しません。なぜなら、単に掲載しているだけだからです。
真摯な質問、真摯な批判にほとんど答えません。毎日母さん(管理人さん)を除けば、この「まいまいクラブ」で投稿に対して回答をした記者を二人しか知りません。ほとんど黙殺です。批判的な投稿も載せてるぞ、でいいでしょうか。
批判に対して反応すれば際限のない論争に発展する可能性もありますから、何となく無回答も理解できますが、少なくとも「質問」には答えていただきたい。それが、顧客(読者であって顧客です)に対する誠意ではないでしょうか。随分以前にも伺いましたが、「双方向」の「双」は何と何なのか。看板に偽りがあるのではないか?
Comment by 四間飛車 — 2007年2月19日(月曜日) @ 23時24分09秒
新聞社も紙の媒体と同時にウェブサイトにニュースを流すネット社会当事者です。
ネット情報に誤りがあれば、訂正やお詫びを掲載し、信頼される情報提供を目指しています。
ネット座談会2の最後の一部分。
記事を消して証拠抹消することはあっても
訂正やお詫びを掲載することは限りなくゼロに近い確率だろ。
仮にお詫びしても小さい記事とか平謝りで終わり。
言うことやることNHKと同じ。
Comment by kk — 2007年2月20日(火曜日) @ 00時05分34秒
コメント承認制そのものは、単なる荒らし投稿や、議論とは無関係な個人情報の暴露などの場として使われないためにやむを得ないと思いますが、私自身の体験を含めて、それなりの論旨がある投稿が多数、掲載を拒否されているのは「検閲」と言われても仕方ないでしょう。
すでに2chでは、この点を以って、毎日新聞を言論・報道機関と見なすべきではないという意見や、掲載を拒否された投稿を集めたサイトを作ろうという提案も出ています。
コメント可のブログを作っただけ他の大手メディアより評価できるというのも確かですが、痛いところを衝かれたからと言って検閲で弾くというのは問題ありではないでしょうか?
いくつかの自治体がホームページで「住民の声」を開示していますが、役所が、役所へ寄せられた批判を公開分から除外したと知ったら、毎日新聞は紙面で叩くんじゃないですか?
Comment by サイレント魔女 — 2007年2月20日(火曜日) @ 01時18分59秒
「ネット君臨」座談会で、児童ポルノの事について触れていたが。
自分が思うのには、実在のモデルが存在しない、架空の
児童の性描写を2次元表現で描いたCG・絵の単純所持・
製造の全てを全面禁止するような発言の内容に、本当に
許せません!(怒)
架空と現実を混同するような考えによる座談会であり、
本当に呆れて物が言えません!
自由な創作表現を、何と思っているんだろうか?
日本国憲法21条では、全ての表現の自由は保障されて
いるし、検閲をしてはならないとある。
表現の自由は、重視して欲しい。
本当に、いい加減にして欲しいですよ。(激怒)
Comment by B.D — 2007年2月20日(火曜日) @ 02時28分01秒
1日遅れだが記事を見た。
まあ、ネットはいろいろ問題抱えてるけどどーしよ?
って事を説明してるから評価
(無難な内容、既知の内容ではあったが)
最近は問題提起してりゃしてないよりもマシって考えなので悪くはない
柳沢さんの実名の伴わない発言は言論じゃないといった趣旨のコメント(読み取り間違ってないよね?)は少し残念だが
Comment by 目玉 — 2007年2月20日(火曜日) @ 08時02分59秒
>柳沢さんの実名の伴わない発言は言論じゃないといった趣旨のコメント(読み取り間違ってないよね?)は少し残念だが
自分も同様に思います。
最近ではフジのあるある事件なんかが「テレビに出てる偉い肩書きの人の言ってる事だから本当に違いない」という思い込みによりあれだけの騒ぎになったという認識を自分は、してますし。
事件発覚前からその番組を匿名で怪しんでた声もあったのでしょうが、発覚前では逆に番組への業務妨害行為とされて終わりですからね。
一般的な社会人が私生活に支障を起さない形で発言するには、現在は匿名しか考えられませんし。特にプロの報道・マスコミ関係などと対等にやり合うとなれば、テレビの言いっ放し・謝罪なし・反省なし・時間がたてば忘れる体質な番組に対しては、匿名で延々と抗議し続ける程度でもまだ足りない位だと感じますから。
(BPOがテレビに対するただの抗議文集の場になってる問題も一方でありますが…)
基本的に問題発言でも瞬間的に流されて誰も問題にしなければそれで終わりのテレビの責任感、些細なコメントでも半永久的にログが残り影響と責任が問われ続けるネット、そして新聞・雑誌などの消費される事で初めて価値が生まれる媒体の影響力と責任、それぞれが異なった価値観で存在する事に意味があるなら、それで良しとも思いますけどね。
あと「実名=存在感」と考えた場合、芸能人などは芸名での活動が主体であり芸名にこそ存在感があるから実名でなくて良いと考えられるし芸能人の犯罪報道を実名のみで行うのも馬鹿げた話で、しかしネットで主に活動してるアイドル等の事件報道となると実名が使われるだろうし。実名よりも知名度の高い芸名やHNなら一般的には発言に存在感(価値)を認める傾向にあると思います。
要は、テレビで有名ならテレビ上では芸名でも良いが、テレビを見ない人は芸名に何の価値も感じないのに対して、ネットで有名ならネットではHNでも良いが、ネットを見ない人にはHNなど匿名に等しいという感覚が時として問題になるんです。「ネット=社会」ならば「HN=芸名」という扱いも必要かもですね。
Comment by マサ — 2007年2月20日(火曜日) @ 12時01分50秒
柳田さんのアイデンティティー(実名?)の伴わない発言は言論じゃないというコメントに対しての自分の気持ちを書きます。
私は生まれてこのかた新聞等に実名で投書をしたことがありませんでした。自分の名前と年・居住地を全国にさらしてまでも、何かもの申そうというほどの強い思いがなかったからです。だからといって世の中の出来事に対し自分の意見をまったく持っていないということではありません。
新聞の実名投書を見てきて感じるのですが、投書をする人にいくつかの共通の特徴を感じます。まずは、文章を書くのが好き、又はある程度得意だと思っている人達。主に自分の周りでおきた私的な出来事や思いをつれづれにつづった投書が多いです。次に何らかの政治色の強い活動(市民活動を含め)をしている方。日頃からある方向の考えを世の中に広めるのを自分の使命と感じ、同じ考えの仲間とのなかに、自分の居場所を確保している人達です。次に、自分の生活に直接深刻に関係している事について、自分の利益を守るために、声を大にして言わざるをえない状況の人達。教員の免許更新制度に対しその危険性を危惧する意見を、教員や元教員、その身内の方が投書するという類のものです。最後に専門的な知識のある人が、何か話題になっている問題について説明しようとする投書です。
取り立てて支持する政党もなく、勝ち組ではないが、声を上げるほど切羽詰った状態でもなく、日々アリさんのように働いて、もれなく納税し、自分の身の丈に合った暮らしをして、日本を下支えしている大多数の人達(サイレントマジョリティー)は、わざわざ実名で投書をしないからといって、何も考えていないわけでも、考える能力がないわけでもありません。
一方新聞は、マイノリティーや弱者を守るのが使命と考え、判で押したようになんでもかんでも、そういう人達の立場に立つことに捕らわれてきたように感じます。それが、物言わぬ多数の一般市民が、実生活で肌で感じてきた感覚と、かなりかけ離れてきていると思います。加害者の人権ばかりを思いやる考え方や、いじめ児童への過剰な気づかいに対する反発などはその一つの例です。
パソコンの匿名でのコメントには、匿名を利用した悪意もありますが、今まで表に出てこなかった物言わぬ善良な市民の意見もあふれています。匿名を抹殺すれば、そういった人達の考えを抹殺することになり、新聞や言論人は、「またこんなこと言っているわ。かなりずれてるねぇ」と、市民の感覚からは程遠い存在になってしまうことを心配します。
Comment by 和泉式部 — 2007年2月20日(火曜日) @ 12時19分34秒
パソコンでのコメントで、通常の情報交換程度について、2ちゃんねるでは、何でもかんでもプロバイダ通報するようになっていますので、即刻止めさせることが必要です。
また、マスコミと2ちゃんねる等のネットの匿名情報の正確性について議論されていますが、どちらも、正しい情報の入手の仕方を一般消費者やネット利用者等に対して、なんら教育すらできていない状況にもあります。この点を解消して、市場に出回る契約自由の原則そのものを、現在のネットとマスコミ依存の傾向にある消費者等に対して、契約自由の原則を法律上、実務上廃止して、契約の方式と履行の方式を改めて作る必要がある。
Comment by 善良の一市民 — 2007年2月20日(火曜日) @ 14時11分39秒
座談会記事を読んで、「ネット君臨」は結局は「ネット規制」という筋書きに導くための仕込みに過ぎなかったのか、という思いが拭えません。だとすれば非常に残念なことです。
かつてコンピュータの登場が「魔法の箱」として信仰された時代、その反動として「コンピュータがやがて人間を支配する」と危険視する発想も生まれました。今回の「ネット君臨」というタイトルも、ネット万能の時代を背景に反動的に現れた敵対思想があるのでしょうか?まさか、この時代に「反ネット信仰」でもないでしょうから、既成メディアとして新興メディアである草の根ネットを商売敵として押さえ込みたいのでしょうか?
ネットにも悪人は入り込みますが、圧倒的多数の利用者は新聞・TVを潰そうなどと考えてはいません。また児童ポルノの配布や他人の誹謗・中傷をしたいとも考えていません。悪人はネット上でなくても同じ悪事をやります。悪人がネットを利用したからといってネットが悪いわけではありません。
取材班は色々な切り口で記事を書いてきましたが、結局はネットの匿名性を唯一のターゲットにしたいように見えます。企業組織の庇護下で発言するマスメディアの記者と違い、単なる一個人としてネット上に実名を曝し、自らの生い立ち、趣味や心情を吐露することの危険性は、考えてみるまでもありません。一方では、政府も企業も犯罪者もそうした個人情報は喉から手が出るほど欲しいはず。
表現の自由や報道の自由は、マスメディアだけの特権ではありません。規制や罰則を謳えば、やがてはマスメディアの自由にも及ぶことになるのではないですか?
Comment by わに塚もりお — 2007年2月20日(火曜日) @ 14時18分11秒
今回の特集のポイントは「児童ポルノの単純所持を規制すべきか否か」「漫画やアニメなどのフィクションも児童ポルノと解釈すべきか」の二点であると思います。コメントを見るとB.Dさんが後者に苦言を呈しているのを除いて、ほとんど言及がないのがちょっと意外でしたが…。
複数の論者がいるが故のことですが、いくつもの論点が交錯してポイントがぼやける中、「子どもを守るために児童ポルノを根絶しよう」という主張が「(被写体の存在しない)漫画なども規制しよう」という主張にすり替わっていく様は、おたくのひとりとして、「ちょっと違うんじゃ…」という感想を持ちました。
しかし、原因の一端はおたくの側にもあるように思います。
ひとつに、おたくの中にも児童ポルノを収集する者が(少数とは言え)おり、それを今までおたくが容認し続けて来たこと。
もうひとつに、今までおたくが自分たちのことを判ってもらう努力を怠り、ただ「表現の自由」という錦の御旗を振りかざせば相手が引いてくれるのだ、と無邪気に信じ過ぎていたことです。
まずはおたくの多くはペドファイルではないと言うこと、それを多くの人々に判ってもらうためには、何をなすべきか。
それこそが我々の考えていくべきことではないでしょうか。
Comment by R.Taniguchi — 2007年2月20日(火曜日) @ 20時18分59秒
別所氏のコメント:
>もう一つの論点としてアニメやマンガの問題がある。写真と違って被害児童の存在を想定できないというのが立法時の議論だったが、ネット上での拡散の状況を見ると、単純所持やマンガも含めてあらゆる児童ポルノを禁止する時期に来ている。プロバイダーとして違法画像の削除を繰り返している立場からもそう考えざるを得ない。
「マンガも含めて」とする根拠が全く示されていない。
そもそも何歳以下の絵が児童ポルノであるかの基準と判定方法が不明だ。
もし個人の主観で年齢を特定するなら、欧米人が日本人アイドルを全て児童と見なす事も可能だ。また芸術と猥褻物の線引きも責任持ってしていただかなくては世のクリエイターが安心して創作できない事態に陥る。
さらに、マンガを規制するなら、同時に児童ポルノ小説も問題にしなければならないだろう。そういった表現が含まれる過去の文学作品も全て!
犯罪の抑止という観点で創作物を規制すると言うなら殺人・テロ・薬物・爆発物を扱った文献は真っ先に規制されるべきだ。
インターネットにしろテレビの深夜番組にしろ閲覧者には見ない自由がある。必要なのは規制項目を増やす事でなく、規制を減らして行ける努力だ。それがなければ世の倫理感は悪くなるばかりで、好転する事など有り得ない。
ここの識者達は規制すれば良くなると信じてるようだが、まず規制によって好転した事例を挙げて欲しい。本来必要な議論は「家庭で倫理感を育む方法」であって、画像が個人に影響を与えるか否かを主観で語ることではないのだ。
Comment by まんがたろー — 2007年2月20日(火曜日) @ 20時55分56秒
いろいろ言いたいことはありますが、
ひとつだけ。
「児童ポルノ」でないものを「児童ポルノ」とでっち上げるな!
これにつきます。
定義をあえてあいまいにし、
規制反対派は「児童ポルノ」愛好者でペドファイルであるような印象操作をして恥もせずに、
さも『こども達を守りたい』正義の味方面をする
規制推進派の人たちには心底、怒りを感じます。
タレントのほしのあきさんの写真が海外の監視団体に
一方的に『児童ポルノ』扱いにされ、
排除されるような現状において絵を取り締まるなんてことになれば、どんなおそろしいことが起こるか
想像力のない人たちが多すぎます。
(もしくはあえてその辺をごまかしている人たち)
児童ポルノでないものを児童ポルノと決め付ける
輩がいるかぎり(しかも取り締まる側にいるかぎり)、
単純所持禁止にも断固反対します。
最後に、
私が反対の意志表示をするからといって
私が『児童ポルノ』を容認しているかのような
印象操作だけはやめてください。
頼みますから、規制派のひとたちは
もっとまじめに反対派の意見と議論をしてください。
Comment by Maru — 2007年2月20日(火曜日) @ 21時17分34秒
>18
>ひとつに、おたくの中にも児童ポルノを収集する者が(少数とは言え)おり、それを今までおたくが容認し続けて来たこと。
この書き方だとちょっと問題あるんじゃないか・・・
>おたくの多くはペドファイルではないと言うこと
ロリコン、ショタコン≠ペドファイルならまだ理解できるんだが。
「おたく」っていうのをどういった意味で書いてる?
人によっては違う意味で読み取りかねないぞ。
Comment by kk — 2007年2月21日(水曜日) @ 01時06分14秒
この対談、本当に「識者」が対談しているのか極めて疑わしい。
別所氏は児童ポルノ禁止法の保護法益を全く理解していない(若しくは否定している)し、柳田氏は完全な反ニューメディア論者。
竹花氏も同じく反ニューメディア論者且つ根拠の無い強力効果論者。
まともなのは佐々木氏くらいなものだ。
正直、この手の方々ばかりを集めて結論ありきの座談会を行う毎日新聞には、言論表現の自由を語る資格は無いと思う。
Comment by JO — 2007年2月21日(水曜日) @ 01時13分47秒
児童ポルノの所持禁止について…明らかに児童の人権を侵害するようなポルノ画像(児童に性行為を強要するようなもの)に関しては、所持の禁止に全面的に賛成します。ただし、
20年以上も前に有名写真家によって、芸術写真として撮影された少女ヌード写真などについては、どう考えても所持することが児童の虐待とは言えず、こうしたものまで取り締まるべきではないと思います。
マンガの問題について…漫画と児童ポルノは全くの別物です。そもそも、マンガの中に描かれているのは「児童」ではなく、 人の手によって描かれた「キャラクター」であり、 キャラクターは、外見も心も行動もすべて作者の思い通りになる 「人形」であって、意志を持った「人間」とは全く違う存在です。 紙と鉛筆だけあれば無限に生み出せるこのマンガキャラクターを全て規制するのは物理的に不可能であり、漫画についてはこれまで通り規制対象外とするべきだと思います。
Comment by YM — 2007年2月21日(水曜日) @ 08時30分10秒
オタク等の定義問題について
規制を推進される方たちは、オタクという枠の中にペドがあった方が漫画・アニメ等も同時に規制しやすいからと安易にオタクとペドを同一化したがる傾向が強いように感じますね。しかしその結果、肝心な「社会の敵」である「犯罪的なペド」というものが数の多過ぎるオタク達の中に紛れてしまい、逆に見え難く分り難くしてる問題が発生してるように感じます。児童ポルノ問題を語る上でも同様に「絵の表現の問題」と「現実の児童の問題」は分けて考えた方が、両方にとってピンポイントでの対応・対処が出来て良いとも思いますし。何でもかんでも「児童ポルノ問題で対処しよう」という、どう考えても無理な方法を優先するせいで逆に児童ポルノ全体の問題の対処速度が鈍ってるとすれば、こんな馬鹿な話はありませんね。
あと言葉としてのオタクの問題ですが、「○○オタク」という風に本来なら言うべきものをただ「オタク」というから同一視・同一化という配慮の欠けた安易さによる問題が起きてしまうんだと単純に解釈出来ますね。例えば明確に何のオタクか言えば「○○オタク=ペド」なんていう印象操作的な発言は、先ず出来難くなると自分は思うのですが。
「オタクの中にも当然犯罪者は存在する」は「日本人の中には間違いなく犯罪者は存在する」程度の意味でしかない当然の事ですが、大切な基本ですね。まぁ、漫画等でも児童ポルノ法違反だと法改正した場合、自動的に全国の漫画所有者さん達が犯罪者になってしまう可能性は大ですが。(汗
(日本の場合、性行為無しでも児童ポルノですから)
Comment by マサ — 2007年2月22日(木曜日) @ 12時19分22秒
予想通りというか、座談会でまともな論者は佐々木氏だけでしたね。
まず導入部で「深刻な被害が浮かび上がった匿名による個人攻撃」とありますが、ここのコメント欄でさんざん指摘されたにも関わらず「高額所得者が身分を隠して家族の医療費を募金」「ブログで異常なクレーマーぶりを自慢」した人への批判だったことは−−記事の要約を含めて−−きれいさっぱり抜け落ちています。
どなたかが指摘していたように、ネット上では特段責められるべきでないような人が「祭り」の対象になってしまった例は、もちろん実際にあります。だが「ネット君臨」初回で挙げた例はおよそふさわしいとは言えないでしょう。
2ch「詭弁のガイドライン」にある「勝利宣言する」に近い手法だと思いました。
自称による「被害」には、本当に同情に値する「被害」もあれば、「被害者面」を逆用した相手への攻撃や正当な批判の封殺もあることは、社会の常識です。
その「被害」の内実をきちんと検証すべきだと提唱する佐々木氏に対して、そうした検証をすっ飛ばして自分のネット憎悪を議論の前提に据える柳田氏を比べると、ジャーナリストとしての問題意識の広さ、深さには圧倒的な差があります。
そもそも相手が嫌がることを公に語ることがおかしいなら、毎日新聞はなぜ、柳沢厚相のちょっとした失言をいつまでも騒ぎ立て、辞任しろと「祭り」をしたのでしょうか?「公人」が理由なら、社会に対して1億円の寄付を要求するのも立派な「公人」ではないですか?
それに佐々木氏が、インターネットも実は発信者の特定が相当程度に可能であることをきちんと指摘していますが、毎日新聞の司会者や柳田氏らはそうした事実を無視して、「匿名」「匿名」と大騒ぎしていますね?
これは、インターネットでの一般市民の言論活動を規制するように世論を扇動するためには、現状のインターネットが無法地帯だと誤認させなければ都合が悪い−−としか理解できません。
Comment by サイレント魔女 — 2007年2月22日(木曜日) @ 12時23分15秒
記事を見ましたが・・・
匿名掲示板に関しては、IP表示を義務付ける事である程度の情報開示はなされると感じますが、それを海外のサーバーまで強制的に執行出来るかといえば、大いに疑問に感じます。
元々ボーダーが無い所に線引きをする事自体が、かなり無謀な考えではないかと思います。
真の意味で線引きをするならば、国家間協議が必要でしょうしその為の法整備も必要でしょう。
児童ポルノに関して、芸術とポルノの線引きをどこに置くか?
その区別は重要であり、また漫画やゲーム等に関しても裸や性描写を売りにする作品がある以上、規制は免れないと思います。
ローティーンの好奇心を煽る作品にはある程度の基準が必要であり、満たさない物は成人指定で大きな問題は無いと思います。
こうした作品が怖いのは「実際にやってみよう」と考える人間がいるからで、善悪の判断がつかない子供には有害です。
善悪の判断がつく大人でさえ、一線を越える人間が多いのですから。
Comment by 一読者 — 2007年2月22日(木曜日) @ 12時45分13秒
すでに他の方のコメントでも指摘されていますが、この座談会で最も呆れたのは、柳田氏の「匿名発言は言論ではない」という傲慢な発言です。
朝日新聞がたまに言論の自由をテーマにした「見る、聞く、話すはいま」という連載を載せています。左翼団体や外国による圧力の問題は華麗にスルー(笑)という片手落ちもいいところな記事ではありますが、職場や地域でのちょっとした発言に理不尽な圧力がかかった例が多く登場します。
ネット実名制が導入されたら、たとえばBBSに「ウチの会社、サービス残業ばかりさせやがって」と愚痴を書いた社員が人事部から呼び出されて怒られる、といった事が日常茶飯事になります。毎日新聞が目指している社会は、そういう社会です。
NHKや毎日新聞自体が、自民党や日本の悪口は垂れ流すくせに、言論チェックが厳しい中国などには圧力に屈しまくって礼賛報道しかしないのに(毎日新聞の上村特派員は別格でしたが退社してしまったようですね)、市民には「実名でなければネットを使うな」というのは、ダブルスタンダードもいいところでしょう。
これが「強者の論理」ならまだマシですが、最終的には牽制効果によるネット言論自体の圧殺・萎縮を狙っていると見られても仕方がないと思います。
Comment by サイレント魔女 — 2007年2月22日(木曜日) @ 12時47分17秒
既存メディアは自ら“君臨”できなくなった平面に耐えられるか
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000005465
どうやら耐えられないようですナw
古くさい体質のまま滅んでいく恐竜になるのでしょうか。
>実のところネットが引き起こしたとされるネガティブな面の多くは、ネットに主因があるのではなく、戦後社会の崩壊が引き金となっているのではないかと考えています。
>従ってまずわれわれは、社会の崩壊が起こしたものと、ネットが引き起こしたものとを切り分けて考えなければなりません。
>もちろんその相乗効果、あるいは相殺効果もあったでしょうが。そうした切り分けがないまま、「ネットは便利だ」「ネットがおかしい」と言い合っていても、何ら建設的な議論には進まないと思います。
ここのところに大いに共感w
Comment by 秋津直樹 — 2007年2月22日(木曜日) @ 15時29分14秒
「匿名か実名か」について
掲示板について誰が書き込んだのか調べれば分かるようにログを残しておけば、匿名でもかまわない。
明らかに悪意がある書き込みであれば、本人を特定して訴えられるようにしておく。そのことを明記しておけば、抑止力にもなるでしょう。
また、内部告発であれば、特定できないように保護すべきです。
まったくの匿名で誰なのか特定できない、全てを実名にしていまう、のどちらもおかしいでしょう。
「児童ポルノ」について
漫画・アニメも加えるべき。
芸術か猥褻かなんて議論する必要はなく、どうしても表現したい・所持したいのなら、逮捕されること覚悟でやればいい。
被害者の倫理を確立する教育を、という前に加害者を取り締まる規則・罰則をつくって、犯罪者を少しでも少なくする対策を講じるべきだ。
Comment by 松本明憲 — 2007年2月22日(木曜日) @ 18時55分34秒
例えば一般的に、選挙が無記名投票である理由を考えれば、自由な意見の表明には匿名性が大切であることはわかると思うのですが。実名実名と連呼する方々は、意見を言いたくても自分の立場の弱さからむりやり言葉を飲み込まざるをえなかった経験は一度もないのでしょうか。
そして児童ポルノについて。「単なるわいせつ問題ではなく被写体となった子供に対する虐待」「ネットの発達で被害者の画像が拡散」という法益にそった論旨であるにも関わらず、なぜ突然「マンガの拡散も問題」となるのでしょうか。まったく論旨不明です。
毎日新聞は以前も社説で同様の主張をしていましたし、今回も題字にして大きく取り上げたということは、いまだに同様の見解であると思えます。そのような認識のまま単純所持の処罰を主張されても賛同しかねます。
「ネット君臨」でとりあげられたような、現実に子供をレイプしたあげく撮影してばらまくような所業と、たとえ不道徳な内容であってもしょせん文字通り「絵空事」にすぎないマンガが、なぜ同じ犯罪にされなければならないのですか。
「マンガを児童ポルノに含めるべき」という発言をされたのはYahooの法務部長の方ですが、この方はいわゆるアダルトコミックにしかセクシャルなものも、まして18歳未満の裸体などあるはずがない、と思っておられるのでしょうか。だとすればあまりにも無知です。
「Yahoo!コミック」で発売されているいたって一般的なコミックの中にも、18歳未満のキャラクターの着替えシーンや裸、性行為が描写されているものもあります。実写の基準をマンガにあてはめればこれらもすべて児童ポルノとされますね。手塚治虫のような著名な作者であっても該当してしまいます。(むろん著名でなければ、価値が低ければ規制してもいいという意味ではありません)少なくとも規制に該当しないという根拠はありません。実写であれば性描写がなくても、ポルノ的でないヌードでも、18歳未満であれば摘発されているのですから。
児童ポルノとそうでないものの線引きに「実写」と「絵」を分ける以上に明確なものなどありません。
それでも印象論で捏造報道レベルのバッシングを続けるのであれば、毎日新聞もYahooもコミックやアニメといったコンテンツは一切扱うのはおやめになったらいかがですか?それが筋だと思います。
Comment by レイニー — 2007年2月23日(金曜日) @ 01時20分44秒
http://blog.japan.cnet.com/sasaki/2007/02/post_12.html
トラックバック機能があれば、これについてのトラックバックが沢山ついたんじゃないですかね。
毎日側は第三者を理由に言い訳してますけど、がんだるふ氏本人やがんだるふ氏が佐々木氏に取材依頼をしたら答えるの?
答えないなら現場の人間は逃げまわってる事になるでしょう。
Comment by jseeker — 2007年2月23日(金曜日) @ 02時09分18秒
識者座談会(その1)より
>…匿名による掲示板への書き込みが原因で、個人の現実の生活に影響を及ぼす例も増えているようです。匿名による個人攻撃をどのように規制すべきでしょうか。
上記は,司会者(朝比奈豊主筆)の発言,座談会の導入部分である。
さて,私は,「本物」を名乗る人物から,本ブログと当人のブログで誹謗,中傷されているのだが,それに対してどのように規制すべきと考えるか,朝比奈主筆と柳田氏にお聞きしたい。
また,某国の壁新聞は,政府や民衆等に多大な影響を与えたことで有名であった。それには実名が明記してなかったと思うが,それを(政府が)規制すべきであったと考えるか?
更に,過去に某商用ネットに書き込みをした人物が,その所属組織から書き込みをやめるように指示された事実があるが,それについてどのように考えるか?
なお,私は一度たりとも「2ちゃんねる」を擁護したことはないし,「2ちゃんねる」の積極的ユーザでもない。
識者座談会(その2)より
>児童ポルノの弊害は、インターネットが普及する前から指摘されていましたが、連載でも取り上げたようにネットを通じて児童ポルノの画像や動画が拡散しています。
上記は,司会者発言の(その2)の冒頭部分である。
自身で認めているように「児童ポルノの弊害は、インターネットが普及する前から指摘されていた」わけである。ならば,「ネットの利点を生かしながら、どう共存していけばいいのか。将来のネット社会をどう築けばいいのか。それを読者の皆さんと考える」と銘打った連載や座談会で,児童ポルノの存在そのものを議論する必要があるのか?
また,もし児童ポルノの画像や動画が拡散することを問題とするならば,既存メディアや自販機やレンタルショップはどうするのだ? 電車の吊広告は?
募金やその他の件でもそうだが,インターネット固有の問題点と,そうでない問題点とは区別すべきである。
Comment by TuH — 2007年2月23日(金曜日) @ 03時48分30秒
毎日新聞も事件ネタになると無署名も多いですね。疑惑が取り沙汰された中には否定している人もいますが、これって「匿名による個人攻撃」じゃないんですか?安倍首相や柳沢厚相を叩きまくっている社説も無署名ですね?
柳田センセによると、匿名の言論は無価値で、社会の福利に貢献しないんですよね?
・・・といっても、筆者を明かせとか、記事を書くなと言っている訳ではありません。案件にとっては記者個人やソースを圧力から守らなければならないことだって多いでしょう。要は
「自分たちができてもいないことを、ネットユーザーにだけ偉そうに要求するな」
ってことです。
ここのブログの投稿欄にしても、がんだるふ氏の文章から取材に来た記者名を引用したら掲載を拒否された人がいたと記憶しますが、大事なのは匿名是認派だろうが否定派だろうが、主張を一貫させることですよ。
まあ、こんな事は2chの「ネット君臨」関連スレッドでは、元旦の8時くらいには突っ込まれていた話だと思いますし、佐々木氏もネット君臨取材班自体が個々の記事ベースでみれば匿名同然であることをとっくに指摘していましたが、2月下旬の座談会でもまだ自家撞着に気付かない(ふりをしている?)ってのは、如何なもんですかね。
Comment by サイレント魔女 — 2007年2月23日(金曜日) @ 07時41分35秒
漫画等の規制について
上でレイニー氏も言ってますが、絵による表現物を現実の子供を守るための児童ポルノ禁止法で「定義をそのままに」絵も禁止とした場合、下書きや設定画に当たり前に書かれてるはずの未成年キャラの下着姿などの絵も摘発の対象にされかねませんので、現在の日本の児童ポルノ禁止法での規制云々に関しては反対と言うほかないですね。
また自分の知る範囲でも、子供の女子向けコミックの中で普通に性的な意味はなく下着姿の未成年女子のキャラが描かれたりしてますし、昔の名作アニメ(フジで放送された)の中にも頻繁に下着姿で無邪気に遊びまわる未成年の少女キャラが描写されてもいます。(名作アニメをネットのコンテンツに利用されてる業者さんも多いですよね) あえて有名所を挙げるならジブリ作品にだって少女の下着が頻繁に見えてしまうやつがありますし。
「着衣の乱れ」というレベルでポルノ判定される日本の児童ポルノ禁止法は、現実に存在する児童を守る上では、とても上手く機能するのかもしれませんが、漫画等の創作物に対しては、実に残酷に機能する性質が強過ぎるように思います。なので現実の児童と同様に絵の方も規制するという方法には、賛成出来ません。
あと、未成年を用いた性的表現の描写・販売・放送・所持(保管)の禁止ともなれば、当然過去に放送されたドラマや映画もかなりの数が規制や廃棄の対象にされるはずですが、こちらは一切話題にもされません。不思議な事ですが、テレビで放送された物に関しては本来なら違法な表現・映像でも瞬間的に流されるだけだからか特に問題にされない傾向を強く感じますが、テレビは規制推進の宣伝の為の大事な媒体だから優遇でもされてるのでしょうかね?
Comment by マサ — 2007年2月23日(金曜日) @ 15時26分00秒
21.のKKさんから、僕が18.で書いたの「おたくが児童ポルノに対して容認して来た」という意見は問題があるんじゃないか、
とのお声がありました。
確かに、恐らくおたくの大多数は(実写ものの)児童ポルノなどに興味はないし、その存在に否定的だと思います。
ただ、例えば「双葉ちゃんねる」などといったおたく向けの画像アップローダをペドファイルが児童ポルノの
交換の場にしつつあること、それに対しておたくがあまりにもガードが甘いことなどは問題であるように思います。
また、おたくの中でもこの問題に声を上げ、運動をしている人々に限って、あまりにもペドファイルに対して
脇が甘いという印象がある。
その意味で、おたく側にもいろいろと反省すべき点はあると思うわけです。
>ロリコン、ショタコン≠ペドファイルならまだ理解できるんだが。
以下は、ちょっと意味が判りませんでした。
Comment by R.Taniguchi — 2007年2月23日(金曜日) @ 20時08分24秒
ヤフーの中の人は、ネットの倫理やコンプライアンスを語る前に、オークションの詐欺被害者をきちんと救済サポートして、知財侵害商品やアダルト製品の一般カテゴリ出品に対して寄せられる申告・通報フォームを無視せずにきちんと対処するのが先ではないですか?
新聞としても、そこは当然に突っ込むべきですが、「ネット君臨」第一部ではネット通販やオークションの問題点で指摘されたのが買い物依存症とアフィリエイトという周縁的なテーマばかりを取り上げ、不自然でした。
規制派か自由放任派かは別として、取材班の面々が日頃からネットをきちんと使っていれば本質的に何が問題か分かるはずですが、「ネット君臨」で頻発する天然ボケに近い焦点のズレは、ひょっとしてそもそもネットを大して使っていないことに起因するのではないですか?
それと、朝日新聞や東京・中日新聞ほどひどくないとはいえ、被害者やその遺族より犯罪者の人権を重んじる人権派弁護士や死刑反対運動に好意的な記事が散見される毎日新聞が、「ネットと児童ポルノ」で被害者サイドの代弁者ぶるのは唐突な印象があります。
これも子供を助けたいんじゃなくて、ネットに無縁なアナログ読者に「インターネット=児童ポルノ無法地帯」「ネットユーザー=児童ポルノ愛好者」という印象を刷り込んで、「だからネットとそのユーザーには規制が必要」という方向へサブリミナル的に世論誘導する道具に使っていませんか?
違うというなら、今後は毎日新聞紙面において防犯・治安重視、厳罰主義で社論を展開していくという理解でよろしいのですね?
実在する子供を撮影する行為は論外としても、単純所持の規制は画像の中身や所持の分量・経緯を相当に考えないと、過去の芸術作品や映画・書籍の大量廃棄、冤罪の続発につながりかねません。
まして「不快」といった程度の根拠でこの種の規制を「写真だけでなく絵もダメ」「(体格のいい欧米人からみて)子供っぽい体形だったらアウト」「変なコスチュームは裸と同じ」などと広げていくと、毎日新聞「まんたん」が紹介しているコンテンツも引っ掛かるようになりますよ(笑)。
Comment by サイレント魔女 — 2007年2月24日(土曜日) @ 15時36分38秒
規制論の賛否に関して漫画等の規制には賛成であるのだけれど、いきなり全廃とかは無理があるので年齢指定(R-12,18、成人等に区切り)図書とすればほぼ解決の方向に向かうのではないでしょうか?
知りたいという欲求に関して知る事が出来るのがネットの長所でもあり短所でもある訳ですが、海外のコンテンツまで規制するのは無理がありますし、有害と判断されるそれらはプロバイダーがフィルターをかけるべきでしょう。
それでも抜け道を探す輩はいるでしょうし、犯罪となるようなものを完璧に防ぐには無理があります。
犯罪を完全に根絶出来るなら、警官が失業しちゃいますからね。(笑)
簡単に取り締まれる犯罪が少なくなったら捏造することもあるような公務員には、無理だと思います。
TVスペシャルで暴走族検挙の特集はありますが、実際の検挙率No.1はシートベルトですよ。
あれもある意味、やらせ番組だと感じるのは穿った見方でしょうか?
余談ですが、某都知事の家には無修正のプレイボーイ誌が子供の頃からあったとご子息が語られておりました。
芸術的に見えるのが当たり前になると、騒ぐほどの事ではなくなるのかもしれませんね。
以前は毛が見えただけで大騒ぎだったけど、一般的になると騒がれなくなりましたし。
有害か否かは内容次第だと思います。
Comment by 一読者 — 2007年2月25日(日曜日) @ 09時56分36秒
承認制のコメント欄で、なぜ「詭弁」ばかり載せるのでしょうか?インターネット上では議論とは名ばかりで規制反対派が大手を振っています。発言の場を奪われ辟易しているユーザーが多いことを忘れないでください。ようやく志を同じくする御社の記事に出会えて発言の場を得られたと思ったのですが、「いつものように」潰されてしまうのかと思うと残念でなりません。
大半の良識ある大人なら、インターネット上の規制は必要だと思っています。現実に多くの被害者が出ている中で、言論統制や表現の自由をあげつらうのは詭弁以外の何物でもありません。
児童ポルノの単純所持はもちろん、漫画などにおいても児童を性的対象と見なす創作物は禁じられて当然だと思います。
「ロリータばかりの漫画やゲームの中で、少女を性的対象としなければいけないと強迫的に思い込んでいる青少年が増えている」とは、ある精神科医の談。
また児童ポルノの単純所持を罰しないために、いつまでたってもイタチごっこです。
現状の児童ポルノ法の適用範囲と、野放しの盗撮も問題だと思います。少女の水着姿や体育着姿をおさめた盗撮画像がアダルト掲示板で多数投稿されています。
しかしその意見を識者の方が書こうものなら、ネット上ではたちまち規制反対派の攻撃にあいます。ここコメント欄でも多く見られるように。これぞまさしく「ネット君臨」なのではないでしょうか。
検閲だとかなんだとかの詭弁に乗せられずに、せめて御社だけはコメントの取捨選択をしてください。
Comment by あい — 2007年2月26日(月曜日) @ 13時41分28秒
>承認制のコメント欄で、なぜ「詭弁」ばかり載せるのでしょうか?
どのように「詭弁」なのかの理由がなければ、単なるあなたの印象に過ぎません。
>議論とは名ばかりで規制反対派が大手を振っています。
>発言の場を奪われ辟易しているユーザーが多いことを忘れないでください。
>、「いつものように」潰されてしまうのかと思うと残念でなりません。
誰が、どこで、どのように「発言の場を奪われ」ているのですか?
承認制のコメント欄でなぜこのような「嘘」を載せるのでしょうか?
「規制反対派が大手を振ってい」ることが、なぜ規制賛成派が「発言の場を奪われ」ることになるのでしょうか?
>現実に多くの被害者が出ている中で、言論統制や表現の自由をあげつらうのは詭弁以外の何物でもありません。
ですから、被害は昔から出ているというのですよ。統計的、科学的なアプローチをしなければ、それは単なる印象でしかありません。
>大半の良識ある大人なら、インターネット上の規制は必要だと思っています。
「多くの人が思っているから」正しいとでも?
>「ロリータばかりの漫画やゲームの中で、少女を性的対象としなければいけないと強迫的に思い込んでいる青少年が増えている」とは、ある精神科医の談。
誰ですか?
>検閲だとかなんだとかの詭弁に乗せられずに、せめて御社だけはコメントの取捨選択をしてください。
そうやって「正しい意見」がある、という考え方そのものが間違っている、ということです。
Comment by 牧野浩一 — 2007年2月27日(火曜日) @ 16時14分01秒
>発言
この発言に対して何々・・
これが2ちゃんねらーのパターンだぜ!!
このパターンで皆を黙らせる、さすがネラー
2chは無敵だぜ!!
Comment by ネラー — 2007年2月27日(火曜日) @ 19時54分10秒
また、2チャンネルだ。こういうことも書いても書かれた本人から告発が無ければ野放しなんですね。親会社のドワンゴの企業責任は重いぞ。
「灯油をぶちまき、火をつける」と脅迫
このネット上の「騒動」のなかで、一人の男が07年2月27日、脅迫と威力業務妨害の疑いで逮捕された。警視庁によると、この男は東京都日野市在住の会社員(45)。●●さんが06年12月20日に「栄中日文化センター」で講演を行う予定だったことについて、2ちゃんねるに「一気にかたをつけるには、文化センターを血で染め上げることです」「教室に灯油をぶちまき、火をつければ、あっさり終了」「文化センターは血の海になりますよ〜」などと書き込み、●●さんを脅迫、講演を中止させた疑い。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/hiromi_ikeuti/story/20070227jcast200725819/
Comment by 大人になれない子供 — 2007年2月27日(火曜日) @ 22時22分24秒
>>発言
>この発言に対して何々・・
>これが2ちゃんねらーのパターンだぜ!!
つまり、あなたも無敵ですね(わらい
条件は同じでしょう。
Comment by あすきい — 2007年3月1日(木曜日) @ 00時04分02秒
>また、2チャンネルだ。こういうことも書いても書かれた本人から告発が無ければ野放しなんですね。
それは手紙でも電話でも同じでしょう。
>親会社のドワンゴの企業責任は重いぞ。
電話で脅迫が行われたら、電話会社の責任なんですか?(わらい
Comment by あすきい — 2007年3月1日(木曜日) @ 00時05分27秒
>親会社のドワンゴの企業責任は重いぞ。
∧_∧
( ´・ω・) なにこれ?
( つ旦O
と_)_)
Comment by 倉敷くらち — 2007年3月1日(木曜日) @ 01時03分55秒
>43
リアルの世界もバーチャルの世界も区別が付かないね。
ここではインターネットの中のこと言ってるのでしょう。
>44
企業が提供するコンテンツは犯罪を惹起するために提供しているのではないと思いますが。
提供しているコンテンツを使用したり、させることで起こりうる事故や事件、犯罪を未然に防ぐように管理することも企業責任の一つでもあるはずです。
Comment by 小寝良 — 2007年3月1日(木曜日) @ 17時02分04秒
ドワンゴ、2chねらーから人材募集 専用スレで求人広告「果敢な試み」
東証1部上場のドワンゴが2ちゃんねらーを対象に2ch上で求人広告を始め、専用スレを立てた。「2chユーザーがネット文化の流行を多く先導したことを高く評価し、優秀な人材を発掘したい」という。「前例のない果敢な試み」とも。
2007年02月19日 16時58分 更新
ドワンゴは2月19日、掲示板サイト「2ちゃんねる」(2ch)上で求人広告を始めた。「2chユーザーがネット文化の流行を多く先導したことを高く評価しており、優秀な人材を発掘したい」という。
ドワンゴは東証1部上場のモバイルコンテンツ企業。上場企業が2ch上で人材募集するのは異例で、同社は「一般的に2chに広告を出稿するのは勇気がいる行動とされており、まして求人広告となるとこれまでに前例のない果敢な試み」としている。
「応募専用サーバへのアタックはご遠慮させていただいてます」 求人広告には2ちゃんねる管理人の西村博之(ひろゆき)氏が協力。バナー広告といった一般的なネット広告ではなく、いくつかの板に専用スレッドを立てる形で行う。
プログラマー板に立った専用スレによると、募集はWeb系ソフト開発かサービス企画。17〜22歳の中卒・高卒のみで、大学在学中の場合は「卒業の意志のない方」に限定。また「JAVA,PHP,C++,ActionScriptのどれかでがんばっていること」も条件になる。給与は月額18万円以上。採用は10人程度を予定し、募集は3月末まで。
ドワンゴはこれまで、2ch発のキャラクターを活用したテレビCMを放映したり、ひろゆき氏を取締役に迎えて子会社ニワンゴを設立するなど、2chとの接点は多い。ニワンゴがひろゆき氏監修のもと先月始めた新サービス「ニコニコ動画」は多くのアクセスを集めている。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0702/19/news045.html
Comment by 小寝良 — 2007年3月2日(金曜日) @ 21時20分03秒
∧_∧
( ´・ω・) 何が会社だって?
( つ旦O
と_)_)
Comment by 倉敷くらち — 2007年3月3日(土曜日) @ 13時00分52秒
こんな時期になって2CH側のネラーか固定プロの書
き込みですか。
要は、世間に迷惑をかけているからこういう問題が
出てるんでしょ。
簡単じゃないですか。世間に迷惑をかけなきゃいいん
ですよ。
佐賀の西鉄バスジャック事件、
エイペックスの社長の名誉毀損裁判、
こげんたちゃん事件(動物虐待映像公開事件)
これを社会に対しどう責任取れと?
Comment by 一般の善良市民 — 2007年3月4日(日曜日) @ 20時13分24秒
【封殺される言論】
お久しぶりです。話がだいぶずれますが私の知り合いのブログ(政治などを主に扱う)がネットウヨの攻撃に遭い休止になりました。内容は過激では無いと思うのですが、特定の人達が巡回しこのブログに限らずいくつも閉鎖に追いやっているようです。
匿名の問題ではありませんがネット上でも「言葉狩り」が行われています。しかし匿名性が攻撃しやすい環境を容易にさせている点は否めません。匿名で無いと内部告発ができない等もありますが、それこそ、旧来の方法等(郵送で告発する)いくらでもあります。
匿名で叩き潰す行為は卑怯でしか感じません。
それが大きな組織に対してならある程度理解できるものの、個人程度の存在に対し複数で攻撃する姿は「いじめ」でしかなく、それが野放しにされている状況は
子供たちの「いじめ」が消えず自殺者などを生む陰湿な
国民性を物語っているのかもしれません。
Comment by won — 2007年3月5日(月曜日) @ 18時36分49秒
「2ちゃんねる管理者、敗訴43件も制裁金4億円不払い」読売オンラインで出てましたね。
もう滅茶苦茶ですね。無法者が露呈されたわけです
法が追いついてないのは情けない限りだが歯痒くて仕方がありません。各マスメディアの皆様、頑張ってください。激しく応援しております。論点ずらしのマスコミ叩きなど完全無視でいいと思いますよ
Comment by won — 2007年3月5日(月曜日) @ 21時00分14秒
高村薫さん、見抜いてますな。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/takamurakaoru/news/20070304ddn012070040000c.html
それに比べてネット取材班は レベルが低い
記者個人個人の資質の問題ですか
Comment by ごんぞう。 — 2007年3月6日(火曜日) @ 22時57分00秒
柳田邦男氏の発言におおむね賛同します。
匿名の発言は、言論として価値はありません。
社会に対するまともな発言をする気があるのなら、リスクを負って発言する覚悟がないのなら、最初から発言などしなければよいのです。実際にやっていることは、特定の個人に対する嫌がらせでしかないではありませんか?(ブログ炎上、などは明らかにやらせです)
抽象論、一般論ではなく、「ブログ炎上」などの「荒らし」にどんな書き込みが「言論」の名の下になされているか、もう少し具体的な事例を論じるべきでしょう。
他者のプライバシーを勝手に暴き立てる権利がある、と考える連中が、自らの実名を出すことを拒否しているのは矛盾ではないですか?
毎日新聞社には、くだらない「反論」の圧力に屈することなく、ぜひ紙面で日本のネチズンの問題点を叩いてほしいと思います。応援しています。
Comment by 南雲和夫(真の本物) — 2007年3月8日(木曜日) @ 12時11分29秒
>「ブログ炎上」などの「荒らし」
ブログの炎上は、大人数が利用してるネットの特性上起きてしまう「現象」で、その現象に便乗してバカ騒ぎのみを目的にしてる連中が「荒らし」ですよね。
コメント欄も少人数の書き込みのみで管理者が全てに対応出来てるうちは「多少荒れ気味で過激な言い合い」でも決して「炎上」などとは言いませんし。
要は、管理者の「処理能力」を超える数の書き込みが発生する・してしまう現象がいわゆる炎上だと自分は認識しております。なので、上でwon氏が言ってるような「炎上=大人数による計画的ないじめ行為」といった解釈には、かなりの違和感を感じます。
そりゃ始めに先ず仕掛け人がいて、次に話題になり〜といった流れがシステム的に何度も起きてるように報道されれば、まるで集団のいじめのように認識してしまう事は、あるかもしれませんが、それは報道と解釈のされ方という別問題だと思います。
(非常にローカルな掲示板での知人同士による「いじめ書き込み」なども、炎上という現象とは別に考える必要があります)
また本当に組織的な、政治的な活動による攻撃などの行為も、いわゆる炎上という現象とは別の問題だと、多分誰でも思うのではないでしょうか。どう考えても一般的なブログが自然発生的に炎上するといったものとは、質が異なるように解釈出来ますから。
報道は、特にテレビの場合は、ネット上の現象を必要以上に過激に、犯罪性を含ませて話題性を引き上げて伝えるという事が多いように思いますが、そのような分りやすく加工・処理された「単純化された情報」によって、炎上という現象を単純に「計画的な荒らし行為」という犯罪として処理する事には、危うさと軽率さを感じます。
また、規制などによって実名投稿化しても非常識な内容のブログは多くの者から批判され、結果的に炎上という現象は起きるだろうし、しかも実名で批判されるという意味では、ただの荒らしと扱う訳にもいかなくもなります。
現在は双方共に匿名なら、炎上した場合速やかにブログを凍結なり消滅なりで全てを強制終了も出来ますが、双方が実名ですと強制的な事態の終了という方法も現実的に不可能となりますから、それはそれで深刻な事態が新たに発生するように思いますよ。
つか、根本的に個人のブログなどは、コメントの検閲方式を採用しとけば基本的に荒らし対策になると思いますが、それでも規制は必要でしょうか?
あと非常識な法的にも問題のあるブログは、そのブログの管理会社に通報すれば済む話ですね。(自分は、そうしてます)
Comment by マサ — 2007年3月10日(土曜日) @ 15時31分08秒
>アイデンティティーを伴わないものは言論じゃない
∧_∧
( ´・ω・) つまり匿名なら名誉毀損とかにならないと。
( つ旦O
と_)_)
Comment by 倉敷くらち — 2007年3月10日(土曜日) @ 16時43分55秒
>匿名の発言は、言論として価値はありません。
>社会に対するまともな発言をする気があるのなら、リスクを負って発言する覚悟がないのなら、最初から発言などしなければよいのです。
このご意見には、自分は賛同ではありませんが、ある意味正解だとは思います。
何しろプロのマスコミ界において、素人の一般人の意見なんてものは、批判も含めて、実名だろうが匿名だろうが基本的には、マスコミ的に利用価値の無いものは、切り捨てられ無視されるのは、BPOなどを見れば明らかです。
BPOなどは、実名でマスコミをいくら批判しても基本的には全くの無力であるという事の象徴のような物で、ああいった空しい存在があるから一方で、匿名の者同士の輪が出来て反マスコミ勢力に育つんだとも思います。そして、だからこそプロのマスコミの方も、その匿名の者同士の輪の力が育たないように匿名を批判的に扱うのだと思います。
ネットがどれだけ繁栄して素人の一般人が意見を自由に言えても、社会的に、表面的に情報を管理・操作・放送してるのは、昔からのプロのマスコミなわけで、そのプロの土俵で同等に意見を言えるのは、素人には、たとえ実名でも無理な話です。
だから、その反発として匿名での意見が一般的に盛んになり、匿名同士の信頼といった同じ立場の者同士の互いを認める関係が生まれる一方で、プロの側も同じようにプロ同士が結束して、匿名勢力の排除を目的とした運動=匿名を悪とする記事が盛んになるという現象が、今現在起きてるように感じてます。
プロのマスコミの結束意識による匿名排除を目的としてる言論の場という現状においては、実名でもどこの誰かなんて知れない素人の意見などは、基本的には利用価値などゼロに等しいので、素人が本当に意見を言いたいのなら今の生活を捨て、同じプロのマスコミに属して顔と名前と肩書きを揃えて発言しないと「実名で言った」程度では現状、何の価値も生み出せないと、少なくともマスコミ界に対しては、絶対的に無力であると思います。
残念ながら、プロの方々が作られた言論の世界では、素人の存在自体が無力です。というか、そもそも住み分けられた別の世界と言ってもよいでしょう。素人は、匿名の世界で匿名の輪の中で意見を言い合い、プロはプロの世界で意見を言い合い、互いの世界は永遠に交われない。そんな感じに自分は、思ってます。
あと、匿名の世界を規制で無くしても、実名の素人の世界が生まれて、またプロの世界と反発する結果にしかならないように思います。
今は、都合良く「匿名だから価値が無い」という説明も出来ますが、実名化しても今度は「素人の意見だから〜」という本音により近づくだけな気がします。
Comment by マサ — 2007年3月10日(土曜日) @ 17時46分06秒
ブログがプライバシーに当たるのかといえば、非公開は別としてインターネットを通じて公開している以上、プライバシーには当たりません。(本名で自分個人の情報を公開しているなら尚更です。)
ハンドルネームを使ってブログを書く行為は、匿名掲示板と何ら変わりが無く、コメントやトラックバックを受け付けている時点で他人に見られる事を覚悟の上でしょう。
そこら辺を誤解している人が多いので、一度プライバシーの定義について調べてみる事をお勧めします。
自分で調べた所によると、私生活に侵入したり私的情報の公開、該当者に対する誤情報の流布、氏名や肖像権の営業目的での利用あたりがプライバシーの侵害に該当します。
ただ炎上とか荒らしだと騒ぐ前に、この辺の分類をきちんと行わないと自作自演、自業自得と言われても仕方が無い気がしますね。
また、ネットには犯罪者もアクセスしている為、それらの無知に対して無防備に自身をさらけ出す事、それに対して起きる犯罪には被害者の落ち度も責められて然るべき。
道具に対して凶器であると言う前に、正しい使い方をしなければ自身が怪我をする事を知るべきでしょう。
Comment by 一読者 — 2007年3月11日(日曜日) @ 02時51分55秒
詭弁とおっしゃる方もいらっしゃるようですが。
「ロリータばかりの漫画やゲーム」云々という発言をされた精神科医がどなたかは存じませんが(そもそも漫画やゲームがロリータばかり、というのもその方の主観や印象なのですが)、逆にそのような「メディア悪玉論」にはまったく根拠がない、とする精神科医の方もいます。
そしてそのような有害(とされがちな)メディアが(ことに青少年に)悪影響をあたえるかどうかについてはすでに長年の研究の蓄積があり(そういう意見は昔からありますから当然研究も昔からされています)結果として「ポルノは性犯罪に結びつく」というような安直な論理は否定されています。
区分陳列や年齢制限は(現状でも行われているのですが、私的には18歳以上・以下の二区分よりもう少し発達にあわせて細かくするのが望ましいと考えます)必要だと思いますが、それは非科学的な悪影響論とは分けて考えるべきです。
また実際に犯罪統計を調べて見れば明確ですが、少年による殺人にせよ、子供が被害者の殺人にせよ、幼児強姦事件にせよ、昭和30年中頃をピークに減り続けており、私が子供だったころから比べても(少子化を勘定にいれてもなお)文字どおり半減しています。
そのころはゲームなどせいぜいファミコンが普及しだした頃、漫画にしても今ほどの出版数も種類もありませんでした。
ゲームや漫画が子供を襲う犯罪を増やしているというなら、その頃に比べてはるかにリアルな画面のゲームや、あらゆる種類の漫画が増えた今は、犯罪も激増していなければおかしいですが、そのような事実はまったくありません。
事実がない以上、その「ロリータばかりの〜」といった精神科医の言は、ただの根拠のない主観でしかないでしょう。そもそも統計でいうなら母集団が偏っているのですから、なんの意味もありません。
そもそも増えているのは「少年犯罪」でも「子供が被害者になる事件」でもなく、
「少年犯罪の「報道数」」であり「子供が被害者になる事件の「報道数」」であることは調べればすぐにわかることです。
これは詭弁ではありません。ただの事実です。
また漫画の規制についてもう一つ。
「児童を性的対象として描くのを規制」=「ロリータコミックのみの規制」と思っている方もいらっしゃるようですが、99年に児童ポルノ禁止法が施行されたときに「(架空の)絵」も対象になるという誤解が一時広まったことがあり、それによってある大手書店から一斉に撤去された漫画は「バガボンド」などの一般向けコミックスも数多かったという事実があることを考えていただきたいと思います。
法律とはおおむね杓子定規に運用されるものなのです。
Comment by レイニー — 2007年3月13日(火曜日) @ 22時22分54秒
今回の座談会における児童ポルノに関する粗雑な議論には失望しました。座談会に登場する“有識者”は、児童ポルノについてどれほど深く考えたことがあるというのでしょうか。肩書きはご立派ですが、統治する側から一般人を見下ろし、夫のヌード雑誌に感情的な嫌悪感を示す主婦と同等のレベルの議論しか展開できていないのは残念なことです。立派な肩書きの“有識者”を登場させて紙面を権威付けたくなる気持ちもわかりますが、結局は貴紙の社論に沿った発言をしてくれる人を選んだだけのようにしか思えません。
実写であっても、ヌードとポルノは違います。性器や性行為の描写がなければ、それはポルノではなく単なるヌードであり、ほとんどの先進国で合法であることを、なぜ貴紙は意図的に無視するのですか。ヌーディストビーチ(クラブ)で子供が活動している欧米の現状と比べると、日本の児童ポルノ禁止法におけるポルノの定義は非常に曖昧で、罪刑法定主義の観点からも危険です。児童とされる年齢の範囲も高すぎます。人身売買的な搾取、モデルになることの強要といった問題点が背景にあるような児童ポルノはもちろん禁止すべきですが、芸能活動や自己表現の一環として制作されたヌードには被害者など存在せず、取り締まりの根拠は薄弱だと思います。ましてや、コミックやイラスト等まで規制の対象とするのは、思想の自由の否定でもあり論外と言うほかありません。
私は自己の性的嗜好を何ら表明していませんが、ロリコンだから規制に反対していると推測なさるとしたら、それは誤解です。私は自分がロリコンであろうとなかろうと、規制に反対します。ちなみに私はたばこが大嫌いですが、新幹線の全車禁煙化など特定の勢力を一方的に抑圧する不公正な規制には決して賛成できません。児童ポルノ規制への反対も、それと同様の趣旨です。こんな規制を進めていけば、そのうち必ず一般成人ヌードも規制され、最後には中朝やイスラムのような国になってしまうでしょう。それが嫌だから、私は規制に反対しているのです。
私の意見に反対なさる自由は誰にでもありますが、その前提として、せめてヌードとポルノの違いは明確に意識して下さるようお願いします。貴紙も記事の中で両者の違いに触れ、単なる児童ヌードまでもが規制の対象になる先進国はほとんどないことをきちんと報道して下さい。性的描写が含まれればたとえコミックさえ規制されるような国でも、単なるヌードは合法のはずです。児童とされる年齢が諸外国ではどうなっているかを報道する必要性についても、意図的に無視しないで下さい。
貴紙が読者からの反論をほとんどまともに掲載しないまま、今後も今回の座談会のような記事を出稿していくのなら、貴紙は北朝鮮の当局翼賛マスコミとそれほど変わらなくなってしまいます。世論誘導ではなく公正さを第一に、紙面製作にあたられることを願ってやみません。
Comment by kunarukante — 2007年3月16日(金曜日) @ 18時49分37秒
マサさんへ
だいぶ遅くなりました。
私は細かい点を指摘しあうのはあまり意味が無いと思ってます。手厳しくて申し訳ないです。
そのうえであえて返信します。
「炎上」の至る経緯は、そのブログを他のサイトで告知して「こんなことを言ってる奴がいるぞ」と宣伝し、普段はそのブログに全く縁の無い人が大挙し荒らし・粘着します。そうなると管理人は多勢に無勢になります。
計画的にしている方もいらっしゃるようですし無計画であってもたまたま目つき気に入らずそれを別サイトで紹介し仲間を集うような形で攻撃する場合もあります(実際に見たこともあります)
>また本当に組織的な、政治的な活動による攻撃などの行為も、いわゆる炎上という現象とは別の問題だと、多分誰でも思うのではないでしょうか。どう考えても一般的なブログが自然発生的に炎上するといったものとは、質が異なるように解釈出来ますから。
組織的といってもネット上で仲良くなっただけの人達で特定のサイトを晒し、扇動するような行為も炎上ではないということでしょうか?そして組織的であった場合、仮にどのような言葉で表現されるのでしょうか?
また、それも現実的に問題であるし取り締まられていますか?
言葉の定義にこだわりがあるようですが私からすれば
普段、そのブログ等を利用してないユーザーが大挙する光景はいじめにしか感じません。
更に2chユーザーが個人情報(もしくは特定しやすい情報)を安易にネット上に載せるのが悪いという
意見もありましたが、それも非常に違和感があります。ブログで個人情報が載っていてそれを別サイトで公表したり、晒すのを目的としリンクを入れ多数の人の目の付きやすい状況にするのは違法性が高いと思ってます。
理由は、「著作物」と同じ考えです。ネット上の著作物を勝手に他サイトで使用するのと同じ行為だと思います(フリーであっても一言許可をもらうべき)
著作物は守られて、個人情報は自由に取り扱っていい道理はありません。公人ならまだしも個人なら尚更です。公の場に載せているのが悪いという考えは著作物を公の場で載せているのが悪いのだかから勝手に利用していいという考えに繋がります。誰でも入手できるという登記簿の内容をネット上で晒すのも同じです。
おかしな理屈がまかり通りすぎてます。
>つか、根本的に個人のブログなどは、コメントの検閲方式を採用しとけば基本的に荒らし対策になると思いますが、それでも規制は必要でしょうか?
あと非常識な法的にも問題のあるブログは、そのブログの管理会社に通報すれば済む話ですね。(自分は、そうしてます)
検閲方式は賛成です。
マサさんが仰るように利用者側の自衛意識も必要だと思います。気軽にブログができる反面、気軽に攻撃されやすい側面もあるわけです。
>あと非常識な法的にも問題のあるブログは、そのブログの管理会社に通報すれば済む話ですね。(自分は、そうしてます)
全くそのとおりです。
管理者に任せ、法に委ねるべきで、一般人が裁くような行為は避けるべきです。
コメント55については私に対する返事ではないのですが気になったので。。
まず、私はできることならば匿名は残してほしいと思ってます。
>だから、その反発として匿名での意見が一般的に盛んになり、匿名同士の信頼といった同じ立場の者同士の互いを認める関係が生まれる一方で、プロの側も同じようにプロ同士が結束して、匿名勢力の排除を目的とした運動=匿名を悪とする記事が盛んになるという現象が、今現在起きてるように感じてます。
飛躍しすぎではないでしょうか?
逆に2ch擁護派などは、そういう図式に無理やり印象づけることでマスコミがネットを批判しているのは
既存メディアを守るためという論点ずらしを行っていると思ってます。
2chを快く思ってない人はネット利用者の中でも少なからず存在しますし現に裁判沙汰になった被害者もおります。単純にそういった声をマスコミが取り上げたと思ってます。現状、既存マスメディアの方が依然、社会に対する影響力は強いですし、ネットでその不満を叫んだ
ところで黙殺されるのが関の山です(現に、2ch管理者は無視し続けたから裁判にまで至った)
そして、ネット上では神に等しい管理者がその管理を怠り、裁判結果に対して無視ができるという法の抜け道があることを世間に露呈させた影響力は多大です。管理者側に常識的な人格があればたとえ法に抜け道があることを知っていてもその選択はしなかったはずです。実質、ネットは無法地帯・無法者の温床にもなりうると世間に示したことになります。彼の行為は法整備の必要性を世間に提起したような形です。
匿名の話とは逸れますが、ネット上の情報は胡散臭いもの等、良い悪い情報の混在が多く、かえって既存メディアの信頼性(依存性)が高まった逆転現象も少なからず起きていると感じます。メディアリテラシーの問題ではありますがネットは個人(匿名)でも情報発信が気軽にできるゆえ、真偽のはっきりしない情報が行き交います。更に特定の集団が言葉狩りを行い匿名による言葉の弾圧が行われてます。それに怖さや嫌気を感じている人も少なからずおります。
正直言うと、ネット上の「既存メディア叩きすぎ」にもかえってうんざりしてます。確かに既存メディアに問題がある点も見逃せませんが、ネットは既存メディア以上にはるかに優れているとも思ってません。↑こんな発言すら他のサイトでやったら叩かれまくるのがネットの現状ですからね。
Comment by won — 2007年3月18日(日曜日) @ 12時01分18秒
>>59
横から口を出して何ですが。
>「炎上」の至る経緯は、そのブログを他のサイトで告知して「こんなことを言ってる奴がいるぞ」と宣伝し、普段はそのブログに全く縁の無い人が大挙し荒らし・粘着します。そうなると管理人は多勢に無勢になります。
ブログの「炎上」はコメント欄を閉じれば済む。なんでみんな律儀に開けておくのかがよく分からん。
>正直言うと、ネット上の「既存メディア叩きすぎ」にもかえってうんざりしてます。
結局、みんな既存媒体の連中にそれぞれの理由でイライラしてんのよ。自分も的外れなことを流されると無性にイライラすることが多いもん。だいたい、明らかなミスがあって連絡したのに訂正・謝罪の類無しという体験が2〜3度あるとウンザリもしてくる。
>↑こんな発言すら他のサイトでやったら叩かれまくるのがネットの現状ですからね。
ただしイライラを通り越して妙にヒステリックになっている連中がたまにいるってことでしょ? 大体はネウヨ
な奴らだけどね(笑) あそこまで行くと自分もよく分からないな。さくらちゃん事件もNHK夫婦の鈍感さに呆れ果てつつ、叩く方にも違和感はあった。
まあ今後もどうせお金をもらってニュースやコンテンツを作る職業自体は残るでしょ? 素人には取材なんかする時間はないからね。記者クラブ批判も意味ないと思うし。開放されたってどうせ素人が入れる世界じゃない。市民記者・素人記者の限界は「市民メディア」とやらを見れば分かる。
ただし将来的には新聞屋もそんなに大した仕事ではなくなるんでないかなあ? 今の週刊誌の契約記者とか、TVで取材の下請けやってる制作会社とか、その程度の仕事になっていくと思う。大手出版社もTV局も正社員記者(ディレクター)なんかどれだけ使っているのやら。
とくに動画ものは誰でも使えるカメラが出てきたので、余りにも簡単に参入可能でプロもアマもあれでお金を稼ぐのはもう無理だろうな。最近はドキュメンタリーや市民ディレクターが流行っているので、そこが分からずに参入してくるセミプロみたいな人が多いけど。
カメラマンにせよ、フリーでもどこかの社員でも、予算が掛かった本編・ドラマ等の現場も齧った奴とか、腰を据えた長期ドキュメンタリー取材の体験のある奴とか、本格的な照明の作り込み方をどこかで身に着けた奴とかしか生き残れないだろ。単に回すだけなら、局や技術会社あたりの正社員カメラマンが職人気取りで思い込んでいるような大した仕事ではなくなっている。
Comment by halhal — 2007年3月21日(水曜日) @ 05時33分40秒
won氏の書き込みに対していくつか思った事を書きたいと思います。
先ず炎上ですが、書き込み者に悪意があってもブログ主にそれを処理出来る能力・時間的余裕があるうちは、例え荒れた感じの進行でも炎上とは思いませんし、根本的に炎上しないシステムにも出来るうちは、法的な問題になるともあまり思えませんね。
あと、問題のあるブログの宣伝行為が悪で、既存メディアによる問題のあるネット(サイト)の宣伝行為が善とされるのは、そもそも既存メディアは善であるという前提でしょうか。既存メディアなら問題を世間に晒しても良くて、さらに報道が加熱・炎上化しても良いという事でしょうか。疑問です。
ネット上の情報の扱い方に関しても、根本的にネットは、情報がリンクされ繋がる事で成立してる世界ですから、それを断ち切る手段は「システム的にネットの機能を否定する」以外にないと思いますので、どうぞ個人でご自由にといった所です。検索機能やリンクの使用による弊害も含めてネットは上手く利用したら良いと思いますので。
問題があるとすれば、その「システムを上手く使いこなせない結果、炎上被害者になるしかない人がいる」事ですかね。安心のための(無料の)システムを上手く使えない不幸は、本人の努力とそれが出来る事を多くに知らしめる事で解決出来るはずです。
そもそも他人の悪意は、法で規制しても消し去れるわけでもありませんし、悪意の情報を法規制する事は、批判的意見をも悪意として規制出来る可能性も生みますし、情報の世界を法で事前に制限する事自体が根本的に馴染まないんだと思いますね。
それと、2ちゃん擁護派といった言い回しをよく目にしますが、自分の場合は「匿名コミュニティ」という大きな枠の中に2ちゃんも含まれてる程度にしか考えてません。(2ちゃん管理人程度を神などと誰も思いませんて) ネット利用者の大多数は、匿名コミュニティに依存しないとネットを安心して利用できない者がほとんどだと思います。なので匿名を否定する事は大多数のネット利用者の基本的な利便性を無くす事であり結果的に匿名コミュニティという文化自体を破壊するわけですが、匿名コミュニティの消滅は同時に「匿名コミュニティ」という時間消費の消滅ですから結果的にどこが得をするか(得になると考えてるか)大体想像が出来ますね。
また、実名での言論は個人の価値を優先させますが、匿名の場合は発言内容自体が優先されます。権威から切断された意見のみが尊重され繋がる不特定多数の存在を脅威に感じる権威側の人達は「個人の価値=権威」を守るために匿名文化を破壊したい気分になるのでは?とも考えます。
あと、実名言論文化と匿名コミュニティ文化のどちらが優れてるかといった比較は、あまり意味が無い事だと考えます。このどちらを選択するのかは個人の自由で自分に必要な方を利用されれば良い事だと思いますし、選択出来る自由を法で制限すべきではないとも思います。それとこの二つの関係としては、常に双方が自分側の優位性・利便性を主張しつつ相手側の不備・落ち度を指摘し合い続ける関係が、法による制限がされない限りは延々と続くものだと考えます。あえて言うなら、法で制限された方が負けという事になりますかね。
情報に関する主導権争いの側面で考えた場合、法で規制された方は、明らかに負けですから、相手の落ち度を指摘し合う関係が加熱はしても今後止む事はないでしょうね。なので結果的に情報というものは全体として常に規制の方向へと押し流されるものだと思うのです。何とも不毛な話ですが…。
Comment by マサ — 2007年3月23日(金曜日) @ 15時02分16秒
ネット君臨の連載第1弾の終わり方が、非常に不愉快に感じました。いかにも今年は2ちゃんねるを!のようなスタートだったので、親に頼んで新聞を替えて貰いましたが、何も得たものは有りませんでした。
新聞社ならば、もっと事実を書いて下さい。連載というからには、責任をもって定期的に連載すべきです。
まるで詐欺に遭った気分で、とても憤慨しています。
Comment by 匿名 — 2007年3月24日(土曜日) @ 00時22分24秒
halhalさん、マサさん
一緒に返事を書きます。話が長くなるので一部割愛させてください。
【個人情報を自由に取り扱う点】
触れてなかったのでマサさんも賛同したと解釈させて頂きます。
【ネット上の情報の扱い方】
勝手な解釈ですが、「個人情報」と純粋な「その他の情報」は別件で扱ったと解釈させて頂きます。
>あと、問題のあるブログの宣伝行為が悪で、既存メディアによる問題のあるネット(サイト)の宣伝行為が善とされるのは、そもそも既存メディアは善であるという前提でしょうか。既存メディアなら問題を世間に晒しても良くて、さらに報道が加熱・炎上化しても良いという事でしょうか。疑問です。
そうですね。既存メディアに反感を抱く人はここが一番不満だと思ってます。理解できます。しかし、、
不特定の人間による宣伝行為よりはるかにましだと思ってます。うまく伝えられないかもしれないので返事が遅くなりましたが既存メディアはある一定のルールの下(法や会社自体で規制)で仕事をしていると思います。
一方、ネットの不特定の人々は一切それがありません。
既存メディア以上に思慮分別のある者、そうでない者が混在してます。外国人か未成年か一切解らない人が、各々の判断の元、好きに情報発信できます。それが悪意や虚偽に満ちた内容であっても分別無くです。いつ、誰でも、どのタイミングでも好きにです。
今でこそネット社会は小さいものの将来的にネットの影響力は確実に上がります。その将来を考えるととても怖いものを感じます。今でこそ大きな犯罪には至らないものの十分利用できる可能性を秘めてます。
また、「既存メディアだって個人を平気で晒し、間違った情報を流す。ネットでは行ってはいけない、、という理屈はおかしい。」
というのも十分解りますが、、これも前述どおり不特定な人々が誰もが勝手に晒し始め勝手に裁き始め、そういった状況が拡大すると、、これはもう収拾つきません。
法治国家ではなくなります。社会に混乱を招くだけだと思います。
これは「ネット上の情報は胡散臭いもの等、良い悪い情報の混在が多く、かえって既存メディアの信頼性(依存性)が高まった逆転現象も少なからず起きていると感じます。」と同じく不特定な人間が行う以上、その行為の正当性も既存メディア以上に曖昧になるでしょう。
それゆえに、私は今の風潮に危険を感じております。
怖いのは既存メディアを盲目的に目の敵にしている人達です。国家の治安・統治を考えた場合、中国ほどでないにせよ制限をかける方向にいつかはなると思ってます
たとえ真実であったとしてもそれで社会が混乱するのであれば制限をかけると思います。
私はすべての情報・真実を垂れ流しにすることが決して良い事とは思ってないと考える人間です。そしてそのさじ加減は既存メディアの方が優れていると思ってます。
それはそうでしょう。不特定Aさんが思慮分別に長けていても不特定Bさんが何も考えず情報を流すことが可能なのがネットです。コントロールが効かないネットはとても怖さを感じます。コントロールが効かないと虚偽情報ですら真実味を帯びてしまう可能性があります。
ガチガチに制限をかけるのも問題ですがその反対も怖い。今はまだ過渡期です。ネットは法整備が何もなされておらず(実効力も低い)色々と考える時がきていると思います。
また、私は匿名完全反対派ではありません。
ただし匿名には良い悪い面とあり、ネット初期の頃はそのような利用を考える人は少なかったと思いますが、、今は悪用する方々も増えております。
「匿名の場合は身分・立場に関係なく発言自体が優先」はよく解りますし大切な事だと思います。
実名・匿名どちらが優れているか否かではなく、
悪意を持ったとき、トラブルに発展したときでも責任を回避できる事に問題を感じます。携帯ではイジメにも発展しているようですしね。折角優れた面を持つ「匿名」もそのような使い方が増えれば制限も仕方がないことと思ってます。
>ただしイライラを通り越して妙にヒステリックになっている連中がたまにいるってことでしょ? 大体はネウヨな奴らだけどね(笑) (halhalさん)
議論よりも徹底的に叩く事が主目的にすら感じます。
揚げ足取り・荒さがしに終始する姿勢は全く非建設的ですね。特に個人レベルの人達を攻撃する姿はその行為自体を楽しんでいるとしか思えません。既存メディアは当然残ると思いますよ。既存メディア以上にはるかに信頼を置ける媒体ができれば別ですけどね。
Comment by won — 2007年3月28日(水曜日) @ 15時55分04秒
>>63
>既存メディアは当然残ると思いますよ。既存メディア以上にはるかに信頼を置ける媒体ができれば別ですけどね。
「既存メディア」云々というより、主な伝送路がネットに切り替わってもお金をもらってニュースやコンテンツを作る仕事自体は残りますでしょう? それは絶対に間違いない。時間のない素人には取材は無理なので。
ただし、「新聞・出版はもう下がるだけの仕事」→「かといってネットでは利益が出にくい」わけで、そんなに大した仕事ではなくなっていくでしょうね。
TVやその他のコンテンツ産業についてはよく分かりませんが、個人的には何かと批判されるTV局員も今後はそんなには良くない(徐々に悪くなる)ように思いますね。今の制作会社と大して変わらなくなるのでは?
もっとも、以上は「これからはネット(素人)の時代だ」とかいう戯言とは似て非なることだけはご理解ください(笑)
Comment by halhal — 2007年3月29日(木曜日) @ 22時04分37秒
先ず、既存メディアの優位性がそれに関る者の人間性にあるとするなら、とても馬鹿げた話だと思います。
実名の言論で仕事をされてるプロマスコミも匿名のネット利用者も所詮は同じ、同質の人間である限りは、同じように失敗や間違い、過ちや悪さをしたり、自分達に得になるように情報を意図的に操作とか間違いなくするはずですから、根本的に情報を人に扱わせる事自体に「確実な信頼性」は存在し得ないと自分は思います。
同じVTRを見ても同体験者同士でも人それぞれで感じ方や解釈が違ったりもしますから、同じ現象でも伝えるルート次第で良くも悪くも世間に伝わったりしますし、現に新聞・テレビ・雑誌などでも様々にそのスタンスが違ったり情報の真実性・信頼性の度合いも違います。(世間体や建前の差ですね)
テレビ・新聞なら確実に信頼出来ると手放しで信じて、ネットの情報には疑ってかかるというのもおかしな話で、本来ならあらゆるメディア、人間が作り出す情報には疑ってかかるべきなんです。
ネットが信用出来ないから既存メディアって理屈は、自分的には「他よりマシな物だから盲信する」程度に変な話だと思いますね。同じ人間同士の行いにどっちが優れてるとか、自分は先ず考えられないです。
単純に「システムの違いによる現象の差」と考えるべき物をそれに関る者の優劣・人間性に求めるのは、差別的というか、情報社会における人間ピラミッドを連想もさせますし。
政府・大企業を頂点にマスコミなど既存メディアを優れた人間組織に位置付け情報を管理して、その下で情報制限されて文句も言えない優れてない一般国民なんて社会は、一体誰が納得出来るでしょうか。
自分が思うに、既存メディアの方が優れてると言えるのは、プロの立場で情報を「実しやかに」流す事が容易であるという部分と、あと、あらゆる情報をコンテンツに出来る・販売できるって事でしょうか。
情報販売で金儲けをされるのはご自由ですが、情報操作という手段で人間の優劣を分けるまでに至るのは、いただけませんね。
Comment by マサ — 2007年3月30日(金曜日) @ 15時33分12秒
>halhalさん
>「これからはネット(素人)の時代だ」とかいう戯言とは似て非なることだけはご理解ください(笑)
それは理解してます(笑)既存メディアがネットに切り替わる可能性も解ります。TVはまだまだ残ると思います。良くも悪くも朝の15分程度でまとめるニュースを
見る人は今後も減らないと思います。特に関心の薄い人ほど受身の方が楽ですから(苦笑)
>マサさん
仰るように「確実な信頼性」は存在し得ないです。私も「まし」と言っただけで既存メディアを盲目的に信じて良いとは言ってません。
マスコミは会社の看板を背負っている以上ルールもあれば、社員同士でチェックもし、互いが暴走に対する抑止力になりえます。勿論間違えもあるでしょうが苦情の受け皿も一応あります。他方、ネットは良いか悪いかのチェックなど無くすべて自分で決められます。虚偽だろうが、露骨な誹謗中傷何でもありです。すべて本人の意思に依存します。間違えても書き逃げ可能です。誰も抑止力にはなりません。こんな何でもありなものを手放しで喜べるはずがありません。それ故に、既存メディア以上に安心できない不特定の匿名集団にそんな事を任せようという気持ちにはなれないです。匿名である以上、信頼性は下がります。素性を明かさない誰だかわからない人達を信じようとは思いません。現実社会だってそうでしょう。
そして、もう1つ。別の意味での否定ですが、、
>既存メディアなら問題を世間に晒しても良くて、さらに報道が加熱・炎上化しても良いという事でしょうか。疑問です。
マスメディアに問題があるからと一般素人が勝手に世間に晒しても良いとは全く思えません。拡大解釈すれば、警察も不祥事を起こす、誤認逮捕をする。一般素人が警察もどきの行為(尾行・尋問まがいな行為・身柄拘束等)を行って間違えを犯しても一般素人だけ批判されるのはおかしい、と似たような解釈だと感じます。つまり、一般素人がなんでそんな事をやるの?ってことです。問題ある人がいれば警察に届けたり、マスメディアに情報を提供すればいいだけです。正義面して何を勝手にやってるの?きちんと社会の仕組みを守りましょうよって事です。
2chが晒した悪質な人達は、一般人にその一件がどれほど知らされていたのでしょうか?一般人の知らぬ間(下手すればマスコミも)に、勝手に裁かれ勝手に晒され、、、。マスメディアによって取り上げられた時も、「事情も知らないで」という不満を漏らしていた人も居ましたが、多くの一般人も含め知る由も無い以上、仕方が無い。もし、「部外者は黙ってろ」という気持ちが彼らの心に少しでもあるのならば、、とても危険です。
私はこの勝手な解釈のもと、好きに動き出す風潮がとても嫌です。「給食費未払い」「法の抜け穴があるからと言って払わない人」「既存メディアだけ許されて一般人が晒す事がNGなのは納得できない」それなりに持論はあるんでしょうが、勝手にやり始めたら社会が混乱します。それを行う事による悪影響を全く考えてないと思います。
ネットで良い情報を共有しあう等の目的であれば歓迎します結局は利用方法だと思います。人を晒すなんて昔はあまり考えられなかった行為ですがそういった事が起きてしまう以上、法整備は絶対に必要でしょう。
Comment by won — 2007年3月30日(金曜日) @ 21時12分35秒
>既存メディアなら問題を世間に晒しても良くて、さらに報道が加熱・炎上化しても良いという事でしょうか。疑問です。
↑これに関しては自分は、マスコミだって警察じゃないのだから誰かをネタにお祭り騒ぎしても許されるわけじゃないでしょ?って立場で発言してます。なので、匿名でマスコミごっこしても良いでしょって意味は含んでません。誤解させてすみません。
所で思い付きなんですが、2ちゃんで社会悪を晒すというか、本気で悪をどうにかしたいって考えで真剣に活動してる連中は、政治的なものは別にして、警察やマスコミと上手く連携して活動したら取りあえずは問題ないんじゃないでしょうか?
まぁ、警察やマスコミと癒着関係にある事に納得出来る事が第1条件になりますけどね。
ネット上の悪を排除しようと活動されてる某ホットラインとかの人達は、警察と良い関係を作る事でかなり大胆な活動も許されてるようですし。
あと、有力な犯罪情報やネタ、写真や動画もネットでタダで晒すよりもマスコミに売った方が… という事を嫌う連中には、権力との癒着なんて無理ですねぇ。
ネタをネットで無料で晒すとマスコミに叩かれ、ネタをマスコミに売り飛ばすと喜んで買ってもらえる。なんとも珍妙な現象が起きてますよね今の世は。
Comment by マサ — 2007年3月31日(土曜日) @ 01時23分45秒
>これに関しては自分は、マスコミだって警察じゃないのだから誰かをネタにお祭り騒ぎしても許されるわけじゃないでしょ?って立場で発言してます。
匿名で意見を交わしたり何かの問題についての批判は許されても匿名のままで具体的な行動は今までの話で主張したとおり避けるべきだと思ってます。行動に対する責任の所在が曖昧、責任放棄も可能であること、また一般的な認識としても顔が見えない人達を信用するという気持ちにはならないと感じます。(社会的地位もあるでしょう。匿名に社会的地位は皆無でしょうし)
>2chが警察やマスコミ等に協力する点
個人的な意見としては「あり」だと思います。むしろそのような形は健全だと思いますし治安維持に一躍買うのではないでしょうか。100歩譲って2chが独自に行うのであれば広く自分たちの行動を社会に告知(ネット以外の媒体も含め)する社会的責任が生じるのではないか?と思ってます。匿名は社会的信頼が得にくい事を念頭に行動すべきであり、説明義務など様々な責任が生じる事を忘れてはいけないと思ってます
>「警察やマスコミとの癒着関係にある事に納得できる事が第一条件。。」
すみません、いまいち理解できませんでした。
警察やマスコミを信頼しない人が居る事は別に構いませんが、その事が昨今の勝手な原動力になっているのであれば、私にとっては治安を乱す者でしかないと思ってます。彼らに不満があるならば、別の意味で抗議運動などを行えば言い訳で気に入らないから自分たちで勝手に始める、は社会的に誉められる行為ではないでしょう。
有力な犯罪情報・ネタを売る人達については詳しくありませんが、それを嫌って勝手に始める事もやはり許されないでしょう。
>ネタをネットで無料で晒すとマスコミに叩かれ、ネタをマスコミに売り飛ばすと喜んで買ってもらえる。なんとも珍妙な現象が起きてますよね今の世は。
これは知りませんでした。少し話が逸れている感もありますがネタを売る・売らないなど、真に社会悪だけを問題視しているのであれば気にすることでしょうか。
私はネタを売る概念自体考えた事はありません。確かに謝礼などはあるようですが、それ目的で情報提供したいと思った事もないですね。2chの行動も純粋な正義感に基づいているならばマスコミや警察に情報を無料で提供する事に躊躇する理由など無いと思います
(すみません、ここら辺は認識が乏しいです)
—-
話が変わりますがネットカフェ経由での不正アクセスが相次いでいるそうで、事業者に対し、本人確認の徹底を求める動きがあるそうです。残念ですが、犯罪利用を考えている人達は私たちが思っている以上の早さで狡猾になり本人の特定がしにくい環境が犯罪者にとって都合が良い以上、否応なしに対策が迫られている気がします。
Comment by won — 2007年3月31日(土曜日) @ 18時54分21秒
既存メディアも過去にいわゆる世論という名の匿名の集団の意見を利用して、これまでに度々法律を変えたりといった事まで行ってきてますが、ネットから自然発生する匿名世論の力は、法的に抑制されるべきとの考えでしょうか?
どうも結局の所は、匿名同士の信頼関係による世論の力そのものを危険視してるから、それを1度全てリセットするために匿名規制をされるべきといってる風に感じるのですが。
例えば、匿名同士だからこそ結び付く事が容易な関係によって生まれる数多くの交流から自然発生する匿名世論の巨大な力を意識すればこそ、それを無視出来ないから、それを恐れる者ほど匿名自体を否定したがるように自分には思えますね。
ネットの仮想的な空間だろうが現実的な空間だろうが犯罪は犯罪ですから取り締まれば良いと思いますが、当然そのための捜査方法も否定しませんが、しかしやはり匿名性だけを問題にしての匿名規制だけに頼った論調での、結果的に匿名世論潰しに繋がる方法での問題解決の考えには、反対したい立場です。
それと匿名規制の場合ですが、匿名を禁止とするからにはネットに限らず新聞やテレビなども匿名者のインタビューなどの利用を原則やめて、発言者は全て顔・名前が最低限分る形にすべきとかお考えでしょうか? 匿名での無責任発言が問題であるとすれば、当然テレビなどの世論形成の為のテクニックである「町の声」といった匿名者を使った発言集も問題にすべきと思われますが、どうでしょうか。
実際、ネットでの発言のほとんどは匿名であっても後から調べ様がある場合が多いですが、むしろ現実にテレビ・新聞などの発言者で有名人ではない一般人の場合は、後から誰か特定するのは非常に困難だと思われます。これは、1対複数の場合の発言責任という事だと思いますから、ネットでの不用意な発言だけの問題では無いと思います。むしろテレビなどは、その瞬間的な影響力の広がりを考えたら、ネット以上に発言者の責任は重いと考えますが、どうでしょうか。
まぁ自分としては、結果的に社会全体が、マスコミも含めて発言のし辛い状態に向かう事にこそ問題があると考えますが。だから互いに何でも言える状態が好ましいですね。
ネットカフェの件も匿名世論潰しに直結しない形で犯罪者の特定・利用規制が容易に出来る方法を行えばよいと思います。個人証明の反則行為・偽造行為とかは、また別問題ですし。
Comment by マサ — 2007年4月2日(月曜日) @ 23時37分54秒
かなり遅くなりました(載るまでにタイムラグがあるようですね)マスコミ関係者ではないので、正直、世論の力(正しい方向で)でマスコミが叩かれる事自体は別に構いません。匿名世論の巨大な力を意識しているというより「負」の側面が過去に比べ、やたら強まってきたという危機感があり匿名文化に対し反対側に立っているだけです。
同じ事の繰り返しになりますが、責任不在の一言に尽きます。何か行動を移すにあたって、その行動に対する責任の所在が曖昧です。新聞・TVの匿名インタビューは、それを報道する側にも責任が生じる訳です。
ネットはいかがでしょうか?責任の所在(受け口)がはっきり明記されているのでしょうか。そして、理論上本人の特定ができるとはいえ、実際にはほとんど機能してないと思われます。
誰か(特に個人)を糾弾する以上、名乗るべき(氏名・連絡先等)と私は思ってます。行動に対する責任はきちんと取れと。
既存メディアですら個人情報(住所・氏名・連絡先)などを開示する事はほとんどないはずです。ネットはコントロールする者が不在な為、すべて個人の分別に依存し基準すらなければ規制などもない。こんな危険な環境で好き放題やられたらたまらない、、という不安を持つ人は少なからずいると思います。前回と全く同じ内容で申し訳ありません。既存メディアも似たような事をやっているという反論もルールも責任(逃げる事も可能)も皆無である以上勝手にやられてたまるか!って気持ちは強いのです。
更に、話が逸れますが、、現状は、ネットの素人匿名集団より既存メディアを支持しますね。既存メディアにも問題があるのは重々承知しつつも、では素人集団がはるかに優れているか?と。考えると明らかに「NO」ですね。批判や揚げ足とりなんて、、誰でもできますし、
鬼の首をとったかのように既存メディアに対し非難轟々だけれども、彼らはそれに代わってどれほどの事ができるのか?と思います。反発するのはいいとしてもやってることは匿名という陰に隠れたゲリラ行為でイメージ的には好き放題やり治安を脅かす存在でしかありません。
(ネット上では言論狩りをやる始末ですし)更に、ネット世論は感情的な論調に支配される事(一人で複数を演じる自作自演等も含む)も多く根拠もまともに提示できないケースも多々見受けられます(在日・嫌韓・過去の戦争等・既存メディア叩き等)根拠を示せと問われると大半は黙り込む場合が多く、ネット世論がまともではない事が垣間見れる。そして、残念ながらネット上ではこの感情的世論が蔓延している。黙り込むだけならまだ「まし」ですが、、場合によっては粘着され、ひたすら荒らす人も出てきます。ネット上では言論の自由さえもこういった隔たった感情的世論で圧力を受けています。
既存メディア全体とネット世論全体の分別を比べると明らかに前者が優れています。ネット上で好き放題やっている人達を手放しで放置していいとは思えませんね。
Comment by won — 2007年4月15日(日曜日) @ 11時35分33秒
>70
>何か行動を移すにあたって、その行動に対する責任の所在が曖昧です。
これは日本の政治、日本そのものでしょ。
>責任の所在(受け口)がはっきり明記されているのでしょうか。そして、理論上本人の特定ができるとはいえ、実際にはほとんど機能してないと思われます。
機能してなかったら逮捕者出ないって。
2chで逮捕されてる現実を無視ですか?
>誰か(特に個人)を糾弾する以上、名乗るべき(氏名・連絡先等)と私は思ってます。行動に対する責任はきちんと取れと。
匿名のネット利用者を糾弾している貴方は何で名乗ってないの。
相手が匿名なら名乗らなくても良いわけですか?
>鬼の首をとったかのように既存メディアに対し非難轟々だけれども、彼らはそれに代わってどれほどの事ができるのか?と思います。
政治家を非難しているマスコミは政治家に代わってどれほどのことができると思いますか?
この言い回しだと誰も何も非難できなくなりますよ。
実名出しても「代わりにやってみろ」と言われたらそれで終わりです。
>根拠もまともに提示できないケースも多々見受けられます(在日・嫌韓・過去の戦争等・既存メディア叩き等)
具体例を提示して下さい。
>既存メディア全体とネット世論全体の分別を比べると明らかに前者が優れています。
既存メディアは情報網が優れているという点で認めることはできますが、分別ができているかどうかは別じゃないですかね。
どのような根拠を基に優れていると判断したんですか?
嘘を嘘と見抜けない、情報すべてを真実だと思う人、こんな人は今の情報化社会を騙されずに生き抜くことは難しいでしょうね。
Comment by kk — 2007年4月16日(月曜日) @ 22時46分01秒
>71
>匿名のネット利用者を糾弾している貴方は何で名乗ってないの。
>相手が匿名なら名乗らなくても良いわけですか?
投稿された方の内容を読めば、『誰か(特に個人)を糾弾する以上』と、なっておりますように、特定の方を糾弾する場合のことではありませんか?
>嘘を嘘と見抜けない、情報すべてを真実だと思う人、こんな人は今の情報化社会を騙されずに生き抜くことは難しいでしょうね。
嘘も真実もごちゃ混ぜに発信されているのは、インターネットの世界のことでしょうか?
Comment by syoushimin — 2007年4月17日(火曜日) @ 16時25分16秒
KKさん
ある程度他の方からの横槍は予測していたのですが、できれば控えてもらえませんか。私もすべてに対応できるほど時間を割くことができません。その上であえて返答しますが、話を続けるつもりはありませんのでご了承ください。
>これは日本の政治、日本そのものでしょ。
「お前らだってやってるんだから偉そうに言われる筋合いがない」という理屈をよく見かけますが、、ハッキリ言えば「精神的に子供」です。法の抜け穴があるからと屁理屈こねて支払わない管理者も同じ。給食費問題も同じ。自分の非を棚上げして「他の人(件)も問題あるから、やってもいい」という思考は心情的には理解できるが大人のやり方ではない。低下気味のモラルを更に悪化させるだけのとても許容できない行為です。
社会に問題があるなら、運動などを起こせば言い訳です。都合が悪くなったら「他者もやってる」という言い逃れは大人の対応ではありませんよ。
>機能してなかったら逮捕者出ないって。2chで逮捕されてる現実を無視ですか?
>逮捕者が出てるのは知ってますが氷山の一角ではないですか?
2ch被害者からすれば相当数居るはずで結局、1つ1つ追うのは現実的に難しい部分があるようです。
>匿名のネット利用者を糾弾している貴方は何で名乗ってないの。
>相手が匿名なら名乗らなくても良いわけですか?
特定の個人ではなく社会現象(集団)に対して批判しているわけです。特定の個人情報を晒しているわけではないですしね。それに名乗らない匿名者に名乗るなんておかしな話ではないですか?更に話を加えれば名乗らない匿名者が個人の情報を勝手に晒してたのですよね?
互いが匿名な状態であればまだしも、一方の匿名者が他の匿名(または特定者)の個人情報や日常生活を暴露し糾弾する行為が社会的に認められる可能性は
極めて低いと思ってますがいかがでしょうか。
>具体例を提示して下さい。
具体例は言いませんよ。私を特定されたくないですからね。しかし、ネット上の世論調査などでも一般の世論との隔たりもありますし
ttp://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000004424
一例ですが上のような意見もあるわけです。
これはアンケート作成者側の問題(説明が中立でない、下手)もあれば隔たった考えを持つ人達の組織票などもあります。結果的に既存メディアが行う世論調査以上に胡散臭さがつきまとっています。
また、例えば在日関連の話で少しでも擁護したり、根拠が無くおかしくないか?という反論をすれば在日扱いにされたり、何かの犯罪について情報源はどこにも無いのに、憶測で在日の仕業扱いにしたり、ただの罵り合いになることもしばしば。あまりにも子供じみた感情論で支配されている為、ネット世論がまともではないと感じます。
>どのような根拠を基に優れていると判断したんですか?
匿名は小学生でも誰でも参加できます。また、既存メディアとは違い社内や放送に対するルールも無く各々が自己の判断の元、好き放題に情報発信ができます。
極端な話、私怨で適当な情報発信さえできます。
匿名全体を「ひとくくり」として考えた場合、これのどこに分別が存在するのでしょうか??
既存メディア以上に優れた匿名Aさんが居たとしても、好き放題垂れ流す匿名Bさんが居れば、匿名全体としてみた場合分別が無いと言われても仕方ないでしょう。
既存メディアは独断での行動はほぼ許されないはずで社員同士が相互監視・抑止力にもなりえます。匿名(誰でもなれる)よりも情報の取り扱いには分別があると思うのが自然ではないでしょうか?子供でも匿名に参加できる以上、逆に同等と言える理由が見当たりません。
>嘘を嘘と見抜けない、情報すべてを真実だと思う人、こんな人は今の情報化社会を騙されずに生き抜くことは難しいでしょうね。
私はそのことよりも、、既存メディア嫌いが行き過ぎ感情論に支配されたネットの情報(世論)だけを盲目的に信じる人の方がよほど怖いです。一種の宗教的怖さを感じます。
逆にネットって何も問題ないと思ってるのでしょうか?
Comment by won — 2007年4月18日(水曜日) @ 08時01分30秒
>72
特定の方ってのはどういった人間を指すんだろうね。
個人(実名)限定だと既存メディア(企業)を匿名で叩くぶんには名乗らなくても問題ないってことになる。
>嘘も真実もごちゃ混ぜに発信されているのは、インターネットの世界のことでしょうか?
現実の世界は真実だけが発信されていると考えているの?
Comment by kk — 2007年4月19日(木曜日) @ 01時52分00秒
拝見していて、一部に論より何とかの典型例を見た気がします。
>74
>現実の世界は真実だけが発信されていると考えているの?
同じ仕組みの中ならともかく、73にあるように、「逆にネットって何も問題ないと思ってるのでしょうか? 」。
現実(リアル)の世界と電子(バーチャル)の世界が同じ土俵の上に立ったときに論じることが出来るような気がします。
根本的に自らの責任で情報を発信すること無く、情報発信媒体としてのコンテンツを提供するだけのバーチャルの世界では、「嘘を嘘と見抜けない・・云々」とあるように嘘の情報があることを認めている媒体提供者や情報発信者がいるような世界だと言うことを教えてくれるような展開を見させていただきました。
Comment by syoushimin — 2007年4月22日(日曜日) @ 00時24分03秒
>74
話を続ける気が無いのにわざわざ返答するのか?
よくわからん人だね。
>「お前らだってやってるんだから偉そうに言われる筋合いがない」〜略〜「精神的に子供」です。
そりゃ同じことやってる奴から批判されたく無いわw
>逮捕者が出てるのは知ってますが氷山の一角ではないですか?
刑事は大概逮捕されるな。民事は強制力無いからやってないだけだろ。管理者がやるのは個人情報削除するぐらい。
被害者の数なんて名乗らないとわかるわけ無いし。
>特定の個人ではなく社会現象(集団)に対して批判しているわけです。
現象と集団を同列扱いかよ。
つまり特定の集団(人の集まり)に対して批判してるわけ?
>それに名乗らない匿名者に名乗るなんておかしな話ではないですか?
誰かさんが言ってなかったっけ?人を糾弾するなら実名でやってみろとか何とか。
貴方は特定の人物に対して大人の対応では無いとか批判だか糾弾だかしてるように見えるけど?
>具体例は言いませんよ。
根拠もまともに提示できないケース例だな、こりゃ。
>既存メディアは独断での行動はほぼ許されないはずで社員同士が相互監視・抑止力にもなりえます。
社長(強者)に対してヒラ(弱者)が十分な抑止力になるわけねーだろ。
>情報の取り扱いには分別があると思うのが自然ではないでしょうか?
だったら既存メディアが捏造記事流したのをどう説明する。あれも分別?
>匿名全体を「ひとくくり」として考えた場合、これのどこに分別が存在するのでしょうか??
既存メディアをひとくくりとして考えた場合、どーゆー分別が存在するんだ??
大手メディア以上に優れた中小メディアが居たとしても、好き放題垂れ流す大手メディアが居れば、メディア全体としてみた場合分別が無いと言われても仕方ないのでは?
>既存メディア嫌いが行き過ぎ感情論に支配されたネットの情報(世論)だけを盲目的に信じる人の方がよほど怖いです。
既存メディアのみ盲目的に信じる人間と同レベル。
>逆にネットって何も問題ないと思ってるのでしょうか?
ネットに問題が無いとかど〜やったら読み取れるのか教えて欲しいね。
横槍入れたらネット信者扱いか?
Comment by kk — 2007年4月24日(火曜日) @ 01時42分28秒
ヤフーの別所直哉氏は2ちゃんねる信者で、管理人の西村博之氏を崇拝しているとも言われてますが、2ちゃんねるのような極めて無責任なサイトがあることはヤフーにとっても利益を生むんですね。いまの熾烈を極める検索エンジン競争では誹謗中傷など問題のあるものをも含めて表示できるようにしていかないとライバル社に負けてしまいます。
2ちゃんねるの内容を検索結果として表示することで、ヤフーは全くリスクを負うことなく個人情報、誹謗中傷に関するアクセスを検索エンジンという窓口から獲得できます。さらには個人情報、誹謗中傷が検索できるというとで、性能が高い検索エンジンを使っているという評価をヤフーが獲得できるのです。
情報価値は、より危ない情報のほうが一般的には高くなってしまいます。2ちゃんねるに法的リスクを押し付けて、ノーリスクで甘い果実(アクセス数)を稼ぐには西村博之氏のような人間が必要なのです。
Comment by 鈴木 — 2008年3月4日(火曜日) @ 17時21分28秒
これまでに掲載されたコメントを読んでから「ネット君臨座談会」の記事を読みましたが、これまでのコメントに書かれた批判とは大きく異なり、座談会では意義深い発言が多かったのではと感じました。
柳田氏が言うように、現在、ネット上での被害者を救済する、あるいは被害者を防ぐ、という取り組みは非常に遅れているのではないかと思います。
一つ批判するとすれば、佐々木氏の「炎上しないネット空間」として「ミクシィなどのSNS」を挙げていますが、「新しい技術がネット問題を解決する」と受け取れました。
ミクシィなどのSNSで被害者は出ていないのでしょうか?
ミクシィでの書き込みを見ると、2ちゃんねると同じような発言が多くあり、また炎上してトピックやコミュニティが閉鎖される事態も起きているようです。
Comment by 時の河 — 2008年4月17日(木曜日) @ 11時45分46秒